【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙! 最高賞はタイ作品
バルデムは授賞式で「最愛のパートナー、ペネロペ・クルスに捧げます」と会場にいた恋人ペネロペ・クルスに投げキッス。ペネロペは涙を流し、隣にいたバルデムの母親と手を取り合う姿が印象的だった。
また、セクシーで生命感あふれる『On Tour』で、監督賞を受賞した『007/慰めの報酬』などの人気俳優マチュー・アマルリックは、共演のバーレスク・ダンサーたちを壇上にあげて、感謝の意を示していた。また、監督賞に輝いたことについて「僕が助監督など裏方で勉強していたことを知っている審査員もいたのでしょう。感謝します」と語った。
以下、主な受賞結果。
パルムドール
『Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives』
(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)
グランプリ
『Of Gods and Men』(グザヴィエ・ボーヴォワ監督)
監督賞
マチュー・アマルリック(『On Tour』)
男優賞
ハビエル・バルデム(『Biutiful』)
エリオ・ジェルマーノ(『Our Life』)
女優賞
ジュリエット・ビノシュ(『Certified Copy』)
脚本賞
イ・チャンドン(『Poetry』)