森山直太朗のデビュー20周年アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の劇場公開が決定。『森山直太朗20thアニバーサリーツアー「素晴らしい世界」in 両国国技館 <映画>「素晴らしい世界は何処に」』と題し、10月に全国4カ所で公開される。本作は、総動員数12万人、計107本(国内102本、海外5本)、キャリア最大規模のツアーとなった『素晴らしい世界』の国内最終公演である東京・両国国技館単独公演の模様を完全収録した映像商品を映画として新たに再編集したもの。11月6日(水) にBlu-rayとDVDで発売される映像商品は、自身初の両国国技館単独公演で満員御礼となった8,000人の観客を前に披露した全19曲が余すところなく収録されるほか、約2年にわたる107本のツアーのドキュメンタリーも特典映像として収録。まさにツアー『素晴らしい世界』を丸ごと体験できる作品となっている。映像商品同様、この映画も数々のミュージックビデオや音楽ドキュメンタリー映画などを手がけている番場秀一が監督を担当。さらに、森山が登壇する舞台挨拶付きの上映回も用意されている。チケットは本日9月6日(金) より受付がスタートしている。『森山直太朗20th アニバーサリーツアー「素晴らしい世界」in 両国国技館』トレーラー映像<作品情報>森山直太朗20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館 <映画>「素晴らしい世界は何処に」2024年10月5日(土) 大阪・なんばパークシネマ開場15:00/上映開始15:302024年10月6日(日) 京都・MOVIX京都開場15:00/上映開始15:302024年10月26日(土) ユナイテッド・シネマ豊洲開場15:00/上映開始15:302024年10月27日(日) ユナイテッド・シネマ浦和開場15:00/上映開始15:30指定席 2,500円(税込)オフィシャル先行:9月16日(月・祝)23:59まで()<リリース情報>森山直太朗20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館2024年11月6日(水) リリース『森山直太朗20th アニバーサリーツアー「素晴らしい世界」in 両国国技館』商品画像●初回生産限定盤Blu-ray(2枚組):9,900円(税込)●初回生産限定盤DVD(3枚組):9,570円(税込)※Blu-rayはDolby Atmos仕様【仕様】・クロス貼三方背BOX 仕様・「素晴らしい世界辞典」ブックレット・特製ディスクホルダー【Blu-ray収録内容】■Disc1森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館1. 生きてることが辛いなら2. 青い瞳の恋人さん3. 花4. ラクダのラッパ5. papa6. アルデバラン7. することないから8. 愛し君へ9. 生きとし生ける物へ10. 君のスゴさを君は知らない11. すぐそこにNEW DAYS12. Nonstop Rollin’ DOSA13. boku14. あの海に架かる虹を君は見たか15. バイバイ16. 素晴らしい世界17. さくらEN-1. ロマンティークEN-2. どこもかしこも駐車場■Disc2森山直太朗20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』ドキュメンタリー「素晴らしい世界史」【DVD収録内容】■Disc1森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館1. 生きてることが辛いなら2. 青い瞳の恋人さん3. 花4. ラクダのラッパ5. papa6. アルデバラン7. することないから8. 愛し君へ9. 生きとし生ける物へ■Disc210. 君のスゴさを君は知らない11. すぐそこにNEW DAYS12. Nonstop Rollin’ DOSA13. boku14. あの海に架かる虹を君は見たか15. バイバイ16. 素晴らしい世界17. さくらEN-1. ロマンティークEN-2. どこもかしこも駐車場■Disc3森山直太朗20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』ドキュメンタリー「素晴らしい世界史」特設サイト:公式サイト:
2024年09月06日森山直太朗のデビュー20周年を記念したアニバーサリーツアーの模様を完全収録した映像作品「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」が、11月6日(水) にリリースされる。本作には、ツアーファイナルとなる3月16日に開催された自身初の両国国技館単独公演のライブ映像で、アンコールを含む全19曲を収録。また、特典映像として「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』ドキュメンタリー「素晴らしい世界史」」も収録。インディーズ時代にライブ活動を行なっていた吉祥寺曼荼羅でのツアー初日から、最終公演となった台北公演までの約2年、107本にわたったアニバーサリーツアーを記録したドキュメンタリー映像となっている。両国国技館映像と107本のツアードキュメンタリーのどちらも、数々のミュージックビデオや音楽ドキュメンタリー映画などを手掛ける番場秀一が監督。独特でリアリティ際立つ、番場ならではの映像作品となっている。本日公開された特設サイトでは、映像作品の一部がトレーラーとして公開されている。オフィシャルサイトでの先着購入特典は、直筆サイン入り実寸手形色紙。森山の実寸の手形に本人が1枚1枚サインを手書きでいれたものが付属する。さらに、11月からはファンクラブ限定で本人が参加する上映会が開かれる予定だ。そのほか、本日9月2日(月) 21時に森山直太朗本人によるインスタライブが開催されることも発表された。インスタライブは、森山直太朗 Instagramアカウントにて21時ごろから開催される。「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」トレーラー映像<リリース情報>「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」2024年11月6日(水) リリース【Blu-ray (2枚組) 】9,900円(税込)〈初回生産限定盤〉【DVD (3枚組) 】9,570円(税込)〈初回生産限定盤〉※Blu-rayはDolby Atmos仕様【仕様】・クロス貼三方背BOX仕様・『素晴らしい世界辞典』ブックレット・特製ディスクホルダー【Blu-ray収録】■Disc1「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」01. 生きてることが辛いなら02. 青い瞳の恋人さん03. 花04. ラクダのラッパ05. papa06. アルデバラン07. することないから08. 愛し君へ09. 生きとし生ける物へ10. 君のスゴさを君は知らない11. すぐそこに NEW DAYS12. Nonstop Rollinʼ DOSA13. boku14. あの海に架かる虹を君は見たか15. バイバイ16. 素晴らしい世界17. さくらEN-1. ロマンティークEN-2. どこもかしこも駐車場■Disc2「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』ドキュメンタリー「素晴らしい世界史」」【DVD収録】■Disc1「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」01. 生きてることが辛いなら02. 青い瞳の恋人さん03. 花04. ラクダのラッパ05. papa06. アルデバラン07. することないから08. 愛し君へ09. 生きとし生ける物へ■Disc2「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」10. 君のスゴさを君は知らない11. すぐそこに NEW DAYS12. Nonstop Rollinʼ DOSA13. boku14. あの海に架かる虹を君は見たか15. バイバイ16. 素晴らしい世界17. さくらEN-1. ロマンティークEN-2. どこもかしこも駐車場■Disc3「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』ドキュメンタリー「素晴らしい世界史」Blu-ray / DVD特設サイト:<配信情報>森山直太朗インスタライブ2024年9月2日(月) 21:00ごろスタート予定オフィシャルサイト:
2024年09月02日俳優の神木隆之介が主演を務める、10月期のTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜後9:00)に山本未來が出演することが決定した。本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントを繰り広げる。土屋太鳳演じる百合子の母・寿美子を演じるのは山本未來。寿美子はとある出来事をきっかけに心身のバランスを崩し、百合子との間に溝ができている。
2024年08月25日第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」で正式上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭2024長編コンペティション部門出品の『化け猫あんずちゃん』。この度、森山未來がまるで猫そのもの(!?)な動きで“猫”を体現する、毛繕いする“あんずちゃん”の比較動画が解禁となった。猫のような人間のような、そのキュートな佇まいと動きでSNSでも話題沸騰の化け猫のあんずちゃん。実際に役者が演じた映像をトレースしてアニメーションにするロトスコープという制作手法が用いられた本作では、あんずちゃんの声と動きを森山が担当。先週末に公開が始まると、「リアルさがある」「人間味を感じるアニメーション」「滑らかかつ自然な動き」とSNS上でも感想が溢れ、キャラクターの活き活きとした芝居も話題を集めている。37歳のあんずちゃんは原付に乗って移動、按摩のバイトに出かけおじさんさながらだが、化け猫なのでもちろん猫ならではの動きも絶賛されている。この度解禁となったのは、あんずちゃんが毛繕いをするシーンの比較動画。まるで本物の猫のような森山のしなやかな動きに注目。森山の柔軟性がふんだんに活かされ、“化け猫”役に説得力を持たせる表現力に圧倒されるシーンとなっており、一心不乱に毛繕いする森山とあんずちゃんのシンクロする表情も見もの。ほかにも森山は、ジャンプをしたり部屋を駆け回ったりと、劇中のあんずちゃんの猫のような俊敏な動きを実際に演じている。『化け猫あんずちゃん』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年07月26日幼い頃に自分と母を捨てた父・陽二が、久々に会うと認知症で別人のようになっていた。父の再婚相手の直美は行方不明で、息子の卓(たかし)は、残された手紙やメモからふたりの間に何があったのかを辿っていく。ヒューマンドラマにサスペンス的な要素も加えた映画『大いなる不在』。昨年から世界の映画祭で上映され話題を呼んでいるが、本作で父子を演じたのが森山未來さんと藤竜也さん。こぼれ落ちた記憶を辿るサスペンス・ヒューマンドラマ。写真右・藤竜也さん、左・森山未來さん藤竜也(以下、藤):撮影に入る前に森山さんが舞踏をされていらっしゃるのを拝見したんですけれど、大谷翔平さんみたいに何刀流もされているなんて素晴らしいですよね。隔世の感があります。そんな素晴らしい役者さんとお仕事ができて楽しいですね。森山未來(以下、森山):藤さんが今回の映画の現場のことを“居合”という言葉で表現されていたんです。映画は舞台のように一緒に時間を共有するということが撮影の日までほぼないですし、今回は監督にもその場で生まれるものを撮りたいという意図があったようで。藤さんと現場で言葉を多く交わすことはなかったですが、ある種、映画の現場だからこそのヒリヒリ感みたいなものを浴びさせてもらいました。藤:人間の感情ってとても複雑で、端的な言葉で表現できるものではないんですよね。私たちの職業って不思議で、ディスカッションしたりすればするほど言葉に縛られてしまうんです。でも、たとえば森山さんがちょっと視線を下げてぐっと上げる一瞬でも、小説で10ページや20ページ費やすようなものが表現できちゃったりする。