2022年4月4日 14:00
千葉雄大&伊藤沙莉らが初参加、瀬戸康史&松雪泰子とKERA新作「世界は笑う」で喜劇人に
初参加に向け、伊藤さんは「KERAさんの舞台は過去いくつも観劇させて頂いていてオーディションも受けたことがあります。やっと立てるんだ。と、喜びに溢れる中、それに勝る緊張でソワソワしています」と喜びをコメント、「自分にとって、KERAさんの舞台演出を受けるのが、長年の夢だった」と勝地さんも明かす。
千葉さんは「世の中で起きている事と自分の足並みが揃わない感覚は僕も感じることがあり、その時代ならではのものではありますが、令和にも通じる部分はあるのかなと思います」と期待を込めて語っている。
2009年より昭和の東京をモチーフに発表してきた「昭和三部作」シリーズをはじめ、日頃から“昭和”という時代への深い愛着を公言するKERAが、“昭和の喜劇人”を作品の題材とするのは今回が初めて。その挑戦に期待が高まる。
作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチコメント
日本の喜劇人たちを描きたいというのは、十年どころではない、二十年以上前から切望していたことだ。もちろん例外はあろうが、かつて、昭和のあの頃、笑いを生業にしていた人なんてのは、皆どこか常軌を逸していた。などと知ったようなことを言うのは、私がそうした人たちに囲まれて幼少期を過ごしたからだ。