「ハビエル・バルデム」について知りたいことや今話題の「ハビエル・バルデム」についての記事をチェック! (1/4)
過去に何度も一緒に映画に登場してきたペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが、フロリアン・ゼレールの次回作でまたもや共演することになった。タイトルは『Bunker』。建築家(バルデム)が倫理上問題のあるプロジェクトを引き受けたことで、妻(クルス)が夫との結婚に疑問を感じ始めるというスリラーらしい。ゼレールは、最初からクルスとバルデムをイメージして脚本を書いたそうだ。言語は英語になるという。ゼレールの映画監督デビュー作『ザ・ファーザー』は、作品部門を含む6部門でオスカーに候補入りし、主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)と脚色賞(ゼレール、クリストファー・ハンプトン)を受賞した。クルスは『それでも恋するバルセロナ』で助演女優賞を、バルデムは『ノー・カントリー』で主演男優賞を受賞している。文=猿渡由紀
2025年05月02日ブラッド・ピット主演『F1/エフワン』のジョセフ・コシンスキー監督が、キャスティングと脚本の裏話について明かしている。F1の全面バックアップを得て製作された本作は、世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影を施行したことでも注目の話題作。本作でメガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督は、徹底的にリアルさにこだわることで有名。ジョセフ・コシンスキー監督はレースそのものよりも、脚本とキャラクターの大切さを提唱する。「どんなに正確でエキサイティングなレースがやれても、素晴らしいキャラクターに支えられたストーリーがなければ何の意味もないのは分かっていました。だからすべては脚本から始まるんです。本作では、『トップガン マーヴェリック』を書いたアーレン・クルーガーと一緒に仕事をしました。彼は素晴らしい脚本を書いてくれました」と、『トップガン マーヴェリック』監督&脚本の最強タッグ再来の経緯を明かす。さらにジョセフ・コシンスキー監督は、作品のテーマ・脚本を表現するキャスティングの重要性について強調。「キャスティングがすべてなんです。この映画のために僕たちが集めた俳優陣はとても素晴らしいです。ブラッド・ピット(ソニー役)とハビエル・バルデム(ルーベン役)の友情は古く、30年も続いてそれはこの物語の核となります。スクリーンで彼らが一緒にいるのを見るのは本当に特別なんです」と、主演ブラッド・ピットを始めとする配役について熱弁。また、「ケリー・コンドンはマシンの設計を担当するテクニカル・ディレクターを演じます。エンジニアとドライバーは、どのチームでも健全な緊張関係を持っており、ソニーとテクニカル・ディレクターの関係も素晴らしいものになっています。そしてテレビで活躍しているダムソン・イドリス(ジョシュア役)は、大きなスクリーンでブラッド・ピットと正面からぶつかる姿を、是非観てもらいたいと思っています」と、ほかの主要キャストにも言及。主人公を演じるブラッド・ピットを中心に、こだわり抜いたキャスティングに自信をのぞかせている。F1レースを舞台としているが、本作を観る上でF1ファンである必要は全くないと語るジョセフ・コシンスキー監督。「この映画は友情、チームワーク、犠牲、償い(救済)についての物語で、そのストーリーは普遍的だと思います。それがたまたまF1というエキサイティングな世界が舞台になっているだけなんです。もしあなたがF1ファンであっても、逆になにも知らなくても、この映画を気に入ると思います。映画を見た後、レースを観たくなるかもしれません。だから何も知らなくても大丈夫です。この映画を楽しむために必要なことはすべて僕たちが教えます」。さらにジョセフ・コシンスキー監督は、「この物語にはすべてがあります」と断言。「この映画にはアクションに期待される緊張感があります。でも同時にソニー(ブラッド・ピット)が歩む償いの旅には感動があるんです。そしてユーモアもロマンスもあります。本作のような豊かな物語を語るために必要な要素が、少しずつ詰まっているんです」と、ブラッド演じる主人公ソニーを筆頭に、人間ドラマや迫力のアクション、感情を揺さぶるあらゆる魅力が凝縮されていると語っている。最高のキャスト・スタッフが集結して作り上げた本作。迫力のF1レースとともに、名優らが体現する人間ドラマのストーリーにも期待が高まる。『F1/エフワン』は6月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:F1/エフワン 2025年6月27日より全国にて公開
2025年04月19日『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈るミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』より本編映像が解禁された。オスカー俳優ハビエル・バルデムとグラミー賞ノミネートシンガー、ショーン・メンデスが奇跡のタッグを組み、バーナード・ウェーバーによる世界的ベストセラー絵本をミュージカル映画化した本作。この度解禁されたのは、崖っぷちのショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)と奇跡の歌声をもつワニのライル(声:ショーン・メンデス)が初めて出会う運命的なシーン。魔法のような「何か」を求めて、路地に佇む古びたペットショップを訪れたヘクター。すると、薄暗い店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。声のする方へ近づいて行くと…それは、ラジオから流れるラテンなビートにのって踊りながら、気持ちよさそうに歌う子ワニだった。突然のぞき込まれ歌うのをやめてしまった子ワニに、ヘクターは“クロコダイル”の看板からすぐさま「ライル」と名付け、満面の笑みでその小さな手と握手を交わす。言葉は話せないけれど、奇跡の歌声をもって生まれたワニのライル。思いもよらない特別で不思議な出会いの先に、これからどのような物語が待ち受けているのだろうか?わくわくする予感に胸が高鳴る映像となっている。『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー・ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2022年12月23日『グレイテスト・ショーマン』のスタッフが贈る、奇跡の歌声をもって生まれたワニのミュージカル『シング・フォー・ミー、ライル』(原題:LYLE, LYLE, CROCODILE)が3月24日(金)に全国公開されることが決定し、特報とファーストビジュアルが解禁された。舞台はニューヨーク。