2023年1月15日 15:30
キャリー・マリガン、役作りで引越&家族ぐるみの交流も『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』
私は映画の宣伝のためのPR巡業に出かけなくてはならなかった」と明かす。
「最初の3週間、私は毎日泣いていた。何もかも放り出して逃げたくなった。でもそのうち気づいた。『これは私がしなくてはいけないこと。せっせと進めていかなくちゃ』と。私の仕事ぶり、仕事のコミュニティ、そして周りの人々のおかげで、様々なことが改善されていった。私は何かから抜け出せた。
この脚本を読んだとき『これは私が経験したことだわ』と思った。脚本にそう思える部分があったことで、とても親しみを感じた」とキャリー。この運命的な巡り合わせを知り、同じ悩みを抱えていた時期があったことで、ミーガンとも精神的な距離が縮まったというエピソードを明かしている。
さらに驚くべきことに、キャリーは役作りに際し、トップジャーナリストであり、かつ1人の女性としてのミーガンの生き方を丁寧に演じるため、編集部の外にいる時の彼女の雰囲気を掴もうと、なんと家族でミーガンの住むブルックリンへ引っ越して彼女の一家と共に時間を共有したという。
芸能人ではないミーガンにとっては、自身の生活を詳細にさらけ出すことは妙な感じも覚えつつ、自分という人間を真摯に演じようと一所懸命に取り組んでくれたキャリーの表現方法を気に入っているそうで、「記者として私は、観察したり、話を伝えたりする側に立つことには慣れている。