それぞれが培ってきた経験を持ち寄って、役として対峙すれば、言葉はいらないんです。そういう意味で森山さんとは楽しく仕事ができましたね。――印象的なシーンについて伺うと、「陽二さんがそこにいるだけで、私はいませんでしたから」と藤さん。藤:陽二さんがたっくん(卓)と話している間、ふたりの成り行きを、上の方から見守っている感覚でした。森山:まさに現場はそんな空気感でした。しかも僕が対峙した陽二さんは記憶がかなり断片的で、次に何を言い出すかもわからないし、それが嘘か本当かもわからなくて。とにかく翻弄されていたというか、この人の話のどこまでが本当なのかずっと見定めようとしていた気がします。――映画は、掘り返されていく過去が断片的に挟み込まれて進んでゆく。森山:最初に脚本を読んだときには、卓という人がこの状況をどう認識して反応しているのかが掴みづらくて、監督の近浦(啓)さんとかなり話させてもらいました。脚本自体、近浦さん自身の経験に紐づいている部分があったので、実際に認知症のお父さんに会ったときのことや、父子の関係値、そういったことを話している監督自身の様子など、それらから少しずつヒントをもらって、役を積み上げていった感じです。藤:私自身も日々老いと向き合っているわけで、シンパシーを感じましたし、人生の末期に迷宮に入り込んでしまった人間というのをわりとすんなり掴むことができた気がします。妄想を話す場面も、陽二の中では実際に起きたことなわけですから、話しているうちに本当にボロボロ涙が出てきちゃったりして。森山:物理学者でロジックの世界の中で生きてきた陽二さんが、言葉や記憶を剥ぎ取られていく中で、コアにある他者への求めが剥き出しになっていく。そういう人間の根源的な部分を感じさせる作品ですよね。藤:怖いし感動もあるし、この映画を観終わった後の不思議な感覚を、ぜひ味わってほしいですね。『大いなる不在』森山未來と藤竜也が初共演を果たした注目作。トロント国際映画祭やサンフランシスコ国際映画祭など国外の映画祭でも高い評価を得ている。監督/近浦啓出演/森山未來、真木よう子、原日出子、藤竜也ほか全国公開中。©2023 クレイテプスふじ・たつや1941年生まれ、神奈川県出身。近年の主演作に、映画『それいけ!ゲートボールさくら組』『高野豆腐店の春』などがある。また、本作で、サン・セバスティアン国際映画祭コンペディション部門最優秀俳優賞を受賞。もりやま・みらい1984年生まれ、兵庫県出身。俳優として活動する傍ら、ダンサーとして国内外で公演をおこなうほか、神戸に設立したアーティスト・イン・レジデンス神戸の運営にも携わるなど多岐に活動。近作に映画『ほかげ』『i ai』など。ジャケット¥66,000ロングシャツ¥55,000(共にBED j.w. FORD/BIRTHLY CO.,LTD. TEL:03・6455・5095)※『anan』2024年7月24日号より。写真・兼下昌典スタイリスト・杉山まゆみヘア&メイク・須賀元子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年07月19日今回、ご紹介するのは、映画『化け猫あんずちゃん』。いましろたかし氏原作の『化け猫あんずちゃん』をアニメーション映画化した作品です。化け猫あんずちゃん役を演じた森山未來さんと、山下敦弘監督にお話をうかがいました。「これまで観たことのないアニメーションです」左から、森山未來さん、山下敦弘監督【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 195映画『化け猫あんずちゃん』の原作は、いましろたかし氏による同名タイトルの人気コミック。このたび、日本の芸術分野をけん引する才能が集結し、本作をアニメーション映画化しました。本作をアニメーション映画化したのは、ふたりの監督。短編アニメーション『Airy Me』で鮮烈なデビューを飾り、国内外にて受賞。アニメーション・イラストレーター・漫画家と各方面から熱い支持をうける気鋭のクリエイター、久野遥子監督。そして、『カラオケ行こ!』(2024年)の大ヒットも記憶に新しい、長年映画ファンから絶大な支持を集める日本映画名手・山下敦弘監督。主演は、俳優だけでなく多岐に渡るジャンルで国内外で唯一無二の活躍を続ける森山未來さん。本作では実写で撮影した映像からお芝居を抽出し、アニメーションにする、ロトスコープという手法を採用。可愛くもどこか現実味のある、いまだかつて観たことがないシーンの数々を生み出しています。森山さんのほか、キャスト(声・動き)に名を連ねているのは、五藤希愛さん、青木崇高さん、市川実和子さん。鈴木慶一さんは出演に加え、本作の音楽も担当。美術監督をアカデミー賞ノミネート作品『レッドタートル ある島の物語』(2016年)で背景を担当したジュリアン・ドゥ・マンさんが務め、アニメーション制作は、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』で知られるシンエイ動画と、フランスのスタジオMiyu Productionsが日仏共同にて行っています。ジャンルや国を超えた才能がタッグを組んだ、前代未聞のアニメーション映画です。ーー出演の経緯を教えてください。森山さん2020年に撮られたパイロット版に出演していたんです。そのときから面白そうな企画だと思っていました。そのパイロット版の監督は山下(敦弘)さん、脚本がいまおかしんじさんで、映画『苦役列車』(2012年に公開された、森山未來さんの主演映画)と同じ座組でした。ーー山下監督が、森山さんを主演に起用した理由は?山下監督シンプルに、森山くんがあんずのキャラクターに合っていると思いました。そして、森山くんはダンスができ、身体能力が高いので、猫の動きに関してもいろいろと相談ができるなと。映画『苦役列車』以来でしたので、久しぶりに一緒にお仕事をしたいという気持ちもありました。森山未來さんーーまた仕事をしたいと思わせる、森山さんの役者としての魅力は?山下監督共同監督の久野さんが「山下さん、森山さんにあまり演技指導しないですよね」とおっしゃっていたんですが、森山くんは“任せられる俳優”なんです。彼は、僕がかりん役の五藤さんに演出している様子を見て、自分はどのように演じたら良いのかわかってくれるような人なんです。たまに、森山くんから猫の動きなどに関して提案や質問を受けて、その場で僕が彼と一緒に考えることもありました。彼は俳優ですが、作り手と一緒に考えることができる人なんです。森山さんあんずちゃんはあまり動かない、脱力系のキャラクターですが、動ける場所を探していたのかもしれません。例えば、障子を破るシーンは、本当は包丁を巻いて刺すだけだったのですが、僕が勝手にバタバタ騒いでやっていました(笑)。僕は猫が好きで、長く猫を飼っているため、知っているのですが、猫は夜行性であることもあいまって、急に直感的にバタバタと動くんですよ。山下敦弘監督ーーロトスコープという手法を採用して、よかったことは?山下監督どんな天候でも時間帯でも後で調整できます。例えば、実写だと、撮影中に車が通ると車は消せませんが、ロトスコープだと背景を変えることができる。現場でのお芝居をきちんと再現できるところもよかったです。森山さん曇りであって欲しいシーンが晴れで撮れちゃうというふうに、天気待ちをすることなく、どんどん撮れるところはよかったですね。山下監督どんどん撮れちゃうので、1日の分量が増えてしまい、今となっては、もっとゆっくり撮ってもよかったなと思っています(笑)。ーー最後に、本作の見どころを教えてください。山下監督最初から最後までロトスコープの手法を用い、現場の音を使って仕上げた唯一無二の作品です。これまで観たことのないアニメーションになっていると思います。音楽も素晴らしくて、本作のMVPは鈴木慶一さんだと思っているほどです。一番年上なのに一番頑張ってくれました。日本の映画界にとっても音楽界にとってもレジェンドです。森山さん本作の背景のイメージは、ボナール(※ピエール・ボナール。19世紀から20世紀に活動したフランスの画家)だそうで。背景の色味が、例えば、緑や空の濃さの質感が違っていて、日本と違う鮮やかさや柔らかさがあり、印象派な感じがおしゃれなんです。山下監督日本の風景なのにヨーロッパの香りがするんです。不思議な印象を受けます。合作としての見え方、感じ方もほかの作品とは違うところへ行けたと思います。ぜひ楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話もし、あんずちゃんのように永遠に生きられるとしたら?「火の鳥(手塚治虫氏による名作漫画『火の鳥』に登場するキャラクター)は、永遠に生きることはロクなことじゃないと言っていました」(森山さん)。「そもそも人間として、永遠には生きたくないです。長く生きていると、どんどん寂しくなっていくだろうし、恐怖しかない。人間ではなく猫だったら、マイペースに永遠に生きてみるのも良いかもしれません」(山下監督)。Information映画『化け猫あんずちゃん』7月19日より、全国公開監督:久野遥子・山下敦弘原作:いましろたかし『化け猫あんずちゃん』(講談社KCデラックス刊)キャスト(声・動き):森山未來、五藤希愛/青木崇高、市川実和子、鈴木慶一、水澤紳吾、吉岡睦雄、澤部渡、宇野祥平制作プロダクション:シンエイ動画×Miyu Productions脚本:いまおかしんじ音楽:鈴木慶一編集:小島俊彦キャラクターデザイン:久野遥子作画監督:石舘波子、中内友紀恵美術監督&色彩設計:Julien De Manコンポジット開発:Guillaume Cassuto撮影監督:牧野真人CG監督:飯塚智香音響監督:滝野ますみ実写制作協力:マッチポイント撮影:池内義浩録音:弥栄裕樹スタイリスト:伊賀大介主題歌:「またたび」佐藤千亜妃(A.S.A.B)プロデューサー:近藤慶一、Emmanuel-Alain Raynal、Pierre Baussaron、根岸洋之製作:化け猫あんずちゃん製作委員会配給:TOHO NEXT©いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会衣装協力:森山未來さんトップス ¥58,000、パンツ ¥32,000(Sasquatchfabrix./Sasquatchfabrix.(dwagraph.)/ )シューズ(frankincense/@frankin_cense1986)写真・鳥羽田幹太文・田嶋真理スタイリスト・杉山まゆみ(森山未來さん)ヘアメイク・須賀元子(森山未來さん)写真・鳥羽田幹太 文・田嶋真理 スタイリスト・杉山まゆみ(森山未來さん) ヘアメイク・須賀元子(森山未來さん)
2024年07月18日ユニフォーム エクスペリメント(uniform experiment)から、写真家・森山大道とのコラボレーションアイテムが登場。2024年7月12日(金)より、ソフショップおよびソフディーラーほかにて発売される。ユニフォーム エクスペリメント×森山大道のコラボシャツ注目は、バックに森山大道によるモノクロ写真がプリントされたシャツ。森山大道の代表作品である《三沢の犬》のを彷彿させる雰囲気を持つ象の頭部の写真は、陰影がはっきりしている写真であるからこそ、バックプリントとして大きな存在感を放つ。ボディには、イギリスの老舗生地メーカー・トーマス メイソン(THOMAS MASON)のブロードクロスを採用したビッグシルエットのレギュラーカラーを採用。ホワイトとネイビーストライプの2色展開となっている。冷たい表情を見せるチェーンの質感を現したTシャツ乱雑に置かれたチェーンを収めた作品がフロントにプリントされたTシャツも見逃せない。そのチェーンの質感は温かみが削がれており、どこか冷たい印象を与える。Tシャツ単体での使用だけでなく、インナーとしても活躍するデザインとなっている。【詳細】ユニフォーム エクスペリメント×森山大道発売日:2024年7月12日(金)取扱店舗:ソフショップおよびソフディーラー(国内正規取扱店)、公式オンラインストアアイテム:・Tシャツ 各15,400円(4種)・シャツ 各39,600円(3種)