何をやっても上手くいかず、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)は、自分の人生を変えてくれる、驚きに満ちた、まるで魔法のような「何か」を探していた。ヘクターが路地に佇むある古びたペットショップに足を踏み入れると、店の奥からかすかに歌声が聴こえてくる。人の声とも違う、何とも不思議で、魅惑的な歌声。その声をたどって引き寄せられるように店の奥へと進み、山積みされたケージをかき分けると、歌っていたのはなんと、<一匹の子ワニ>だった…!ハビエル・バルデム Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images『グレイテスト・ショーマン』、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが、バーナード・ウェーバーによる世界的ベストセラー絵本をミュージカル映画化した本作。ショーマンのヘクターを演じるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)など数々の世界的大ヒット作品に出演し、『ノーカントリー』(2007)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した名優ハビエル・バルデム。ショーン・メンデス-(C)Getty Imagesさらに奇跡の歌声をもつワニのライルの声を、アルバム「Shawn Mendes」が80か国の国と地域でiTunes1位を獲得、全米アルバム・チャート(Billboard 200)でも1位を獲得し、さらに第61回と第62回の2年連続グラミー賞にノミネートを誇る世界的シンガーのショーン・メンデスが務め、本作で唯一無二の歌声を響かせる。この度解禁された特報のラストには、「この歌声が、やがて一人の少年を救う」という言葉が添えられ、奇跡の歌声をもって生まれた<一匹のワニ>と、まだ見ぬ少年との間に待ち受ける壮大なドラマを予感させ、胸が高鳴る映像となっている。併せて解禁となったファーストビジュアルは愛らしい顔でこちらを見つめるワニのライルが写し出されたもの。ライルの周りを光が取り囲み、まるでスポットライトを浴びているようにも見える。オスカー俳優とグラミー賞ノミネートシンガーが奇跡のタッグを組んだ本作。映画ファン、音楽ファン大注目の一作だ。『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年10月14日『愛すべき夫婦の秘密』で夫婦役を演じたニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが、アニメーション映画で王妃と王の声を務めることになった。スカイダンス・アニメーションとApple TV+が製作するオリジナルミュージカル映画で、タイトルは『Spellbound』。ふたりの娘である王女役の声は、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが担当。ほかにジョン・リスグロー、ネーサン・レーンらも声の出演をする。監督は『シュレック』のヴィッキー・ジェンソン。作曲は、ディズニーのアニメーション映画で数々の名曲を生み出してきたアラン・メンケンが手がける。キッドマンの最近作は、アレキサンダー・スカルスガルド主演のバイキング映画『The Northman』。文=猿渡由紀
2022年06月22日ハビエル・バルデムが、カンヌ国際映画祭が75周年記念を祝うイベントの一環で開かれたQ&Aコーナーに登場。幅広い質問に答えた。前作から引き続きスティルガー役で出演する『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編(パート2)について質問を受けたハビエル。「(脚本の)新しいドラフトを読みました。非常に素晴らしい出来です。人々を驚かせるような方法で、すべてのかけらをひとまとめにしてくれました。原作を読んでいる人たちは当然(映画の中で起こることには)驚かないとは思いますが、そのまとめ方には驚くでしょう。私はとても感動しましたよ」と語った。「重みを感じることができ、同時に壮大さも楽しむことができる。そんな充実感に満ちた映画です。みんなと砂漠に戻るのが待ちきれないですね。最も偉大な監督の一人、ドゥニ(・ヴィルヌーヴ)と一緒に戻れるのもとてもうれしいです。彼は素晴らしい人ですから」と撮影を楽しみにしていることを明かした。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2には、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ステラン・スカルスガルドら前作のメインキャストが続投し、新たにフローレンス・ピュー、オースティン・バトラー、クリストファー・ウォーケンが加わる。2023年10月20日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年05月30日アカデミー賞俳優ハビエル・バルデムとエル・ファニングが共演するサリー・ポッター監督最新作『選ばなかったみち』。若年性認知症を患う父・レオを演じるハビエルと、娘・モリー演じるエルの印象的な本編映像が解禁となった。本作が描くのは、ニューヨークのアパートにひとりで暮らすレオ(ハビエル・バルデム)をモリー(エル・ファニング)が病院へ連れていくため、彼を訪ねるある朝から始まる24時間。モリーがレオを連れて向かった歯医者での治療中、レオは現実と幻想のはざまで混乱し始め、粗相をしてしまう。今回解禁となった本編シーンは、トイレでレオを着替えさせる様子を捉えたもの。混乱が続く中で体格のいい父レオを介助するのはモリーにとって簡単なことではなく、ひとつひとつの動作に苦戦する様子が伺える。しかし、彼女が努めて明るく話しかけ、父への愛情を感じさせる印象的なシーンとなっている。この後、モリーは自分の予定を何度も変更せざるを得なくなるが、その中でも父のためにお揃いのズボンを購入するのだ。ハビエルは撮影前にサリー・ポッター監督と繰り返し打ち合わせを行う一方で、レオと同じ症状を持つ患者のサポートをする組織の指導を仰ぎ、独自にリサーチを行ったという。「若いうちに病気になることの重大さに気付き始めた時、この物語がより理解できるようになりました。患者がまだ活動的で身体能力が高いレオのような状況は、サポートをする人が患者の行動を制止することを難しくさせるからです」と語る。また、監督はモリーという人物を描くにあたり、「傷ついている父を支えたい、前向きな愛情に突き動かされて父をケアしたいと心から思っているということをきちんと表現できるキャラクターでなければなりません。その上で、それを悲劇としてではなく表現していくことが大事でした」とこだわりを語る。この点で『ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界』に続くタッグとなったエルが適任と考えていたといい、「エルには遊び心があり、軽快さと楽しさを持ち合わせたような形で見せることができます。