2022年4月21日 12:45
『マイスモールランド』は青春物語「若い世代に届いてほしい」と川和田恵真監督
と前置きした上で、オーディションを重ね、最終的なキャストが嵐さん、奥平さんに決定した後「彼らの等身大のキャラクターからヒントをもらいながら脚本、映画を作っていきました」とキャスティングが決まってから2人に寄り添った映画づくりを目指したことを明かす。
続いて「今回出演が決まってから、日本におけるクルド人や移民についての事情について事前にどれくらいの期間リサーチしたのか?」と嵐さん、奥平さんにそれぞれ質問。
嵐さんは「撮影前のワークショップで実際に在日クルド人のご家族にお話を聞く機会を頂いて、本当に実際に苦しい状況にいるんだということをお話を聞きました。クルド料理をいただいたりしました」とふり返る。
自身もこの撮影に入るまで日本でこのようなことが起きているとは全く知らなかったという奥平さんは「撮影前に勉強をしてしまうと、僕が演じる聡太としての反応にも影響がでるから、事前にクルドの文化や問題に関して調べることはせず、お芝居をやっていくなかで触れていこうと監督と話しました」と明かした。
「ウクライナからの避難民を受け入れているいま、とても意義のある映画だと思いますが、この映画から何を受け取ってもらいたいですか」