くらし情報『『セイント・フランシス』『Zola ゾラ』ほか、今夏スクリーンで観たい次世代女性クリエイターの映画』

2022年8月7日 14:00

『セイント・フランシス』『Zola ゾラ』ほか、今夏スクリーンで観たい次世代女性クリエイターの映画

公開から1か月で興行収入2.8億円を突破するなど、反響を呼び続けている。

★タブー視されてきた女性のリアルにユーモアとともに向き合う

『セイント・フランシス』主演・初脚本:ケリー・オサリヴァン


SNSでシェアされる、充実したように見える他人の人生。それに比べて「自分なんて」と落ちこむ主人公ブリジット。でも、人の人生なんてそんなに完ぺきじゃない――。

グレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』(17)の女性の描き方に触発され、俳優として多くの脚本を読んできた経験を生かして自伝的要素を織りこんだ本作のオリジナル脚本を手掛けた主演・脚本のケリー・オサリヴァン。
『セイント・フランシス』『Zola ゾラ』ほか、今夏スクリーンで観たい次世代女性クリエイターの映画

「女性に生理がなかったら地球には誰も存在しないのに、若い頃から生理のことは隠すように教育されている」と語り、世界の女性が毎月向き合う日常の当たり前を公に語ることがタブーとされ、キレイな部分だけが美化されている現状に疑問を感じ、女性の心身の本音を見せたかったのだという。

また、大げさなドラマに仕立てられがちな中絶経験についても捉え方は様々。いまを生きる人たちの本音をユーモアと感動を交えてナチュラルに伝える手腕は、まさにグレタ・ガーウィグを彷彿とさせ、今後の活躍にも大きな注目が集まっている。

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