例えばトイレのズボンのくだりで笑いながら演技をするシーンはいい例として挙げられると思います」と語る。エルは、モリーという役柄について「私は家族の誰かのケアをしたことがないので新たな経験でしたが、サリー(監督)には、私にこの経験が必要だということが分かっていたんだと思います。モリーはプロではないから、ケアが必要な状況に出くわした時に瞬時にそれに反応することが重要だと考えました」と明かす。また、このシーンについて、「ハビエルと直接話したわけではないのですが、お互いの演技に恥ずかしがることなく、さらけ出そうという約束を暗に交わしていたように思います」とふり返っている。『選ばなかったみち』は2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2022年02月16日ニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが共演したAmazon Original Movie『愛すべき夫妻の秘密』が、240を超える国と地域でPrime Videoにて独占配信中。2月8日(現地時間)に発表された第94回アカデミー賞ノミネーションにて、ハビエルが主演男優賞、ニコールが主演女優賞、J・K・シモンズが助演男優賞と俳優賞3部門にノミネートされている。本作は、1950年代に全米で大人気だったシットコム「アイ・ラブ・ルーシー」のスター、ルシル・ボールと、共演者であり実生活でも配偶者であったデシ・アーナズの関係を描いたAmazon Original Movie。主演は『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したニコール・キッドマン、共演は『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞受賞したハビエル・バルデム、さらに『セッション』でアカデミー賞助演男優賞受賞したJ・K・シモンズ。監督・脚本は『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞脚色賞受賞、『シカゴ7裁判』『モリーズ・ゲーム』などで知られるアーロン・ソーキン、プロデューサーは『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞受賞のスティーヴ・ティッシュとアカデミー賞受賞者がスタッフ・キャストに集結した。ニコールはアカデミー賞において、過去に4度ノミネートされており1度受賞、ハビエルは3度ノミネートされ1度受賞、J・Kは1度のノミネートで受賞に繋がっている。先に発表されたゴールデン・グローブ賞ではニコールが主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれる英国アカデミー賞や全米の各賞でも合計39もの賞にノミネートされており、期待を集めている。なお、ニコール主演のAmazon Originalミステリー・スリラー「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」や、J・Kがクリス・プラット演じる主人公の父親を好演したAmazon Original MovieのSFアクション大作『トゥモロー・ウォー』もPrime Videoにて独占配信中となっている。Amazon Original Movie『愛すべき夫妻の秘密』はPrime Videoにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年02月12日ハビエル・バルデム×エル・ファニング初共演、サリー・ポッター監督の実体験に基づいた父の幻想と娘の現実を描いた『選ばなかったみち』より新場面写真9点が解禁された。人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら…?本作は、胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとり暮らしをしている父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくため彼を訪ねる朝から、翌朝までの24時間を描く本作。ひとりでは日常生活もままならないレオが幻想として見る“自分がかつて選ばなかった人生”と、モリーが直面する厳しい現実が交錯しながら進んでいく。解禁となった場面写真のうち、レオの故郷メキシコで同じ心の傷を抱える初恋の女性ドロレス(サルマ・ハエック)との場面、作家活動に行き詰まり一人旅したギリシャでリラックスした表情を浮かべているのは、彼が見ている幻想を写し出した場面だ。それらのシーンからはレオが躍動的で強い意志を持つ人物であると感じさせるが、モリーが手を取り並んで歩く姿、別れた妻リタ(ローラ・リニー)を見つめる朦朧としたような表情、毛布にくるまれ小さく縮こまる姿は、ニューヨークで力なく生きる実際の様子を切り取っている。それぞれのシーンで見せるレオの様子や表情が対照的であることに注目したい。そんな父に寄り添おうとするモリーが見せる、動揺しながら電話をする様子や、清々しい表情が印象的だ。この場面写真からも感じられるレオの心の奥の自由について、サリー・ポッター監督は、「この物語は、認知症を患う弟ニックの傍らで思いついたものです。彼の目をのぞき込むと、どこか別のところへ行き、心の奥では何かを体験しているようでした。別の現実へ自由に出入りする能力を持っているのではないかと思えました。そこで、レオを中心に彼の複雑で個人的な旅について書き進めたのです」と語っている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年12月29日ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』を手掛けたイギリスを代表する女性監督サリー・ポッターが、実弟の若年性認知症に寄り添った経験を基に描いた『選ばなかったみち』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとりで暮らす父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくために彼を訪ねる、ある朝の様子から始まる予告編。しかし、2人は意思の疎通もままならない。レオのケアのために、モリーは仕事の重要なプレゼンを当日に控えながら予定を何度も変更せざるを得ない…。映像は、レオがかつて選ばなかった人生――初恋の女性(サルマ・ハエック)と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャ――を彼の幻想として捉え、一緒にいるはずなのに2人が見ている全く別の景色を交差させながら進んでいく。厳しい現実に押しつぶされそうになるモリーだが、父に寄り添い手を握り続ける。ニューヨークから移りゆく、レオの幻想として繰り広げられるメキシコの荒野や灯火、ギリシャの広大な海…どこか夢幻的な映像美にも注目だ。ビジュアルは、モリーがレオの頬に手を置き優しい笑顔を向け、父と真っすぐ見つめ合う本作の印象的なシーンを配置。