2024年07月11日7月19日公開の映画『化け猫あんずちゃん』のヒット祈願イベントが8日、東京・今戸神社で行われ、森山未來、五藤希愛、市川実和子、久野遥子監督、山下敦弘監督らが登場した。化け猫として人間社会に馴染んだあんずちゃんの日常を描いた本作。森山未來が主人公の化け猫の声と動きを担当し、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」で公式上映、アヌシー国際アニメーション映画祭2024では長編アニメーション部門へ正式出品されるなど、公開前から国内外で大きな話題を集めている。そんな本作の公開を間近に控え、この日は招き猫の発祥の地と言われている東京・今戸神社でヒット祈願イベントを実施。キャストと久野監督、山下監督が本殿での祈願を終えた後、本殿を前にして報道陣向けのトークショーを行った。主人公の化け猫・あんずちゃんの声を担当した森山は「パイロット版から数えると2020年に関わらせていただきました。この作品の撮影は2022年で、僕からしたら足掛け4年になります。まさかこんな大きな映画になって招き猫の発祥地でもある今戸神社でお披露目できる日が来るなんて思ってもいませんでした。面白いものですね」としみじみと振り返った。本作は実写で撮影した映像からトレースし、アニメーションにする「ロトスコープ」という手法を採用。撮影現場でしか生まれないお芝居をアニメーションに落とし込んでいる。市川は「現場では稽古みたいな格好で、メイクもしませんでした。衣装もぬいぐるみの猫耳カチューシャと尻尾とベージュのTシャツと短パンでしたよね」と明かし、森山は「(スタイリストの)伊賀大介さんが衣装さんということをすっかり忘れてました(笑)」と苦笑い。続けて森山は「ある種の自主映画感がすごかったですよね。何よりロトスコープで切り取られた動きが映像にトレースされていて、不思議な臨場感があって、観ていると不思議な気分になったし没入感もありました」と作品の出来栄えには自信も。市川も「本当に驚きました。あんずちゃんは点と線で描いたみたいなキャラクターですが、現実感たるや。そのギャップが本当にリアルで、音も実写映画そのままのリアルな感じで、そのギャップで本当にあんずちゃんがいるような感じでした。映像も美しかったです」と絶賛した。注目の子役・五藤希愛は、あんずちゃんが世話をすることになった少女かりんの声を担当している。2年前の撮影から現在は13歳となり、この日は再会した森山や市川から「大きくなったね」と驚かれたという。そんな五藤は撮影当時を振り返り、「森山さんとは初日からご一緒させていただきましたが、木に登るシーンがあって、その時に本当に高い木まで猫みたいに登っていったのをすごいな~と思って見ていました。本当にあんずちゃんだなと思いました」と森山の身軽さに驚いたといい、「試写で観た時、実際に撮影した現場の風景やお芝居の掛け合いや動きをロトスコープ手法を使ってこだわって描かれていることに感激しました。何より私が演じたかりんちゃんをアニメーションとして観られて本当に嬉しかったです」と笑顔を見せていた。映画『化け猫あんずちゃん』は、7月19日より全国公開。
2024年07月08日六甲山観光株式会社(本社:神戸市灘区 社長:寺西公彦)は、2024年8月24日(土)から11月24日(日)まで神戸・六甲山上を舞台に開催する「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」のオープニングイベントとして、2024年8月24日(土)・25日(日)に、招待アーティスト「Artist in Residence KOBE(AiRK)」の運営メンバーである森山未來キュレーションのパフォーマンス作品「Kobe Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE ー山頂でのオープニングパフォーマンスー《秘儀 - GOLD SHOWER》」を上演します。同作品は、フランスを代表する気鋭のダンサー、フランソワ・シェニョーと、生きる伝説の舞踏家、麿赤兒(まろあかじ)によって2020年に制作された「GOLD SHOWER」を、神戸六甲ミーツ・アートのためアレンジしたスペシャルパフォーマンスとなります。新池(トレイルエリア)に展示される川俣正による作品《六甲の浮橋とテラス》を舞台に上演します。音楽にはパーカッションのスティーヴ・エトウ、鳳笙(ほうしょう)の井原季子が参加します。【開催概要】名称:Kobe Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBEー山頂でのオープニングパフォーマンスー《秘儀 ー GOLD SHOWER》開催日:2024年8月24日(土)、8月25日(日)会場:新池(トレイルエリア)アクセス:六甲山上バス「ミュージアム前」停留所から徒歩約1分※その他、公演時間、チケット料金等につきましては後日、HPやSNSでお知らせいたします。《神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond開催概要》【会期】2024年8月24日(土)~11月24日(日)【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)※ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア(一部会場)、風の教会エリアは有料会場関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]【会期】2024年9月21日(土)~11月24日(日)の土日祝の夜間【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園【料金】大人=中学生以上、小人=4歳~小学生 3歳以下無料※上記に大人+800円、小人+400円で「シダレミュージアム」に割引入場できるセット券も販売。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社【特別助成・協賛】神戸市、阪急阪神ホールディングス株式会社【総合ディレクター】高見澤清隆■2024年の取り組みの4つの柱神戸六甲ミーツ・アート2024 beyondでは、昨年に引き続き以下の取り組みに注力します。出展アーティストの充実過去最多となる招待・公募を合わせた60組以上のアーティストの参加を予定しています。国内外から幅広い視点で活動しているアーティストの作品をご紹介します。また、公募作品の募集条件を向上し、より優れた作品を募集・展示します。芸術祭の象徴となる拠点エリアの充実2023年にROKKO森の音ミュージアムに新設した野外アートゾーンをさらに拡充し、会期外でも四季を通じてアート作品を鑑賞できる場を充実させます。トレイルエリアの充実山中の散策路沿いに作品を展示するトレイルエリアをさらに広げ、アート鑑賞の楽しさとともに六甲山の新たな魅力を発掘します。こどもたちがアートに触れ合える機会の創出ワークショップ等を通じて自然の中で子どもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月10日森山未來、藤竜也共演の『大いなる不在』より予告編が解禁された。藤竜也と森山未來が父子役を演じる本作は、2023年9月に開催された第48回トロント国際映画祭のプラットフォーム・コンペティション部門にてワールドプレミアを飾ったのち、第71回サン・セバスティアン国際映画祭でコンペティション部門のオフィシャルセレクションに選出されるなど、各国映画祭で注目を集める話題作。この度解禁されたのは、森山さん演じる卓が、藤さん演じる認知症で別人のようになった父と久々に再会し、父の二転三転する発言に翻弄される姿を捉えた予告編映像。物語は、110番通報の「事件ですか? 事故ですか?」と問いかける警察の音声に対し、父・陽二が「事件です」と答える緊張感漂うシーンから始まる。場面は変わり、卓が父に、行方不明となった義母直美の行方を尋ねると、父は「自殺しましたよ」と飄々と答えるが、果たしてそれは真実なのか…。卓は、真木よう子演じる妻の夕希とともに、父と義母の自宅を訪れ、彼らに何があったのかを探り始めるが、そこに残されていたのは、大量の手紙やメモ。さらに卓は、父を知る人たちから話を聞き、次第に父の人生を辿っていくこととなる。“初めて父の記憶に触れ、私はいま初めてあなたを知りたいと思った”と卓の心情を表すナレーションが流れた後、卓はどんな想いを馳せているのか…。謎めいたストーリーの展開とともに、終始複雑な表情を見せる森山さんと、圧倒的な存在感で「父親」を体現する藤さんの圧巻の演技に惹きつけられる予告編となっている。『大いなる不在』は7月12日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大いなる不在 2024年7月12日よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開©︎ 2023 CREATPS
2024年05月30日森山未來が“あんずちゃん”を演じ、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された映画『化け猫あんずちゃん』が現地時間5月21日にワールドプレミアとなる公式上映が実施。地元カンヌの小学生180人を招待した上映も行われ、スタンディングオベーションが巻き起こるなど盛況を博した。カンヌ国際映画祭に併設されている「監督週間」は、作家性を重視した作品が選出され、世界で活躍する映画監督の登竜門として知られる非常に注目度の高い部門。過去にはソフィア・コッポラ、スパイク・リーやアキ・カウリスマキ、日本人では大島渚、北野武、西川美和らが選出されており、日本の長編アニメーション作品としては高畑勲『かぐや姫の物語』、細田守『未来のミライ』に続く6年ぶりの選出で、久野遥子監督・山下敦弘監督ともに本作で初のカンヌとなった。実写からアニメーションを作り出す手法に注目集まる監督週間のメイン会場であるクロワゼット劇場で2回の上映が行われた。まず、朝8時45分から行われた1回目の上映会は、約800席が満席に。世界中のプレスや映画ファンが訪れ、注目度の高さが伺える盛り上がり。あんずがバイクでやってくる登場シーンでは場内が笑いに包まれた。登壇を前に久野監督は「日本でもまだお客様には観てもらってないのでどんなリアクションがあるかワクワクしています」とコメント。山下監督は「とにかく楽しみ。どんな質問がくるか緊張もしますが難しい映画でもないので(笑)楽しんでもらえていたらいいなと思います」と感想を述べた。上映後に大きな拍手の中、両監督が登壇。俳優による実写からアニメーションを作り出す手法はとても新鮮だったようで司会者からのあんず役・キャスティングについての質問に、山下監督は「森山未來さんは俳優であり、ダンサーでもあるので、身体能力も高い。あんずは、おっさんのダラダラした面もあるが、時に猫らしい動きも表現したくて依頼しました」とキャスティングについて明かした。あんずの魅力について聞かれた久野監督は、本作の創作のタイミングで自身も猫を飼い始めたといい、「猫を見ていると人間が気にしてしまうことに対しては雑だったり、それでも必要な時にそばにいてくれることがある。あんずにもそんな魅力があると思います」と語る。また客席からは、豊かな色彩について、原作がそもそも色彩豊かな作品なのかという質問が。それに対し久野監督は、「原作はモノクロ漫画なため、映画の色味は美術監督と色彩設計を担当されたジュリアン(・ドゥ・マン)さんのアイディアから出た色味で、日本の風景を鮮やかに表現してくれました」と答え、日仏合作で作られた本作ならではの表現について観客も興味深く聞き入る様子がみられた。そして舞台挨拶終了後には両監督が沢山のファンに囲まれ、サインに応じた。1回目の舞台挨拶を終え、久野監督は「皆さん熱心に質問してくださったり、とても嬉しかったです。カンヌですがアニメーションに興味がある方も多いのかなと思いました」と感想をコメント。山下監督は「みんな真面目に観てくれていて嬉しかったですね」と語り、またカンヌ初参加について「僕は昔『山田孝之のカンヌ映画祭』というドラマを作っていた身としては、本当は来ちゃいけないんじゃないかと思ったんですけど(笑)。みんなが憧れるとか、参加した人が興奮したと言うことがよくわかる気がしました」と、カンヌ初参加について改めて語った。あんずの行動、カエルちゃんや貧乏神など、カンヌの小学生に大ウケ「次の回はお客さんと一緒に観るのでとても楽しみです」と久野監督が語っていた14時45分からの2回目の上映では、カンヌ国際映画祭「監督週間」にとっても初の試みとしてカンヌの地元の小学生180人を招待。満席で賑わう場内に呼び込まれると会場は大喝采。山下監督、久野監督どちらも「ボンジュール!」と仏語であいさつし、山下監督は「呼んでもらえたことに本当に感謝しています。僕らも一緒に見るので一緒に楽しみましょう」と話し、久野監督は「日本ではまだ大人の方にしか見てもらっていないので、お子さんたちのリアクションがすごく楽しみです。一緒に楽しみましょう」と挨拶すると、会場はさらに大きな歓声と拍手が。