【シネマモード】映画館で観る、本場のバレエ エドワード・ワトソンに直撃!
世界最高の舞台芸術を、デジタル映像化し、映画館で上演するという大好評の企画です。これは、舞台芸術愛好家にはもちろん、初心者にもとっても嬉しいプラグラム。お手ごろ価格で、日本にいながらにして、世界最高峰のアートを臨場感たっぷりに体感できるのですから。
そんな好評企画のひとつが、バレエ「オンディーヌ」。英国ロイヤル・バレエの2009年公演をデジタル収録したもので、プリンシパルである吉田都が主役を演じているのも注目ポイントのひとつ。水の精であるオンディーヌと、人間である騎士パレモンとの悲恋を描いた悲しくも美しいフェアリーテイルです。
そんな「オンディーヌ」に出演するバレエダンサー、エドワード・ワトソンさんが来日したと聞き、直撃しました。本来は、劇場でライヴを楽しむものとされているバレエですが、この企画なら、映画館のスクリーンを通し、より多くの観客が楽しむことができるように。
バレエダンサーとして、この試みをどう感じているのでしょうか。
「バレエが全く初めての人に、バレエを紹介するには新しい良い方法だと思います。普段、生のバレエを観に行かない人たち、オーケストラがいたりしてバレエを観に行くのは高尚過ぎて…と思う人たちが、映画館というなじみのある、行きやすい環境の中でバレエを体験することができるというのは素晴らしいと思います。