くらし情報『慰安婦問題に切り込む『主戦場』アンコール上映決定』

2022年3月17日 12:00

慰安婦問題に切り込む『主戦場』アンコール上映決定

Photo by cinemacafe.net


慰安婦問題に切り込み、2019年4月より劇場公開され話題となったミキ・デザキ監督『主戦場』の劇場アンコール上映が決定。監督からのメッセージが到着した。

本作は、映画公開後に出演者の一部がミキ・デザキ監督と配給会社の東風に対して、映画の上映禁止や計1,300万円の損害賠償を求める裁判を起こされ、その影響から2019年秋の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で本作の上映が一時は中止されそうにもなった“問題作”。そして2022年1月27日、東京地裁によって原告らの訴えはすベて棄却される判決が下された。


慰安婦問題に切り込む『主戦場』アンコール上映決定

本作は未ソフト化、未配信だっため「また見たい」「DVD化してほしい」「配信してほしい」といった多くの声が配給会社に多く寄せられることに。そんな多くの「見たい」に応える形で、今回待望の劇場アンコール上映が決定した。


日系アメリカ人2世である監督・脚本・撮影・編集・ナレーションを担当したミキ・デザキにとって、初映画監督となった本作は、釜山国際映画祭2018ドキュメンタリー・コンペティション部門の正式招待を受けた作品。韓国では劇場公開も行われ、ハーバード大学、スタンフォード大学など世界50以上の大学や学会で上映され学術的にも高く評価された。

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