上映が始まると、あんずの登場にはまたもや場内は笑い声につつまれ、あんずの行動や、カエルちゃんや貧乏神といった個性豊かなキャラクターの登場には沢山の子どもたちが大ウケ。大人からも、ときに子どもたちとは違ったポイントで笑い声が沸き起こっていた。そしてエンドロールが始まると場内は割れんばかりの拍手喝采。4分に及ぶスタンディングオベーションが巻き起こり、監督たちはあんずのぬいぐるみと立ち上がると感激の面持ちで場内全体に手を振り返して、声援に応えていた。上映後の囲み取材では観客と一緒に観た感想を聞かれると、久野監督は「お客さんと観ること自体が初めてだったので、映画も初めて観るもののようで染み入りました」と話し、山下監督は「ドキドキしながら見たんですけど、途中からは自分も客になって感動してました。よかったです」と感想を語る。「カンヌでの上映で得た、今後の活動に持ち帰るものは?」という質問に、山下監督は「今年48歳なので、これを20代でくらったら人生狂うかもなという感覚ですが、今は数日したら普通の淡々とした日々に戻るだろうなと思いつつ、でもまたカンヌで上映できたらという可能性がお互いにあるので、これからの決心が変わっていくかなと思います」と回答。久野監督は「私にとっては長編初作品だったので、本当にくらってしまったような気持ちがあります。これはある種ラッキーだと思って、もしこのラッキーが、この景色がまた見れたら嬉しいと思うので、これを糧に頑張りたい」と話し、両監督ともにこのカンヌでの出来事が今後の創作に向けても刺激となった様子。映画を観た観客たちからは、絶賛の声が続々と上がっている。「とても楽しかったです!世界に向けて心を開かせてくれる作品だと思いました」(フランス人・20代男性)、「美しくて心温まる作品でした。カラフルな映像と人間性豊かなドラマが素晴らしく、とても大きなテーマを描いた作品だと思いました」(ロシア人・20代男性)。「美しくて、レトロな雰囲気もある作品でした。現代のアニメとは一線を画しており、古い映画のような精神性も感じました。猫の動きなどディテールが素晴らしかったです」(オランダ人・30代女性)、「子どもと一緒にみた『となりのトトロ』のような日本のアニメーションの伝統を継承して、ファンタスティックな世界を作り上げていました」(フランス人・40代女性)。「色彩のクオリティが高く、デッサンも丁寧でとても良かった。日本のアニメの伝統的なテクニックとオリジナリティが共存していて素晴らしかったです」(フランス人・40代男性)と興奮冷めやらぬ様子。本作は世界最大規模のアニメーション映画祭である「アヌシー国際映画祭 2024」のコンペティション部門にもノミネートされており、6月に久野監督・山下監督が現地を訪れる予定。『化け猫あんずちゃん』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年05月22日森山未來が主人公の化け猫を演じるアニメーション映画『化け猫あんずちゃん』より、予告編とポスタービジュアルが到着。青木崇高、市川実和子ら追加キャストも明らかになった。化け猫のあんずちゃんと少女・かりんが出会い、逃走劇を繰り広げる今回の映像。主題歌は佐藤千亜妃の書き下ろし楽曲「またたび」に決定し、予告編で音源初解禁となった。また、かりんを捨てた父親・哲也を青木さん、かりんの母・柚季を市川さんが演じることが明らかに。ロトスコープ作品初参加の2人は、「あの撮影がアニメーションとどう繋がっているのか、想像すらできていない仕上がりが本当に楽しみで待ち遠しい」(青木さん)、「『あんずちゃん』の世界のような脱力感あふれる現場で、和やかに過ごしていた。アニメでも、その力の抜けたゆるい空気を楽しんで」(市川さん)とコメントしている。さらに、あんずちゃんの育ての親であるおしょーさんを鈴木慶一(ムーンライダーズ)、あんずと運命をかけた勝負を行う貧乏神を水澤紳吾、洞窟に集う妖怪の仲間・たぬきを澤部渡(スカート)が演じ、吉岡睦雄、宇野祥平ら名バイプレーヤーたちも集結。また、劇中の音楽は鈴木さんが担当している。本作のポスタービジュアルは、お寺でのひとときを過ごすあんずちゃんとかりんの1コマと思いきや、地獄も垣間見える。久野遥子監督がデザインし、アートディレクターのJulien De Manが手掛ける鮮やかな色彩と背景が織りなす、珠玉の1枚となっている。『化け猫あんずちゃん』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年05月08日井上道義指揮、森山開次演出により、今年9~11月に全国7都市で新制作上演されるプッチーニ《ラ・ボエーム》(全国共同制作オペラ)。井上や森山、主要キャストらが出席して発表会見が、11日にミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。今年限りで指揮者引退を表明している井上道義。一番の注目はやはり、彼にとってこの《ラ・ボエーム》が最後のオペラになるということ。京都市交響楽団やオーケストラ・アンサンブル金沢はじめ、自身のキャリアにゆかりの楽団・自治体との共演にもなる井上は「感無量」と語った。「よく感無量というが、今回はその言葉を使いたい。人間は歳をとるとダメになる。心温かい人たちは、それを枯れた芸術と言ったりするが、ぼくは自分の一生をどう生きたらいいか考え始めた60年前の中学生の時からそういうのは疑っている。音楽というのは青春の息吹。生きている喜び。《ラ・ボエーム》を選んだのは、今の自分が持っていない青春というものへのあこがれ。人間が、ほとんどいるはずのない神というものを信じようとするように。ぼくは音楽家になりたいと思って指揮者になったわけじゃなく、舞台で一生を終えたいと思った。なぜなら世の中は虚偽に満ちているから。世の中は全部ウソじゃないか。だったら思いっきりウソついて死んでやる。舞台で思いっきり素晴らしいウソを作れたらいい。ぼくがあこがれる演出家や歌手のみんながそれを一緒にやってくれて、こんなにうれしいことはない。人はやめることを自分で決めてよいはず。みなさんもきっと考えると思う。その良い例にしたい」この「全国共同制作オペラ」は、超ジャンルの演出家の起用も特徴のひとつ。オペラ演出経験の有無に関わらず、というより、初めてオペラを手がける演出家を軸に起用することを意図しているように見える。近年の上演にも、野田秀樹(演劇)、笈田ヨシ(俳優)、河瀨直美(映画監督)、矢内原美邦(振付)、岡田利規(演劇)、上田久美子(宝塚)、野村萬斎(狂言)と、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。ダンサー森山開次も、2019年の《ドン・ジョヴァンニ》がオペラ初演出。前回に続いて井上とのタッグで登場となる今回は、演出だけでなく、振付、美術、衣裳も手がける。《ラ・ボエーム》にダンスがどのようにフィットするのかは最大の関心事だ。森山は次のように語った。「無理にダンスを入れる必要はないと、始めに井上さんから言われている。この作品でどういう身体表現ができるだろうか。単なるダンスではなく、いでたちや、たたずまい、仕草というところに身体表現があると思っている。歌とともに躍動する身体、たたずまいを届けたい。また、4人のダンサーが入るので、彼らをどう演出するかは見てのお楽しみ。ダンサーも《ラ・ボエーム》の芸術家の一員に加えさせてもらって、屋根裏部屋で一緒に生活する思いでやっていきたい」また、「ひとつだけ、お客様に視点のフィルターをかけたい」として、「藤田嗣治」という独自の切り口を挙げた。《ラ・ボエーム》が初演された時代に、物語の舞台であるパリで活躍した日本の画家(のちにフランスに帰化)。「日本人から見た視点。藤田嗣治という日本人画家がフランスに行き、フランスの一員となっていく。画家であるマルチェッロ役にその藤田の視点を掛け合わせることで、違う視点が生まれる。パリを見る私たちの視点。どんなことが可能なのか、いろいろ相談しながら作り上げていきたい」舞台模型ちなみに今回の公演のチラシやポスターなどのビジュアルに使われているのは森山の画。会見場に置かれていた舞台模型も、森山自身の手で製作したものだそう。多才。会見に出演した歌手はミミ役の高橋絵理(ソプラノ)、ロドルフォ役の工藤和真(テノール)、ムゼッタ役の中川郁文(ソプラノ)、マルチェッロ役の池内響(バリトン)の4人。それぞれの役をイメージした服装でというドレスコードがあったそうで、高橋は自分で編んだショールを羽織り、中川は華やかな赤のワンピースで出席したが、ひときわ目を引いたのは池内。髪型まで含めて森山の語った藤田嗣治そっくりに寄せてきた。「全国共同制作オペラ」は、単独では予算的にも事業規模的にも実現困難な大規模なオペラ・プロダクションを、全国の劇場や自治体が力を合わせて制作しようというプロジェクト。今年は7つの劇場が参加して行なわれる。上演予定は以下のとおり。ミミ、ムゼッタ、コッリーネ、ショナールの4役はダブル・キャスト。開催地ごとに地元のオーケストラ・合唱が出演する。取材・文:宮本明※高橋絵理の「高」はハシゴダカです。全国共同制作オペラプッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(画:森山開次)全4幕/イタリア語上演/日本語・英語字幕付き/新制作■チケット情報()9月21日(土)・23日(月・休)東京芸術劇場コンサートホール(管弦楽:読売日本交響楽団)9月29日(日)名取市文化会館大ホール(管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団)10月6日(日)ロームシアター京都メインホール(管弦楽:京都市交響楽団)10月12日(土)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール(管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団)10月19日(土)熊本県立劇場演劇ホール(管弦楽:九州交響楽団)10月26日(土)金沢歌劇座(管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢)11月2日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール(管弦楽:東京交響楽団)
2024年04月23日いましろたかしの漫画をアニメ映画化した『化け猫あんずちゃん』が、2024年7⽉19日(⾦)に全国公開。主演は森山未來、久野遥⼦と⼭下敦弘がW監督を務める。いましろたかしの漫画「化け猫あんずちゃん」アニメ映画に映画『化け猫あんずちゃん』は、いましろたかしの漫画を原作とするアニメ映画だ。主⼈公は化け猫のあんず。子猫の時に拾われて以来、10年、20年と時が経ち気が付けば37歳に。なんと、人の言葉も喋れるようになっていた化け猫・あんずと、あんずを拾ってくれた和尚の孫にあたる11歳の少女・かりんを取り巻く物語を描く。実写映像をトレースしてアニメ化「ロトスコープ」特徴的なのは、イラストからアニメーション化する従来の方法とは異なり、実写で撮影した映像からトレースし、アニメーションにする「ロトスコープ」という⼿法を採⽤している点だ。さらに、従来は⼈間の動きをリアルにアニメーション化するために用いられる「ロトスコープ」を、撮影現場でしか⽣まれない「芝居」を落とし込むために使っている。また、セリフも実写で撮影する際に同時録音したものを採用しており、「ロトスコープ」ならではの生き生きとした動き・表情をアニメーションに投影している。森⼭未來が主演、あんずちゃんの“声と動き”を担当主人公のあんずちゃんを演じるのは、『ボクたちはみんな⼤⼈になれなかった』『ほかげ』『シン・仮⾯ライダー』など数々の話題作に出演してきた森⼭未來。実写映画同様に動き話す森⼭未來の姿をベースにしつつ、アニメーションで表現されたあんずちゃんの愛らしくもリアルな姿に注目だ。映画『化け猫あんずちゃん』キャラクター紹介主人公・あんず…森⼭未來寺の和尚に拾われ、大切に育てられた現在37歳の化け猫。⼈間の⾔葉を話し、⼈間のように暮らしている。原付で移動し、按摩のアルバイトをしている。かりん…五藤希愛哲也の11歳の娘。和尚とケンカした父に置き去りにされてしまい、あんずが世話をすることに。大人の前では猫をかぶっている。「母さんの命日に戻ってくるから」という哲也の言葉を信じて待ち続ける。哲也…青木崇高かりんの父。和尚との親子喧嘩の末ずっと行方知れずだった。柚季…市川実和子かりんの母。おしょーさん/音楽…鈴木慶一あんずちゃんの育ての親。雷の鳴る豪雨の中、段ボールの中で鳴いている子猫だったあんずを見つけ、大切に育てる。