<あの日、あの時、あの瞬間――歩んでいたかもしれない人生に、会いに行く。>と、主人公レオが劇中繰り広げる心の旅を代弁する言葉が綴られている。レオが幻想として往来する世界は、人生の岐路でもしも別の選択をしていたら、たどったであろう人生なのかもしれない。ポッター監督は、「私はこの映画を、人生の奥深さに迫る作品にしようと考えていました。悲しい場面もありますが、一筋の光が与えられればと思いました。観客の皆さんには、レオの物語を通して、複雑で神秘的な自分の人生を追い求めてもらえたらと願っています」とコメントしている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年11月25日第70回ベルリン国際映画祭コンペ部門出品作品、ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演した映画『選ばなかったみち』(原題:The Roads Not Taken)が、来年2月25日(金)より日本公開されることが決定した。ニューヨークに住むメキシコ人移民レオは、作家であったが認知症を患い、娘モリーやヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。モリーが隣りにいながらも、レオは初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと彼女とは全く別々の景色をみる――。認知症を患ってしまうレオを演じたのは、『ノーカントリー』や『それでも恋するバルセロナ』、現在公開中の『DUNE/デューン 砂の惑星』にも出演するハビエル。ハビエル・バルデム娘のモリーは、『マレフィセント』シリーズや『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のエルが演じ、父娘役で初共演。そしてほかにも、ローラ・リニー、サルマ・ハエックら実力派が脇を固めた。エル・ファニング人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら?胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作を手掛けたのは、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』のサリー・ポッター監督。自身が脚本も手掛け、実弟の介護経験から着想を得て生まれた意欲作となっている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年10月28日ティモシー・シャラメをはじめ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンなどが集結した『DUNE/デューン 砂の惑星』。本作はラージフォーマットIMAXを超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX(R)」に認定された、世界初の作品。「製作者が創り上げた至高の映像&音響を、変換することなく劇場空間で再現する」フォーマットであり、全く新たな映像体験が約束されているといえる。錚々たるキャスト、そして映像が見どころとなる本作でメガホンをとるのが、『メッセージ』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、『ブレードランナー 2049』でも確固たる評価を得たドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。映画ファンが次回作を最も期待する監督のひとりとされるヴィルヌーヴ監督が、自身で「キャリア史上最も重要な作品」と断言する本作までの軌跡をふり返った。“いつの間にかやみつきになる”作品たち…キャリア前期監督2作目の『渦』(00)がベルリン国際映画祭で入賞し、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞も5部門を受賞。その後、2010年に発表した『灼熱の魂』が第83回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたことで、世界的に注目を集め、ヒュー・ジャックマンを主演にジェイク・ジレンホールやポール・ダノらを迎えたサスペンス・スリラー作品『プリズナーズ』(13)でハリウッドデビュー。自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたジェイク主演のミステリー『複製された男』(13)も手掛けた。『プリズナーズ』デビュー初期は、実話や戯曲をモチーフに、リアリティー溢れる人間ドラマを描いた作品が多いが、この頃からサスペンス・スリラーやアクションを題材とした、緊張感と引き込まれるストーリーで観客を釘付けにしてきた。麻薬戦争の闇をリアルに描きアカデミー賞3部門にノミネートされた『ボーダーライン』(15)なども、怒涛のストーリー展開ののち、観る者へ様々な解釈の余地を残す作品が多く、“いつの間にかやみつきになる”魅力に惹きつけられる映画ファンが続出した。『ボーダーライン』SF映画監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴ誕生――『メッセージ』突如、地上に降り立った巨大な宇宙船で地球に来た知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる物語を描き出した『メッセージ』(16)。これまでのSF映画の概念を覆す手法が高く評価され、アカデミー賞では作品賞、監督賞をはじめ8部門ノミネートしたほか映画賞を席巻。一躍、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督をSF映画監督して世に知らしめる代表作となった。『メッセージ』はじめてみるような壮大な宇宙船の登場、時間の認識がアップデートされるような映像体験、映像だけでなく哲学的な言葉や台詞、ヴィルヌーヴ監督のSF作品の土台を築いた本作は、知的なSF作品でありがらも、コミュニケーションや対話、言語といった私たちの日常の延長線上にあるテーマが描かれており、他者と理解しあうことの難しさだけでなく、関係性をもち、互いに耳を傾けることの美しさを訴えかけてくる。実写化不可能と言われていたテッド・チャンによる短編小説「あなたの人生の物語」を見事に映像化させ、ヴィルヌーヴ監督とSF作品の相性の良さを感じることのできる1本となっている。アカデミー賞2部門で受賞!映画ファンの期待に見事応えた『ブレードランナー 2049』続いて発表したのが、リドリー・スコット監督作『ブレードランナー』(82)から35年を経て生み出された続編、『ブレードランナー 2049』(17)。前作から30年後の2049年の世界を描いた。主人公“K”(ライアン・ゴズリング)が新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカード(ハリソン・フォード)を捜す物語だ。