2022年9月1日 16:00
イタリアの名匠最新作『3つの鍵』アルバ・ロルヴァケル演じる“2階に住むモニカ”の本編映像
『息子の部屋』『ローマ法王の休日』などを手掛けたナンニ・モレッティ監督の最新作『3つの鍵』が9月16日(金)より公開。この度、同じアパートに住む3つの家族を描く本作から、イタリア映画界を代表する女優アルバ・ロルヴァケルが演じる<2階に住むモニカ編>の本編映像が到着した。
ローマの高級住宅街にある3階建てのアパートに暮らす3つの家族が、ひとつの事故をきっかけに、扉の向こうに隠している素顔が露になる様を、スリリングな展開で描いた作品。コンペティション部門に正式出品された第74回カンヌ国際映画祭では「モレッティの大いなる帰還」「開かれた世界への招待」と海外メディアからも高い評価を受けた。
この度解禁された本編映像は、2階に住むモニカ(アルバ・ロルヴァケル)のところに、モニカの夫が遠ざけてきた義兄ロベルト(ステファノ・ディオニジ)が突然家に押しかけてくる場面。
停電してしまったある夜、「女の子はどこだ? おーい どこにいる?」と手で作った犬や鳥の影絵を壁に映し出しながら、まだ幼いひとり娘のベアトリーチェに物語を聴かせてあげているモニカ。夫は出張続きでいつも留守。出産時から、ずっと1人で子育てをやってきた。