貧乏神…水澤紳吾閻魔大王…宇野祥平久野遥⼦、⼭下敦弘がW監督に監督は⼭下敦弘、久野遥⼦がWで担当。映画撮影そのままの撮影を敢行する“実写班”を『天然コケッコー』『カラオケ⾏こ︕』などを手掛けてきた⼭下敦弘が主に担い、映像や音声をもとに芝居から抽出するエッセンスを吟味し、アニメーションを構築する過程は、『映画クレヨンしんちゃんシリーズ』やTV アニメ『宝⽯の国』の久野遥⼦が中心となって担っている。日仏合作でアニメーション制作また、アニメーション制作は『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』、映画『窓ぎわのトットちゃん』などを手掛けたスタジオ「シンエイ動画」と、新進気鋭のフランスのスタジオ「MIYU プロダクション」がタッグ。長編としては初めて、日仏合作でアニメーションを制作した。カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出なお、映画『化け猫あんずちゃん』は第77回カンヌ国際映画祭において作家性を重視した作品を選ぶ「監督週間」に選出。公式上映される。⽇本の⻑編アニメーション作品としては⾼畑勲の『かぐや姫の物語』、細⽥守の『未来のミライ』に続く6年ぶりの選出となる。映画『化け猫あんずちゃん』あらすじ子猫の頃に寺の和尚に拾われ、大切に育てられた「あんず」は、おかしなことに10年・20年経っても死ななかった。30年たった頃に、いつしか⼈間の⾔葉を話すようになり、⼈間のように暮らす「化け猫」になっていた。そんなあんずちゃんの元へ、親⼦ゲンカの末ずっと⾏⽅知れずだった和尚さんの息⼦・哲也が11歳の娘「かりん」を連れて帰ってくる。しかしまた和尚とケンカし、彼⼥を置いて去ってしまう。⼤⼈の前ではいつもとっても“いい⼦”のかりんちゃん。あんずちゃんはしぶしぶ⾯倒をみるのだが、どうも⼀筋縄ではいかない気配。一方、哲也の言葉を信じて待ち続けるかりんだが、一向に哲也が帰ってこない。母親の墓に手を合わせたいというささやかな望みさえ叶わないかりんは、あんずに「母さんに合わせて」とお願いをする。このたった一つの願いが、土俵際の逃走劇のはじまりだった。【作品詳細】映画『化け猫あんずちゃん』公開日:2024年7⽉19日(金)監督︓久野遥⼦、⼭下敦弘脚本︓いまおかしんじ〈キャスト(声・動き)〉出演︓森⼭未來、五藤希愛、青木崇高、市川実和子、鈴木慶一、水澤紳吾、澤部渡、吉岡睦雄、宇野祥平主題歌:佐藤千亜妃「またたび」原作︓いましろたかし「化け猫あんずちゃん」(講談社 KC デラックス 刊)
2024年04月19日森山未來が出演する日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、公式上映されることが決定した。本作は、子猫のときに拾われ、10年たっても20年たっても死なず、気が付けば30年以上生きて人の言葉も喋れるようになっていた化け猫のあんずを主人公にした同名漫画のアニメーション映画化。実写映像をもとに、アニメに描き起こすロトスコープの手法を用いた製作方法でも注目を集める。カンヌ国際映画祭に併設されている部門「監督週間」は、作家性を重視した作品が選出され、世界で活躍する映画監督の登竜門。過去には、ソフィア・コッポラ、スパイク・リーやアキ・カウリスマキ、日本人では大島渚、北野武、西川美和らが選出されており、日本の長編アニメーション作品としては、『かぐや姫の物語』、『未来のミライ』に続く6年ぶりの選出だ。ラインアップ発表会見では「子供、若者、大人、全ての人に向けられた作品で、詩的であり不思議な生き物が登場する作品」と紹介された。本作は、『花とアリス殺人事件』でロトスコープディレクターに抜擢された久野遥子と、『リンダリンダリンダ』『カラオケ行こ!』の山下敦弘のW監督で製作。今回、初のカンヌ国際映画祭への参加に「まさかあんずちゃんがカンヌに連れて行ってくれる化け猫だったとは…!」(久野監督)、「いましろたかしが原作で、いまおかしんじの脚本で、『山田孝之のカンヌ映画祭』というカンヌに怒られそうな番組を作った俺が関わっているのに、なかなかカンヌも懐が深いです」(山下監督)とそれぞれ喜びのコメントを寄せた。また、あんずちゃんの声と動きを担当した森山さんも「おめでとうございます」とメッセージを寄せている。『化け猫あんずちゃん』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年04月16日森山未來、さとうほなみ、永山瑛太、小泉今日子ら実力派俳優が集結、マヒトゥ・ザ・ピーポー初監督、主演・富田健太郎による映画『i ai』(読み:アイアイ)が連日の大盛況を受け、4月5日(金)よりTOHOシネマズ日本橋&川崎での拡大公開が決定。併せて、森山未來と「ウォーターボーイズ」以来18年ぶりの共演となった永山瑛太視点の特別メイキング動画が公開された。ロックバンド「GEZAN」のフロントマンで、音楽以外でも小説執筆や映画出演、フリーフェスや反戦デモの主催など多岐にわたる活動で、唯一無二の世界を作り上げるマヒトゥ・ザ・ピーポーが初監督。第35回東京国際映画祭<アジアの未来部門>に正式出品され話題を呼んだ本作は、マヒト監督の実体験を基に、主人公のバンドマン・コウ(富田健太郎)と、コウが憧れるヒー兄、そして仲間たちが音楽と共に過ごした日々が綴られていく青春映画。今回解禁されたのは、ヒー兄役の森山さんと久我役の永山さんの共演シーンのスチールと、永山さん視点で構成された特別メイキング動画。2021年に撮影された本作『i ai』で、森山さんと永山さんが映像作品で共演するのは、2003年放送のTVドラマ「ウォーターボーイズ」以来、実に18年ぶりとなった。メイキング動画では、とある衝撃的なシーンの撮影準備中に「ほんまにこの20年間やってたことをやってるだけやな」と話しかける森山さんに対し、永山さんが「ここまで強く噛まれた覚えはないけど(笑)」と笑い合う姿や、撮影終わりに抱き合う光景などを収録。動画の中で永山さんは、森山さんとの関係性について「会わない時期もあったけれど、それでもなんで俺らはこうして一緒にいるんだろう?みたいな部分が、そのまま映画のキャラクターになっている」とコメント。一方、マヒトゥ監督は永山さんにオファーした際、“未來と画面の中でもっと殴り合いたい”との希望があったことを明かし、2人について「友情とも違うしライバルとも違うし羨望とも違う、不思議な名前のついていない独特の関係性。そのストーリーに乗るのがおもしろいと思った」と述懐。また、試写を終えた直後に「すごいものが生まれちゃったというか。革新的な何かが生まれたという気がする」と興奮気味に語る永山さんの姿も収められている。さらに劇場公開から約1か月が経ちTOHOシネマズ日本橋&川崎での拡大公開を記念して、4月5日(金)、6日(土)、7日(日)に3日間連続舞台挨拶が決定。TOHOシネマズ日本橋の舞台挨拶では、永山さんが本作の舞台挨拶に初めて登壇する。『i ai』は全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:i ai 2024年3月8日より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて順次公開©STUDIO BLUE
2024年04月04日森山未來が37歳の化け猫に扮する、日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が公開決定。ビジュアルと超特報映像も到着した。雷の鳴る豪雨の中。お寺の和尚さんは段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。その子猫は「あんず」と名付けられ、それは大切に育てられた。だが、おかしなことに10年・20年経っても、死ななかった。30年たった頃、どうした加減なのかいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす化け猫になっていた。移動手段は原付。お仕事は按摩のアルバイト。現在37歳。そんなあんずちゃんの元へ、親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子が11歳の娘・かりんを連れて帰ってくる。しかしまた和尚とケンカし、彼女を置いて去ってしまう。お世話を頼まれたあんずちゃんはしぶしぶ面倒をみるのだが…。本作は、子猫のときに拾われ、人の言葉も喋れるようになった化け猫・あんずを主人公にしたいましろたかしによる漫画を、『カラオケ行こ!』の山下敦弘と『花とアリス殺人事件』にロトスコープディレクターとして参加した久野遥子がW監督を務めアニメ化。実写で撮影した映像から、動きや表情を抽出してアニメーションにするロトスコープの手法を採用しており、山下監督を中心に実写として撮影、その映像を基に久野監督が中心となり、生き生きとしたアニメーションを作り上げる。制作はシンエイ動画と、世界が注目するフランスのMIYUプロダクションが共同する初の長編アニメーションだ。キャスト(声と動き)には、化け猫のあんずちゃんを森山さんが担当。声も撮影時の音声がそのまま本編に使用されており、ほかのアニメーション作品とは違ったリアルなやりとりを生んでいる。森山さんは、「森山の造形はほぼ跡形もなくなるんだな。でもフランス×日本合作の実験的で楽しそうな座組だし、あんずちゃんよろしく、ゆるゆると夏休み気分で行ってみるか!」と忙しいスケジュールをぬって撮影に参加した際の気持ちをふり返っている。また、あんずちゃんと出会い変わっていく少女・かりんを演じるのは、『1秒先の彼』でフレッシュな魅力を発揮した五藤希愛。「森山さんと同じシーンを経験させて頂けたことが、私にとって何よりも大変貴重で、幸せな時間でした。劇場公開がとっても待ち遠しいです」とコメントしている。『化け猫あんずちゃん』は7月、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月22日森山直太朗が、新曲「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」のMusic Videoを公開した。「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」は、NHK総合テレビで放送中のアニメ『オチビサン』の主題歌。公開されたMVには、森山のみならず、楽曲に参加した内田也哉子、ハナレグミ、OLAibiも含めた4人全員が出演している。8ミリフィルムの映像とアニメーションが融合した内容で、4人それぞれを幻想的な映像美で映し出し、まさに歌詞のフレーズにもある“あたらしくて、なつかしい”感覚にさせるような仕上がりとなっている。森山パートの撮影は、新潟県南魚沼市で積雪・極寒の早朝に行われ、スタッフからの「寒いでしょう」という声かけに、本人から思わず「寒くない、痛い」という発言が出るほど、凍てつく寒さの中の撮影だったとのこと。誰もいない幻想的な雪原の世界で、森山がたったひとりで踊る印象的なシーンも見どころだ。森山直太朗「ロマンティーク」MV<リリース情報>森山直太朗「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」配信中森山直太朗「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」ジャケット作詞:内田也哉子 / 作曲・編曲:森山直太朗参加アーティスト:内田也哉子、ハナレグミ、OLAibi配信リンク:森山直太朗『ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi』12インチ・アナログ・レコード盤2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)予約リンク:<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00 / 開演18:00チケット情報:()ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中番組公式サイト:森山直太朗 オフィシャルサイト:
2024年02月16日ドラマ『地球の歩き方』でアートをテーマにタイを縦断した森山未來さん。ガイドブック『地球の歩き方』の編集部から依頼を受けた森山さんが、現地のアーティストに取材するというスタイルをとっている。「ドラマ枠での放送ですけど、ドキュメンタリーとドラマが交ざり合う“モキュメンタリー”という認識で参加しました。ドラマ部分の台本はそこまで固めずに出国したので、どう転がしてどこを最終地点にするのか、現地で監督とギリギリまで話し合いながらの撮影になりました」“タムくん”の愛称で知られる漫画家ウィスット・ポンニミットさんや、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクンさんなど、タイを代表する表現者たちを取材。俳優、ダンサー、アーティストと、ジャンルレスに活躍する森山さんにとって、“アートとは何か”と自身に問いかける旅となったようだ。「観光地にはパブリックアートがあって、そこでいわゆる“映える”写真を撮る旅もあるじゃないですか。しかしアートは人を誘導するための観光資源としてだけではなく、商業や政治運動にも使われ、売買もされる。人間の社会活動とともにアートはあるけれど、なぜ人はアートを求めるのか。そうした本質的なことをこの旅を通じて考え続けましたし、これからも見つめていくことになると思うんですけど、その答えというか、落としどころみたいなものが、ひとまずはこの旅で見つかった気がします。とはいえ、難しいことはさて置き、きれいな景色やおいしい料理にもたくさん出合ったので、番組で楽しんでもらえたら。賑やかな都市・バンコクも、プーケットの景色も、タイ・ビエンナーレが開かれていたチェンライで見た作品も、どれも素晴らしかったですし、食べ物は本当においしかった!どこで何を食べても、やっぱり現地の味が一番なんだなってしみじみ感じました」若い頃から世界各地を旅してきた森山さん。『地球の歩き方』を“お守り”として携えていたそう。「以前は英語もできなかったですし、当然現地の言葉もわからない。インターネットが普及しきっていなかった時期でもありました。右も左もわからない場所で、食べるもの一つとっても、『地球の歩き方』で探していましたし、道に迷ったりぼったくられたりトラブルにあっても、『地球の歩き方』があればなんとかなるという安心感がありました。コロナ禍で売り上げが95%ぐらい落ちたそうですが、ポストコロナで人が旅をするようになり、コラボ本などの展開も含め創刊以来最高の売り上げを叩き出したとか。もともとは沢木耕太郎の『深夜特急』のように、“旅とはなんぞや”という哲学的な思考から始まったそうなんです。今はスマホがあれば情報も地図も何でも調べられるけど、人が『地球の歩き方』を手に取り続ける理由は、そんなところにあるんじゃないかな」そもそも、森山さんが旅を続ける理由とは。「気性的にひとところに定着できないというのがまずあります。幸運にも、仕事でもプライベートでもいろんな場所に行けて、いろんな人に出会えて。この出会いっていうのが大きいんです。旅先で出会った人と制作が始まったこともあるし、カッコいい言い方はしたくないけど、旅が今の自分を作ってくれた感覚があります。そこに行けばあの人に会えるという、今では、人こそが場所になっていて、そういう場所が僕の世界地図の中にマッピングされていってる。それが僕にとっては大切な財産なんです」数々の出会いから、記憶に残っているものを一つ教えてくれた。「昔、思い立ったその日に、どこに泊まるかも決めず、岩手県の花巻に行ったことがあって。着いたら夕方で、ひとまずタクシーの運転手さんにゲストハウスに連れていってもらったんですけど、そこに医者になるつもりで超エリートコースを進んでいたけどドロップアウトして清掃業をしている人がいて、ずっと喋ってました。そしたら翌朝、ゲストハウスの人に『あなたがまともな人でよかった』と言われて。あの時間に飛び込みで来るのは犯罪者か自殺志願者だけだって(笑)。旅はハプニングなんですよ。そろそろエコノミーでの長距離移動はしんどくなってきましたけど(笑)、旅先の出会いがもたらしてくれる新しい刺激に、僕はやみつきなんです」真夜中ドラマ『地球の歩き方』森山さんのタイ編の放送は2月17日まで。以降は、松本まりかさんのサイパン編、森山直太朗さんのニュージーランド編と続く。Leminoで三吉彩花さんの韓国編第1話から最新話まで配信中。毎週土曜、テレビ大阪で24:55~/BSテレ東では24:00~放送中。©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会もりやま・みらい1984年8月20日生まれ、兵庫県出身。5歳からダンスを始め15歳で本格的に舞台デビュー。主な出演作に映画『モテキ』『苦役列車』など。東京2020オリンピック開会式ではパフォーマンスを披露した。※『anan』2024年2月14日号より。インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2024年02月13日森山直太朗の新曲「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」のMusic Videoが2月15日(木) 21時にプレミア公開される。これに先立ち、2月11日(日・祝) 21時から5日間連続でティザー映像が公開されることが決定した。「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」は、NHK総合テレビで放送中のアニメ『オチビサン』の主題歌。文筆家の内田也哉子との共作によりアニメのために書き下ろされた楽曲で、内田に加え、ハナレグミとOLAibiがレコーディングに参加している。また、MVのプレミア公開を森山がカウントダウンするインスタライブが、2月15日(木) 20時30分頃より実施されることが発表された。森山直太朗「ロマンティーク」MV※2月15日(木) 21:00 プレミア公開■2月11日(日・祝)〜14日(水) 21:00より、15日(木) 12:00よりMVのティザー映像を公開森山直太朗 Instagram:<リリース情報>森山直太朗「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」配信中森山直太朗「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」ジャケット作詞:内田也哉子 / 作曲・編曲:森山直太朗参加アーティスト:内田也哉子、ハナレグミ、OLAibi配信リンク:森山直太朗『ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi』12インチ・アナログ・レコード盤2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)予約リンク:<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00 / 開演18:00チケット情報:()ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中番組公式サイト:森山直太朗 オフィシャルサイト:
2024年02月09日森山直太朗の新曲「ロマンティーク」の参加アーティストが発表された。「ロマンティーク」は、現在放送中のアニメ『オチビサン』の主題歌として書き下ろされた楽曲。このたび、作詞を担当した文筆家の内田也哉子に加え、森山のYouTubeチャンネル「森山直太朗のにっぽん百歌」など数多くの共演を果たしたことがあるハナレグミ、そしてパーカッショニストのOLAibiといった3アーティストが参加していることが明らかとなった。また1月31日(水) の配信リリースに先駆け、本日1月9日(火) 正午より各ラジオ局などで音源のフルサイズが解禁されている。<リリース情報>森山直太朗「ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi」1月31日(水) 配信リリース作詞:内田也哉子 / 作曲・編曲:森山直太朗参加アーティスト:内田也哉子、ハナレグミ、OLAibiPre-Add / Pre-Saveリンク:森山直太朗『ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi』12インチ・アナログ・レコード盤2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク feat. 内田也哉子, ハナレグミ, OLAibi■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)予約リンク:<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00チケット情報:()ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中番組公式サイト:森山直太朗 オフィシャルサイト:
2024年01月09日三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が出演する真夜中ドラマ「地球の歩き方」のメインビジュアルが公開された。本作は、「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライターが、現地スポットを自らの足で巡り、その国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく。完成したメインビジュアルは、4人が旅の思い出を一冊のノートにまとめていく、というコンセプトのもと、思い思いの旅スタイルで自分らしく楽しそうに各国をめぐる姿が印象的なものに仕上がった。また、エンディングテーマはハイブリッドロック・バンド「MONKEY MAJIK」の書き下ろしの新曲「The Good Life」に決定。旅を終えて帰国の途に就く者を温かく送り出してくれるような、晴れやかなイントロから始まり、旅先での様々な経験から一回り成長したような晴れ晴れとした気分にさせてくれるさわやかなメロディーが印象的。さらに劇中曲は、冨田ラボ(冨田恵一)が作曲した。「MONKEY MAJIK」は「僕たちの音楽が、この素敵なドラマに花を添えられればと思っています」とコメントし、冨田ラボさんは「舞台となる国が変わり、伴って登場人物、もちろんストーリーも変わる、一種オムニバス形式である。それでいて通底するテイストがしっかりとあるので、共通項と差異を見極めて音楽を作っていくのは初めての経験ながらたいへん楽しかった」と制作をふり返っている。▼真夜中ドラマ「地球の歩き方」ラインアップ・1月13日、20日、27日放送主演:三吉彩花韓国「名物オモニ特集 ソウル~チェジュ島」編・2月3日、10日、17日放送主演:森山未來タイ「現代アートの震源地を特集 バンコク~チェンライ~プーケット」編・2月24日、3月2日、9日放送主演:松本まりかサイパン「七色の海と精霊特集 サイパン島~マニャガハ島~テニアン島」編・3月16日、23日、30日放送主演:森山直太朗 ニュージーランド「キャンピングカーで巡るマオリの聖地特集 オークランド~レインガ岬」編▼第1話あらすじ俳優・モデルの三吉彩花は「地球の歩き方」編集部から芸能人記者による特集ページプロジェクトの依頼を受ける。打ち合わせの結果、行き先は三吉自身がよく訪れている韓国に決定。美容、ファッション、エンタメと人気の高い国で何の特集をするか三吉は悩むが、韓国に到着後、行きつけの姉妹オモニが営む海鮮屋台店に訪れたことで、あるアイディアが浮かび…。真夜中ドラマ「地球の歩き方」は2024年1月13日より毎週土曜日深夜24時55分~テレビ大阪、毎週土曜日深夜24時~BSテレ東・BSテレ東4Kにて放送。Leminoにて1週間独占先行配信。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日森山直太朗の新曲「ロマンティーク」が流れる、TVアニメ『オチビサン』のPV第2弾が公開された。「ロマンティーク」は、文筆家の内田也哉子との共作によるアニメのために書き下ろされた楽曲で、来年1月31日(水) にキャリア初となるドルビーアトモス(空間オーディオ)での配信が決定。また、アナログレコード盤でのリリースも予定している。スタジオカラー製作によるPVはどこか懐かしく、愛おしい気持ちを想起させる「ロマンティーク」が流れ、『オチビサン』の春夏秋冬の〈四季〉とアニメーションがリンクしており、まだ放送されていない秋編・冬編のシーンも映し出される。アニメ『オチビサン』PV 第2弾(主題歌「ロマンティーク」ver)<配信情報>森山直太朗「ロマンティーク」2024年1月31日(水) 配信作詞:内田也哉子作曲:森山直太朗<リリース情報>森山直太朗『ロマンティーク』12インチ・アナログ・レコード盤2024年2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)【店舗別先着購入者特典】・Universal Music Store:B2告知ポスター・Amazon.co.jp:メガジャケ・タワーレコード:A3特典ポスター・HMV&BOOKS:ポストカード<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館2024年3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00【チケット代金】アリーナ席12,000円、升席12,000円、2F指定席12,000円、2F指定席8,800円※アリーナ席、升席は限定お土産付き、2F指定席は限定お土産選択式ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中公式サイト:オフィシャルサイト:
2023年12月22日向井理主演「パリピ孔明」第8話が11月15日に放送。森山未來が演じる小林と、上白石萌歌が演じる英子の衝撃的な過去が明かされるが、ラストの展開に「エモすぎる」「神回」と絶賛する声が上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來が出演するほか、菅原小春、森崎ウィン、宮世琉弥、ELLY、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。さらに第8話では、田畑智子、東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦、シンガーソングライター・安藤裕子が出演がゲストとして出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。体調が回復し、退院することになった英子(上白石萌歌)はBBラウンジでのアルバイトを休み、サマーソニアに向け新曲作りに専念することになる。どんな曲を作れば良いのか分からず悩んでいる英子に、孔明(向井理)は、久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたことを伝える。不在の英子に代わり、あくせく働く孔明とそんな孔明を「働き過ぎだ」と心配するオーナーの小林(森山未來)。そんな折、なんと世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)がBBラウンジを訪ねてくる。…というのが第8話のストーリー。アヴちゃんの再登場にSNSでは「アヴちゃん!」「アヴちゃん出てきたーーー!」「嬉しい!」という歓喜の投稿で溢れた。旧知の間柄の小林とマリアは再会を祝して酒を飲み、酔ったマリアが小林に「あの頃みたいにギター弾いてよ」とリクエストするが、マリアはすぐに帰ってしまう。その後、珍しく酔った小林は、かつて前オーナーの吉永(谷中敦)に雇われ、BBラウンジで働きながらギターを弾いていたことを孔明に明かす。サポートバンドを転々としていた小林は、デビュー前のマリアと運命的な出会いを果たし「ギター弾いてよ」と頼まれたことがきっかけでマリアとバンドを組むことになったのだった。前オーナー役で谷中さんが登場し「谷中さんだ!」「キャスティングすごい」という声が上がった。さらに、小林とマリアのセッションに「たまらん」「鳥肌立つ」「さすが圧倒的アヴちゃん」という投稿で溢れた。小林は、サマーソニアに出演するためのオーディションを通過するため、裏金500万円を渡してしまったこと、それが主催者にバレてオーディションを受けられなかったことを話す。小林は、マリアに「純粋に音楽だけで勝負したかった」と言われ、バンドは解散。その日を最後にギターから離れチンピラになったことを打ち明けた。小林が明かした衝撃的な過去に「切ないな…」「暗い過去」「壮絶すぎる」という声が上がった。一方、多摩川にやってきた英子は、ゴミ拾いをしていたラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会する。英子は、赤兎馬カンフーに母とうまくいかなくて家出したこと、父がかつて音楽をしていたこと、アメリカで音楽をやるチャンスが来て出て行ったこと、今は父が何をしているかもわからないことや、母とほとんど連絡を取っていないことを打ち明けた。そこで赤兎馬カンフーに「いつまでも穴掘ってんじゃねぇぞ」と言われた英子は、ふとタイムカプセルを埋めたことを思い出し、自分のルーツである幼稚園に行くことに。そして、先生の協力の元、タイムカプセルを探し出し、中に入っていたカセットテープを見つけた。急いで東京に戻った英子は再び赤兎馬カンフーの元を訪ね、ラジカセを貸して欲しいと頼む。テープには、父の奏でるギターで幼い頃の英子が口ずさんでいた歌や母の「応援してる」という声が録音されていた。そのテープをキッカケに英子はオリジナル曲の2曲目となる「Time Capsule」を完成させる。英子がタイムカプセルを探すシーンでは「孔明が手まわしたなww」「孔明が連絡済みだなww」という声が上がっていたが、ラストで実は孔明と連携した密偵が事前に京都に行き、先生に根回しをしていたことが明かされた。ラストでは英子が新曲を歌う姿と、孔明がステージに置いたギターを奏でる小林の姿がシンクロする。さらに小林がギターを弾き、英子がBBラウンジのステージで歌う姿が映し出された。小林の過去と英子の曲がリンクしたシーンでは「泣いちゃう」「エモすぎる」「超泣けるじゃん」「いい歌」「演出良すぎる」と絶賛する声が続出し、放送終了後も「神回でした」「別格の面白さだった」という投稿で溢れた。第9話あらすじ前園ケイジ(関口メンディー)がBBラウンジを訪ねてきた。ここに来るのは3回目だというケイジ。どうやらケイジはオーナーの小林(森山未來)に恨みがあるようだ。諸葛孔明(向井理)は、月見英子(上白石萌歌)が大手レーベルに強引に移籍させられそうになったのはケイジの仕業かと問いただす。あっさり認めたケイジは「これで終わりじゃないから覚悟しといて」と言い残して去っていく。そして、超大型音楽フェス・サマーソニアまであと2週間。ついにタイムテーブルが発表された。英子のステージのあとにケイジの名前を見つけた孔明と小林は、嫌な予感がして…。その頃、ケイジの事務所では、ロックバンド、イースト・サウスのメンバー・南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)がケイジに新曲を聴かせていた。2年前に活動休止したイースト・サウスの二人は、ケイジに誘われ、ゴーストライターをしていたのだ。今回を最後の曲にして欲しいと懇願する南房に、ケイジは違約金がかかると脅す。一方、スタジオで新曲『Time Capsule』のレコーディングをしていた英子は、サマーソニアでの曲について話すイースト・サウスの二人を目撃する。そのことを英子から聞いた孔明は、イースト・サウスについて調べ始める。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日森山直太朗が、アニメ『オチビサン』の主題歌「ロマンティーク」を2024年1月31日(水) に配信することが決定した。「ロマンティーク」は、文筆家・内田也哉子との共作曲。アニメのために書き下ろされた楽曲で、放送と共に話題を呼んでいた。また、キャリア初となる12インチのアナログ・レコード盤として2024年2月28日(水) に発売されることが発表となった。SIDE Aには「ロマンティーク」のオリジナルヴァージョン、SIDE Bには、こちらもキャリア初となるリミックスヴァージョンと、アナログ盤のみでしか聴くことができない“弾き語り”ヴァージョンが収録される。リミックスは、新進気鋭のソングライター/ギタリスト/プロデューサーの岡田拓郎が担当している。<配信情報>森山直太朗「ロマンティーク」2024年1月31日(水) 配信作詞:内田也哉子作曲:森山直太朗<リリース情報>森山直太朗『ロマンティーク』12インチ・アナログ・レコード盤2024年2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)【店舗別先着購入者特典】・Universal Music Store:B2告知ポスター・Amazon.co.jp:メガジャケ・タワーレコード:A3特典ポスター・HMV&BOOKS:ポストカード<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館2024年3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00【チケット代金】アリーナ席12,000円、升席12,000円、2F指定席12,000円、2F指定席8,800円※アリーナ席、升席は限定お土産付き、2F指定席は限定お土産選択式ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト::スタッフX::
2023年11月10日東京・天王洲運河一帯で開催された、国内最大級のアートとカルチャーの祭典「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023」にて開催された森山未來がMCを務めるMEET YOUR ARTの公開収録・トークセッションに、10月9日(月・祝)、イスラエルの振付家インバル・ピントがゲストとして参加した。森山は、インバルが振付・演出を務めた「100万回生きた猫」(2013年)に出演以降、インバルが率いるダンスカンパニーに1年間参加するなど、ふたりは多くのクリエイションを共にしてきた。今回、演出・振付・美術を担当する舞台『ねじまき鳥クロニクル』の稽古のために来日中のインバルと、森山とのトークセッションが実現した。インバルは「母のような人でもあり、大きな愛に溢れた人」であるという森山。インバルへの最初の印象は、「振付家というより総合芸術的に作品を制作する。色々な視点で作品を構築していくところに刺激を受けた」と語ると、インバルも森山を「彼の血管には芸術が流れている」とその稀有な才能を絶賛した。「体をひとつの素材として捉えている」というインバルは、舞台『ねじまき鳥クロニクル』の創作についても、原作である村上春樹の同名小説を初めて読んだ時に、自分の体を駆け巡った衝撃をもとに作り始めたと語った。「主人公は、自分を外に置いて、その自分と対話する必要があると感じたので、ふたりで一役にすると直感的に決めた」とその一例を挙げた。(主人公の岡田トオルは成河と渡辺大知のふたりが演じる)「舞台に限定せず、様々な媒体での表現を積極的に試みてきた」と語るインバルに対し、森山は「アート作品を見せる真っ白な空間をホワイトキューブと呼ぶのに対し、劇場はブラックボックスと呼ばれている」として、「閉鎖空間に観客と演者が対峙し、虚構を共有することを前提とする」舞台芸術は、インバルのやりたい表現に繋がるのではと問いかけた。インバルは「観客は全てを再現しなくても、想像力で補ってくれる。観客と演者の間にある同意。それが舞台芸術の素晴らしさで、美しさ」だと頷いた。「年1で日本に来ているんじゃない?」と森山が話すほど、近年日本でのクリエイションが増えているインバル。日本のクリエイターは「献身的で、芸術と美への理解が深い」と称賛した。さらに「日本にはすでにコミュニティーができていて、例え言葉が通じなくても共通言語を持つ、ものづくりをするファミリー」がいると語った。そして「日本のクリエイターたちのように芸術を大切にすることは、このご時世には特に必要だと感じる」と付け加えた。11月7日(火)から始まる舞台『ねじまき鳥クロニクル』の稽古は、すでに1週間が経過。「再演でも、新たなデベロップメントがあるのでは?」と問う森山に対し、インバルは「再演とは作品を深めること」だとし、「(初演で)やるべきだったことが明確になってきている」と自信を見せた。「原作者に対して忠誠でありつつも、なぜ私がやるのかという意味、新しい側面を届けたい。才能豊かなアーティストたちが一堂に会し、色んなアートの形が結集した世界を、是非体験してほしい」と熱を込めて語った。文:吉田真由子
