くらし情報『松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了』

2022年5月14日 17:00

松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了

『孤狼の血』は二度目の白石監督とのタッグとなり、役所広司演じるアウトローな刑事・大上とコンビを組む新人刑事・日岡を熱演した。

暴力団対策法成立直前のヤクザの世界を描いたR15指定の本作で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞。自らの正義とは何かと葛藤しながらも成長していく日岡からは大上にも負けず劣らずの殺気を帯びた気迫を感じさせ、俳優・松坂桃李の天井知らずの多彩な魅力が存分に楽しめる1作。特に『孤狼の血 LEVEL2』では大上の意思を継いだ日岡が物語の中心となっている。

▼『流浪の月』誘拐事件の犯人という消えない“レッテル”を抱えて生きる苦悩…

松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了

2020年の本屋大賞を受賞した大人気の原作を李監督が映画化し、松坂さんは15年前のある女児誘拐事件の“加害者”とされた青年・文を演じる。本作で松坂さんは線の細い設定の文を演じるため大幅に体重も落としたが、自身は身体的に痩せることよりも誰にも打ち明けられない秘密を抱える文の“内面”の役作りのほうが苦労したとふり返っている。


松坂桃李、『孤狼の血』から最新作『流浪の月』まで 言葉にできない共感性を持つ唯一無二の存在感で魅了

その1つとして、実際に幼少期の更紗(白鳥玉季)と文が一緒に過ごした撮影用のアパートに寝泊まりしたり、更紗と離れていた15年間を思って日記をつけたりと、具体的な“実感”を得ながら演じたという文の内面がスクリーンでどう表現されているのか、期待が高まる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.