『ブレードランナー 2049』世界中にファンを持ち伝説のSF映画として名高い『ブレードランナー』なだけに、ヴィルヌーヴ監督にかかる期待は相当なもの。しかし、そのイメージを崩さずに第1作の時代から30年後の未来世界を完全に構築し、圧倒的な映像美で観客を魅了。アカデミー賞撮影賞、視覚効果賞を受賞し、高いハードルを乗り越え、世界中の期待に見事応えることに成功した。多くのカルチャーに影響を与え続ける、伝説のSF小説映像化に挑む『DUNE/デューン 砂の惑星』圧倒的な世界観と壮大なスケールのSF映画を続けてつくり出したヴィルヌーヴ監督が挑むのは、一説には『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』などの歴史に名を刻む作品は、この小説なくして生まれなかったと言われているほど、数々のカルチャーに影響を与えてきたフランク・ハーバートによる伝説のSF小説「デューン/砂の惑星」の映画化。1984年にはデヴィッド・リンチ監督がメガホンをとったが、そのスケール感と設定の複雑さを当時の技術では描ききることができず、リンチ監督自身も完全な失敗だと語っている。また、1975年にはチリの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督が企画したものの、中止に追い込まれて幻となり、それがドキュメンタリー映画にもなったほど。原作の持つ影響力とメッセージ性、映像作品としての難易度の高さ。これを、いままで着実にキャリアを積み上げてきた“映像の魔術師”ヴィルヌーヴ監督が最先端の映像技術を駆使し、監督自身の持ち味である、圧倒的な世界観と壮大な映像、そして感情の機微を細やかにとらえる感性で紡ぎ出す世界観は面白くないはずがない。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年08月23日ティモシー・シャラメを主演に迎え、『ブレードランナー 2049』『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「キャリア史上最も重要な作品」と断言する映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の日本公開が10月に決定。新場面写真も到着した。昨年、予告編が解禁されると「1つ1つのシーンが力強くて、カッコいい。音楽が良い。すごく期待が高まる!」「ハートにぶっ刺さりなので絶対映画館で観たいと思います」「いよいよ来たなぁこれ成功したら伝説になるぞ」など、日本をはじめ世界中の映画ファンの心を鷲掴みにした本作。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。主役を演じるのは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』での好演も記憶に新しく、『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚『Wonka』(原題)で若きウィリー・ウォンカ役に決定したティモシー・シャラメ。「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」と本作のヴィルヌーヴ監督に絶賛される新世代ハリウッドスターが大抜擢された。また、ティモシーの脇を固める俳優陣にも実力派オールスターキャストが集結。『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演し、『アクアマン』でお馴染みのジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、“アベンジャーズ”の宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが、ポールを全力サポートする腹心に。『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザックと『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。そして日本公開決定に合わせ、新たな場面写真が解禁。ティモシー演じる主人公ポール・アトレイデスが水の惑星カラダンの水辺で佇む姿が写され、その頭上には謎の飛行体が浮遊する謎めいたワンシーンが切り取られている。2枚目はアトレイデス家の副官であり、主人公ポールにとってなくてはならない存在のダンカン(ジェイソン・モモア)が、武装した敵と戦うバトルシーンも!どのような戦いが彼を待ち受けるのか、期待に胸が躍る写真となっている。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年06月03日ヘアスタイリストのポール・ルブランが、先週水曜日に亡くなっていたことが明らかになった。享年73。家族が公表した。ポールは1984年の『アマデウス』で、メイクアップアーティストのディック・スミスとともにアカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。その前年に作られた『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』が初めての大きな仕事の1つで、ジャバ・ザ・ハットに囚われていたときのレイア姫の印象的な三つ編みポニーテールを作り出した。1990年代は、『氷の微笑』、『硝子の塔』、『クイック&デッド』、『カジノ』でシャロン・ストーンをたびたび担当。2000年代は『レクイエム・フォー・ドリーム』、『ファウンテン 永遠につづく愛』でエレン・バースティンの担当をした。ほかにもスーザン・サランドン、トム・ハンクス、マイケル・ダグラスら大物俳優のヘアスタイリングを手掛けた。ポールは2007年、CBCのインタビューで『ノーカントリー』のハビエル・バルデム演じる殺し屋アントン・シガーの「おかっぱヘア」を作り上げたことを「誇りに思う」と話した。最後に手掛けた長編映画は『ブラック・スワン』。19日に家族と友人を招いて埋葬式が行われるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還 1983年7月2日公開