2023年10月11日向井理主演「パリピ孔明」第1話が9月27日より放送開始となり、初回からトレンド1位を獲得。菅原小春、アヴちゃんらの圧巻のステージや上白石萌歌、森山未來らとの掛け合いに「面白すぎ」「クセになる」とSNSが盛り上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來、人気インディーズバンドのギターボーカル・RYO役に森崎ウィンが出演するほか、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。本作では、シークレットゲスト含め総勢25アーティストが出演するとのこと。第1話のゲストとして、新日本プロレスの本間朋晃、真壁刀義、RIP SLYMEのRYO-Z、女王蜂のアヴちゃんが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。時は、魏・呉・蜀の3つの国が天下の覇権を争う三国時代。病に倒れた天才軍師・諸葛孔明(向井理)は、薄れゆく意識の中で「次の人生は、命のやり取りなどない平和な世界に生まれ変わりたいものだ」と願う。孔明が次に目を開けた時、そこは2023年ハロウィーンの渋谷だった。見渡す限りのゾンビ、悪魔、モンスター。「なるほど…ここが地獄なのですね」と勝手に納得する孔明。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス・BBラウンジで、孔明は月見英子(上白石萌歌)のステージを見て、その歌声に魅了される…というのが第1話のストーリー。目を覚ました孔明は、BBラウンジでアルバイトをしている英子に介抱され、ここが地獄ではないこと、自分の姿が若返っていることに気づく。そしてスマホやペットボトル、加湿器などの現代文明に激しい衝撃を受けた孔明は、脅威の理解力でスマホをあっという間にマスターしてしまう。サブスクを「無料だったので」と申し込み、解約方法を英子に聞く姿や自分の歴史をWikipediaでリサーチする姿に「孔明がエゴサww」「孔明が愛おしい」という声や、孔明を演じる向井さんに対し「こんな向井さんみたことない」という声も。BBラウンジのオーナーであり、熱烈な三国志オタクの小林(森山未來)は、出勤直後に孔明の姿を見て驚き、自室に孔明を呼ぶ。そして、三国志の武将カードを取り出し、「街亭(がいてい)の戦い」での馬謖(ばしょく)についての問いを投げかける。「泣いて馬謖を斬る…」「惜しい人材だった…」と涙を見せるも、笑顔で「採用!」「三国志の話ができるアルバイトが欲しかった」と孔明を採用する。そんな小林に対し、SNSでは「オーナー好きすぎる」「オーナー最高」という投稿で溢れた。一方、英子は歌うことをやめようか迷っていた。帰り道、孔明に高校時代に家出をしてきたこと、唯一持ってきたギターを壊されて歩道橋から身を投げようとした英子を止めたのが小林だったことを明かす。そして、小林に店に連れていかれ世界的シンガー、マリア・ディーゼル(アヴちゃん)の歌を聴き、店でアルバイトをしながらいつか自分も誰かを感動させたいと、歌手を目指してきたことを話す。英子に「いかなる夢であろうと、どんな困難な道であろうと、この孔明主力を尽くしてお助けします」と伝えた孔明は、小林に「都内近郊で活動している歌手の情報を知りたい」とお願いし、ミア西表(菅原小春)のイベントに行くことに。ミアに「今度イベントに出してあげる」と当て馬にされた英子だったが、「私のステージを満員にせよ」と英子に命じられた孔明が、見事に「石兵八陣」を実現し、英子のステージを成功させた。孔明が戦略を練る時に頭が煙が出ること、そしてそれは英子たちには見えていないこと、そして現代に順応するというシュールさと英子・小林とのやりとりに「面白すぎ」「クセになる」という声が上がった。さらに、ドラマであることを忘れるほどのアーティストの圧巻のパフォーマンスに「圧倒された」という声や、「完成度が想像を超えてきた」「あっという間だった」「毎週楽しみ!」と絶賛する声で溢れている。第2話あらすじ諸葛孔明(向井理)が月見英子(上白石萌歌)を売り出すべくブッキングしたのは、アートフェスでのライブだった。しかし英子のブースは一番端。しかもその向かいは人気インディーズバンド・JET JACKETのブースだった。不安になる英子だが、孔明は「この戦、勝てますよ」と意味ありげに微笑む。その頃、JET JACKETのギターボーカルのRYO(森崎ウィン)、ドラムのMASA(高尾悠希)、キーボードのTAKU(松延知明)の三人はスタジオで練習していた。しかし、RYOの様子がおかしく、練習を早々に切り上げて、一人で帰ってしまう。それを孔明が近くで見ていて…。その後、孔明は寝泊まりしているBBラウンジの倉庫に引きこもる。オーナーの小林(森山未來)と英子が中をのぞくと、卓上コンロで何か毒々しいものを煮込んでおり、倉庫には異臭が漂っていた。毒ではないかと怪しむ二人だが、孔明は取り合わない。アートフェス当日。RYOに挨拶する英子と孔明の元に、小林が「機材トラブルが起きた」と告げに来る。慌ただしく去っていく三人を見て、余裕の顔になるRYO。そしてJET JACKETのライブがスタートする。果たして孔明と英子は、アートフェスでのライブを成功に導くことができるのか…。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月28日森山直太朗の新曲「ロマンティーク」が、アニメ『オチビサン』の主題歌に決定した。「ロマンティーク」は、作曲と歌唱を森山、作詞を内田也哉子が手がけた楽曲。どこか懐かしく、愛おしい気持ちを想起させる1曲となっている。アニメ『オチビサン』は、安野モヨコによる同名漫画が原作で、10月8日(日) 0時よりNHK総合テレビで放送。鎌倉のどこかにある小さな町“豆粒町”を舞台に、主人公のオチビサンと仲間たちのほのぼのとした日常が描かれる。■森山直太朗 コメントモヨコサンの描く『オチビサン』の世界を拝見して、真っ先にヤヤコサンの紡ぐ言葉が浮かびました。それは淡々と、淡々とした愛とウィットに満ちた言葉たち。その詩の向こうから聴こえてくる、懐かしくて新しいメロディーを音楽にしてみました。自分の中だけにあるミクロな世界。慣れ親しんだ街を散歩するみたいに聴いて欲しいです。■内田也哉子 コメント(C)斎藤浩/講談社直太朗さんから作詞のお声掛けをいただいた時、「あ、新しい扉が開くかもしれない……」という得も言われぬときめきを感じました。「まずは、まっさらな気持ちで也哉子さんの投げてくれる詞を音にしてみますから」と直太朗さんは、とてつもなく大きな懐で受け止めてくださり、『オチビサン』の懐かしくて新しいファンタスティックな世界に泳ぐような気持ちで言葉がこぼれ落ちました。しばらくして、その言葉たちが直太朗さんのたおやかな声に乗ったアコースティックのデモ音源が届きました。その瞬間、見たこともない扉がカチャッと開き、今まで感じたことのないそよ風に吹かれました。ダレかとナニかを創る根源的な喜びに浸り、「ロマンティーク」の船出を見送ることにします。みなさんの待つ港に無事にたどり着くことを願いつつ。<番組情報>アニメ『オチビサン』10月8日(日) 0:00~NHK総合で放送開始アニメ『オチビサン』キービジュアルアニメ『オチビサン』プロモーション映像関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 X:森山直太朗スタッフX:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年09月27日塚本晋也監督作『ほかげ』がヴェネチア国際映画祭にて上映され、森山未來、塚尾桜雅、塚本監督が登壇した。新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に出品されている本作。塚本監督作品がヴェネチア国際映画祭に選出されるのは、『斬、』以来5年ぶりで、9月5日(現地時間)に、レッドカーペット、公式上映、記者会見、フォトコールが行われ、ワールドプレミアを迎えた。今回、現地には、塚本監督をはじめ、物語の狂言回しとなる戦争孤児を演じた塚尾桜雄、片腕が動かない謎の男役の森山未來が参加している。本編の終盤、エンドロールに差し掛かるやいなや、早くも場内からは惜しみない拍手と歓声が巻き起こり、劇場を埋め尽くした観客たちから、約8分間のスタンディングオベーションが巻き起こった。熱気に包まれた会場と超満員の観客からは同作への評価の高さがうかがえた。上映後には、観客とのQ&Aの場が設けられ、塚本監督は「まずは、ありがとうございました!grazie!」と感無量の表情で挨拶。作品について尋ねられると、「今回の『ほかげ』は、実際に戦争に行った人だけではなく、戦争のせいで恐ろしい目に遭った一般の人たちの目を通した物語です。僕自身は歳を取ったので召集されることはないでしょうが、もし今後、戦争に行くとなったら若い人たちです。そういったことが起きないようにという願いを込めて制作しました」と思いを語った。森山さんは、「塚本監督の映画はどれも力強い作品だと感銘を受けていたので、今回、作品に参加させていただけるということを光栄に思っています」と初の塚本作品、そして、本作でヴェネチア国際映画祭に参加できたことへの感謝の意を表し、大きな拍手を浴びた。また、初めての海外映画祭への参加となった塚尾さんは「「Mi chiamo OGA. Ho 8 anni. Piacere!(僕の名前は桜雅です。8歳です。はじめまして!)」と、一生懸命覚えたというイタリア語での挨拶を披露し、会場を沸かせる一幕も。上映を終え、塚本監督は「実は、『ほかげ』は僕自身がとっても好きな映画にできたんです。また、今回、このような大きなスクリーンで上映できて嬉しかったですし、お客さまが皆、息を詰め、集中して観てくださっていて、観終わった後に、祈りの思いが伝わったという感触を非常に強く感じられました。とても嬉しいです」と喜んだ。そして、森山さんは、「ヨーロッパの映画祭に参加したのは僕自身初めて。ヴェネチア国際映画祭という場所にこの作品で来られて、本当に光栄です。監督の込めた祈りやエネルギーがこれからどういう風に観客に届いていくのだろうと楽しみでもあります」と語り、塚尾さんは「自分が出ている映画を多くの方が観てくれていると思うと、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです!」と一生懸命に伝えてくれた。ヴェネチア国際映画祭には9度目の参加の塚本監督だが、今回、初めて観客からのQ&Aの場に立ち会い、「お客さまが的確で実感のこもった質問をしてくれたので、想像以上に大事なことを伝えられた気がします。今の世の中の不安とか、戦争に近付いてきているということを伝えられたし、皆さんが真剣に聞いてくださったので、とても良い時間になりました」とふり返った。『ほかげ』は11月25(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年09月06日森山未來と藤竜也が共演する近浦啓監督作『大いなる不在』が、第71回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門「オフィシャルセレクション」に選出されることが決定し、場面写真4点も解禁された。「サン・セバスティアン国際映画祭」は、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアの映画祭に次ぐ重要な映画祭とされており、今年で71回目の開催を迎えるスペイン語圏最大の映画祭。今年、日本からは、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と近浦啓監督の『大いなる不在』の二作品が同部門に選出された。ノミネートされた作品の中から選出される最高賞「ゴールデンシェル」に加えて、監督賞、主演・助演俳優賞等の「シルバーシェル」の対象となっており、映画祭期間中には、監督の近浦啓が映画祭への出席を予定している。現地日程は9月22日(金)~9月30日(土)の開催。本映画祭での上映がヨーロッパ初上映となる。また、本作は、現地日程9月7日(木)から開催される第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門となる「プラットフォーム部門」でのワールドプレミア上映が決まっており、映画祭期間中に、キャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が、揃って映画祭への出席を予定している。近浦 啓監督コメント世界初上映のトロント国際映画祭に続き、ヨーロッパ初上映をサン・セバスティアン国際映画祭のコンペティションで迎えることができること、大変光栄です。短編映画の頃から自主制作の体制で、右も左も分からず映画制作に取り組んできた中、このような大きな舞台でこの作品を披露できることには感慨深いものがあります。9月は、トロントとサン・セバスティアンで、北米の観客の反応とヨーロッパでの反応の違いなどを実感できると良いなと思います。『大いなる不在』は2024年の公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大いなる不在 2024年公開予定©︎ 2023 CREATPS
2023年08月25日