シネマカフェ的海外ドラマvol.145 もうすぐ新学期!オススメ学園ドラマ最終回
弟のステファンが良い吸血鬼なら、兄のデイモンは悪い吸血鬼。「LOST」でも人気のイアン・サマーホルダーが悪い吸血鬼・デイモンを色気たっぷりに好演しています。そんなデイモン&ステファンの兄弟攻防やエレナを挟んだ複雑な恋愛関係が「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の見どころ。学園ドラマらしい青春ムードと相まって、ハラハラ&胸きゅんできるシリーズになっています。
そして、もう1作は2006年10月に始まり、現在はシーズン4の放送を終えている「フライデー・ナイト・ライツ」(原題)。日本上陸の気配がない作品ではあるものの、オススメ度の高い学園ドラマです。原作はH・G・ビッシンジャーの同名ノンフィクションで、2004年にはビリー・ボブ・ソーントン主演の映画『プライド 栄光への絆』にもなりました。保守的な田舎町を舞台に、高校アメフト部の勝利に情熱を燃やす新任コーチや部員たち、さらには彼らを取り巻く町の人々のドラマが展開していきます。
「ゴシップガール」や「新ビバヒル」とは違う、真のアメリカの学園ドラマを堪能したい!という方にはぜひとも気に留めておいていただきたいシリーズ。とは言え、こちらにもイケメンはきちんと存在しており、『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』でガンビットを演じたテイラー・キッチュが問題児のスター選手役で出演しています。