2019年10月08日実写版『リトル・マーメイド』のアリエル役がハル・ベイリーに決定したことを皮切りに、出演交渉中のキャストが次々と明らかになっている。先日、エリック王子役に「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが交渉中であると報じられたが、今度はハビエル・バルデムがトリトン役で出演交渉中であると伝えられた。トリトンは、海の王であり、主役のアリエルの父でもあるという役柄。ハビエルは、俳優初期に母国のスペインで演技に高い評価を受け、たびたびゴヤ賞を受賞。ハリウッド進出を果たしてからは、『ノーカントリー』でアカデミー助演男優賞を獲得し、『夜になるまえに』や『BIUTIFUL ビューティフル』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたこともある。ヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞など、数々の賞に輝いてきた演技派だ。アニメ版では赤髪、碧眼、白い肌のアリエルを実写版では黒人歌手であるハルに決定し、注目を浴びている『リトル・マーメイド』。ラテン系のハビエルがハル演じるアリエルの父親を演じると報じられたことで、ディズニーの「多様性」の表現に期待するファンの声も上がっている。「7人の娘たちを、全員違う“魚”として、違う民族の女優を起用すればいいんじゃない。だって、海はとてもカラフルな場所だもの。実写版『リトル・マーメイド』がすごく楽しみ」。ハル以外のキャストはまだ正式には決定していない。(Hiromi Kaku)
2019年07月19日実写版『リトル・マーメイド』に、ハビエル・バルデムが出演交渉されているようだ。役は、主人公アリエルの父で王のトリトン。人魚姫アリエル役にはハル・ベイリーが決定している。彼女が恋する人間の王子様役は、ハリー・スタイルズに出演交渉中だ。ほかにメリッサ・マッカーシー、オークワフィナらが出演する。監督は『シカゴ』『メリー・ポピンズ リターンズ』のロブ・マーシャル。バルデムの最近作は、妻のペネロペ・クルスと共演した『誰もがそれを知っている』。文=猿渡由紀
2019年07月18日2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディが、“スペインで最も有名なカップル”ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを迎えた最新作『誰もがそれを知っている』。6月~7月は本作の“頼りになる男前な兄貴系”ハビエル以外にも、ミステリアスな色気漂うラテン系、絶対に怒らせてはいけないキレる親父、実在した紳士な強盗…といった様々なタイプのイケオジ俳優が出演する映画が目白押しだ。その結末に誰もが息をのむ、極上のヒューマン・サスペンス『誰もがそれを知っている』(6月1日公開)男前な兄貴系ハビエル・バルデム/パコ役実生活ではスペインの至宝ペネロペ・クルスと2010年に結婚、これまで6作品で共演し、本作で“夫婦共演”は3作目となるハビエル。ペネロペ演じるラウラの娘イレーネが誘拐されたとき、ラウラの心に寄り添い、身代金要求の時間稼ぎに奔走するなど、頼りになる男前な一面を見せる。今回は筋肉質のボディにワイルドな表情を浮かべ、壁ドンを想起させるようなショットが解禁!1969年、スペイン、カナリア諸島のラスパルマス出身。ビガス・ルナ監督作『ルルの時代』(’90)で映画デビュー、母国スペインのみならず国際的にも活躍。英語作品に初主演した『夜になるまえに』(’00)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍世界にその名を轟かせる。そして、コーエン兄弟監督『ノーカントリー』(’07)では冷酷な殺し屋を演じ、スペイン人俳優として初となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞に輝く。近年では『007 スカイフォール』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でも悪役を怪演、独特の存在感を放つ。ミステリアスな色気漂うリカルド・ダリン/アレハンドロ役信心深いラウラの夫、アレハンドロ役を熱演するリカルド・ダリン。かつては実業家で、妻の出身の村にも多額の寄付をするなど裕福だった。娘の誘拐事件を聞き、アルゼンチンからスペインへと駆け付けるが、娘を誘拐した犯人では? と周囲から疑われてしまう場面も…。今回解禁された場面写真では、優しい眼差しでミステリアスな色気漂う微笑みを浮かべている姿が。1957年、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。アルゼンチンで最も有名な演技派俳優のひとり。子役としてキャリアを重ね、10歳で俳優として本格的にデビュー。アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内で週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』(’09)に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の賞にノミネートされる。また、ビル爆破解体職人を演じたオムニバス映画『人生スイッチ』(’14)もアルゼンチンで大ヒットし、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている。父の復讐に2つのマフィアが巻き込まれ、気づけばクセモノだらけ!?『スノー・ロワイヤル』(6月7日公開)怒らせちゃいけないキレる親父リーアム・ニーソン/ネルズ・コックスマン役同作では模範市民賞を受賞するほど、市民に貢献する除雪作業員ネルズ・コックスマン役を演じるリーアム・ニーソン。だが、ひとり息子が地元の麻薬組織に殺されたことで、除雪キャリアで身に付けた土地勘や体力、そして除雪車で敵を始末していくが、その復讐が思わぬ方向へと向かっていき…。1952年生まれ、北アイルランド出身。舞台俳優としてキャリアをスタートさせた後、『エクスカリバー』(’81)で映画デビュー。スティーブン・スピルバーグ監督『シンドラーのリスト』(’93)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『マイケル・コリンズ』(’96)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、演技派俳優として台頭すると、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(’99)、『バットマン ビギンズ』(’05)などの超大作に出演して地位を確立する。近年は『96時間』シリーズや『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』といったアクション映画への出演が多く、新たなファンを獲得。そのほか『愛についてのキンゼイ・レポート』(’04)、『特攻野郎Aチーム』(’10)、『バトルシップ』(’12)、『沈黙-サイレンス-』(’16)、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(’19)など多数。誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士な銀行強盗『さらば愛しきアウトロー』(7月12日公開)実在した紳士強盗ロバート・レッドフォード/フォレスト・タッカー役名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作として演じたのは、数々の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在したアウトロー、フォレスト・タッカー。