冤罪というパンドラの箱を開けた、かつての人気アナウンサーが、失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメント「エルピス―希望、あるいは災い―」。早くもドラマファンが毎回期待を寄せる今作で主人公・浅川恵那を演じるのは、「コンフィデンスマンJP」以来、4年半ぶりの連続ドラマ主演となった長澤まさみ。
初回から「圧倒された」「貫禄が素晴らしい」「一瞬で引き込まれた」など絶賛の声が相次いでいる中、第3話では長澤さん演じる恵那が、ついに独断で“正しさ”に突っ走ってしまう様子が描かれた。
希望か、災いか。冤罪をテーマに昨今の世相を反映する「エルピス」
「エルピス-希望、あるいは災い-」第4話
古代ギリシャ語で、様々な災厄が飛び出すことから「決して開けてはならないもの」の例えとしても用いられる【パンドラの箱】の中に残されたものを示し、【希望】あるいは【災厄】と訳されるという「エルピス」。
物語の舞台は2018年。報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)とのキス写真を週刊誌に撮られるというスキャンダルによって、人気報道番組「ニュース8」のサブキャスターから一転、金曜深夜の脱力系情報バラエティ「フライデーボンボン」