くらし情報『池松壮亮×忽那汐里インタビュー 伊勢の街で、2人でひとつずつ積み上げた想い』

2010年4月1日 19:19

池松壮亮×忽那汐里インタビュー 伊勢の街で、2人でひとつずつ積み上げた想い

ちなみに一番印象に残っているのは砲台山を登るシーンと病院の屋上で『銀河鉄道の夜』の一節を語り合う場面。どちらも涙を誘うシーンだ。もちろん、2人とも完成した映画を観て泣いてしまったと言う。特に池松さんは「映画会社の試写室で観たんですけど、観に来た方がどんな反応をするかが見たかったのに、その前に自分が号泣してしまって(苦笑)。鼻をすすって泣いている人たちの姿を見たら、自分たちの演技がちゃんと届いているんだと実感できてまた泣けてきちゃったんですよね」と感動を伝える。観客は裕一と里香を通じてかつて高校生だった頃の自分に思いを馳せ、またはいまの自分自身と重ね合わせ、きっと涙することだろう。

(text:Rie Shintani)

特集:年下のカレ
http://www.cinemacafe.net/special/u25/

■関連作品:
半分の月がのぼる空 2010年4月3日よりシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開
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