ポケットに入れた拳銃はチラリと見せるだけ、誰ひとり傷つけることなく華麗な手口で銀行を襲う紳士的な姿は、盗まれた銀行員でさえも魅了されるほど!1936年、米カリフォルニア州生まれ。『明日に向って撃て!』(’69)、『スティング』(’73)でキャリアを邁進し、『大いなる勇者』『華麗なるギャツビー』『ナチュラル』『愛と哀しみの果て』『スパイ・ゲーム』、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』、さらに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『ニュースの真相』など数々の名作に出演。『普通の人々』(’80)では監督業に進出し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞する。1981年にはサンダンス・インスティテュートを設立し、新進の脚本家や監督の支援と開拓、「サンダンス映画祭」の主催を行う。その功績を讃えられ、全米映画俳優組合賞生涯功労賞、アカデミー名誉賞を受賞。2016年には、当時のオバマ大統領より大統領自由勲章を授与され、2019年にはセザール賞名誉賞を授与されている。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年06月01日名匠アスガー・ファルハディ監督が初めてのオール・スペインロケに挑み、新境地を切り開いた『誰もがそれを知っている』。本日4月28日は、主人公ラウラを演じたスペインの名女優ペネロペ・クルスの、なんと45回目の誕生日!本作でハビエル・バルデムと夫婦共演を果たした彼女に、改めて注目した。スペインではペドロ・アルモドバル監督のミューズとして知られ、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞の外国語映画賞を受賞した『オール・アバウト・マイ・マザー』(’99)で注目を浴び、続くトム・クルーズ共演『バニラ・スカイ』やジョニー・デップ共演『ブロウ』などの話題作で一躍ハリウッドの人気女優に。アルモドバルと再び組んだ『ボルベール<帰郷>』(’06)ではスペイン人女優として初めてアカデミー賞主演女優賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞、カンヌ国際映画祭では主演女優賞を受賞し、続くウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(’08)でついに、アカデミー賞助演女優賞受賞を果たした。その後も『NINE』や『ローマでアモーレ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』などの作品で、スタイル抜群の妖艶な美しさと情熱的な演技を見せ、世界中を虜に。40歳となった2014年には「エスクァイア」誌が発表するランキングで「世界で最もセクシーな女性」に選出。歳を重ねるごとに輝きを増すその類稀な美貌は、ファッション業界からも引く手あまた。近年では「シャネル(CHANEL)」のアンバサダーや、2019年春夏「アトリエ・スワロフスキー(Atelier Swarovski)」のキャンペーンで広告塔を務めている。さらに、小児白血病をテーマに描いたドキュメンタリー短編映画『Soy Unoentrecienmil』(’16・未)を手がけており、16歳から夢見ていたという長編映画も作りたいという意気込みを米メディアに語ったことも。近年は、ジャンニ・ヴェルサーチの暗殺を描いた話題のTVシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」で妹役のドナテラ・ヴェルサーチを熱演し、その美貌が話題に。映画ではペドロ・アルモドバル監督『Dolor y gloria』(’19・原題)、オリヴィエ・アサイヤス監督『Wasp Network』(原題)が控えるなど、多岐にわたるその活躍からますます目が離せない。そんなペネロペが「今まで演じた役の中で一番複雑なキャラクター」と語り、夫のバルデムと6度目の共演を果たした本作。「ここまで激しい感情をぶつけ合うことは珍しい」(The Wrap)、「役者たちが新たなレベルのスター性をもたらした」(IndieWire)と母国スペインを舞台に、繊細にしてエモーショナルな演技でファルハディ監督作品を新たな境地へと導いたペネロペの演技は必見だ。今回は誕生日に合わせ、ペネロペのゴージャスな披露宴シーンと、娘の誘拐に気づき不穏な表情を浮かべるシーンという、展開が気にならずにはいられない場面写真2点も到着している。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.
2019年04月28日映画『誰もがそれを知っている』が、2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。イランの名匠アスガー・ファルハディ監督最新作『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー賞外国語映画賞に輝いた、イランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作。アカデミー賞授賞式をボイコットしたことでも話題を呼んだ前作から2年、ついに待望の最新作が公開となる。“一枚の行方不明者写真”から着想した極上サスペンス最新作『誰もがそれを知っている』は、1枚の行方不明者の写真から着想。15年前のスペイン旅行中に目にした一枚の写真をインスピレーションに、アスガー・ファルハディ監督がずっと温めてきた物語だ。物語は、スペインの故郷で家族、幼なじみと久しぶりに再会するところからスタート。結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。綿密な脚本と緊迫感溢れる語り口で、人間社会の裏に潜む普遍的なテーマを鋭く描き出す監督は、最新作で家族の秘密と嘘をめぐる新たなる極上サスペンスを作り上げる。ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫婦共演出演は、スペインを代表する女優ペネロペ・クルスと夫のハビエル・バルデム。本作では、企画段階からペネロペとハビエルが携わり、彼らに当て書きする形でキャラクターは描かれているという。脇を固めるのは、アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』で知られるアルゼンチンの俳優リカルド・ダリン、『マジカル・ガール』でゴヤ賞主演女優賞を受賞したバルバラ・レニーなどの実力派キャストたち。第71回カンヌ国際映画祭では華々しくオープニングを飾り、「ここ数年の中で最も力強く、価値のあるオープニング作品の1つ」と称されたほど。カンヌと同日に劇場公開を迎えたフランスでもヒットを記録している。【作品情報】映画『誰もがそれを知っている』公開日:2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開監督:アスガー・ファルハディ脚本:アスガー・ファルハディ出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、リカルド・ダリン英題:EVERYBODY KNOWS配給:ロングライド
2019年03月24日『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー外国語映画賞に輝いたアスガー・ファルハディ監督最新作『Everybody Knows』(英題)が、『誰もがそれを知っている』の邦題で6月1日(土)より日本公開が決定した。アカデミー賞授賞式へのボイコットでも話題となった前作から2年――。初となるオールスペインロケで挑んだ待望の最新作は、家族の秘密と嘘をめぐる新たなる極上サスペンス。15年前のスペイン旅行で目にした壁に貼られた行方不明の子どもの写真に着想を得て、ファルハディ監督がずっと温めてきたという本作。スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみだったが、結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実を巡り、家族の秘密と嘘がほころび始める…というストーリー。キャストには、監督の長年のラブコールに応え、『バニラ・スカイ』『ボルベール<帰郷>』『NINE』などに出演するペネロペ・クルスが出演。そして、『それでも恋するバルセロナ』では共演もしている夫のハビエル・バルデムも参加。企画がスタートした4年前から2人は監督への協力を惜しまず、すでにキャラクターは唯一彼らに当て書きで執筆されていたという。2人のほかにも、アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』で知られるリカルド・ダリン、『マジカル・ガール』でゴヤ賞主演女優賞を受賞したバルバラ・レニーらが出演している。また本作は、昨年の第71回カンヌ国際映画祭で華々しくオープニングを飾り、世界中が絶賛。さらに同日に劇場公開を迎えたフランスでも大ヒットを記録と大きな話題となった。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年03月20日『アベンジャーズ』シリーズ、『デッドプール2』のジョシュ・ブローリンが、リブート版『デューン/砂の惑星』への出演を交渉中だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ジョシュはオリジナル版でパトリック・スチュワートが演じたガーニイ・ハレック役のオファーを受けているようだ。『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとる本作。ヴィルヌーヴ監督は、エリック・ロス(『アリー/スター誕生』)、ジョン・スペイツ(『パッセンジャー』)とともに脚本を執筆し、プロデューサーも務める。主演は『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ。オリジナル版でカイル・マクラクランが演じた主役のポウル・アトレイデスを演じる。ほかのキャストは『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『マイティ・ソー』&『アベンジャーズ』&シリーズのステラン・スカルスガルド、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』&『アベンジャーズ』シリーズのデイヴ・バウティスタと、ジョシュと同じくMCUの俳優がずらり。また、ハビエル・バルデム、レベッカ・ファーガソン、シャーロット・ランプリングの出演も決定している。(Hiromi Kaku)
2019年02月14日アレハンドロ・アメナーバル監督の8年ぶりとなる新作『Regression』(原題)が、『リグレッション』の邦題で、9月15日(土)より日本でも公開されることがわかった。併せて、日本版ポスタービジュアルも発表された。■あらすじ1980年代後半から90年代初頭、アメリカでは悪魔崇拝者による事件が大流行していた。そんななか、父親による少女虐待の事件が起こる。事件を担当する刑事(イーサン・ホーク)は、少女(エマ・ワトソン)の記憶や証言が曖昧なことから、心理学者(デヴィッド・シーリス)に捜査協力を仰ぐことに。しかし捜査を続けるうちに、ただの虐待事件でないことが明らかとなっていく。■実話を基にしたサスペンスホラー本作は、1990年のアメリカ・ミネソタ州で起きた実話を基にした、衝撃のサスペンスホラー。監督のアレハンドロ・アメナーバルは、ゴシックホラーの傑作とも言われる『アザーズ』で知られ、2004年にはハビエル・バルデム主演の『海を飛ぶ夢』を監督したことでも話題となった。また主演のブルース・ケナー役は、『ビフォア』シリーズのイーサン・ホークが演じる。俳優のほかにも、作家や脚本家、映画監督などマルチな才能を見せ、『ブルーに生まれついて』ではジャズトランペット奏者であるチェット・ベイカーを演じた。2014年には『6才のボクが、大人になるまで。』で、2度目のアカデミー賞にノミネートされた。ヒロインのアンジェラ役には、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン。昨年公開された『美女と野獣』は世界中で大ヒットとなり、ますますトップ女優としての魅力に磨きがかかる。本作では、父親からの虐待を告発する少女という役で、今までエマのイメージにはない役柄をどう演じきっているのか注目したい。■ダークさ全開のポスタービジュアル今回発表された日本版ポスターは、悲痛な面持ちのエマ・ワトソンとイーサン・ホークのシリアスな表情が印象的だ。その下には、どこか禍々しい雰囲気を醸し出す荒れ果てた小屋、外壁には逆さ十字が赤く浮き上がっている。さらに、「恐怖が 謎を 深くする」というキャッチコピーが、アメナーバルらしいゴシックホラーを彷彿とさせるようなダークさを浮き彫りにしており、待ちに待った新作に期待が高まる。『リグレッション』は9月15日(土)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月22日ジェニファー・ローレンスを主演に迎え、『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が描く驚愕のスリラーとして話題を呼ぶも、日本公開が中止になった問題作『マザー!』。そのBlu-ray&DVDが3月23日(金)よりTSUTAYAにて先行レンタルされることが決まった。本作は、『ブラック・スワン』のように不穏な空気が全編を支配する、アロノフスキー監督にしか作りえない驚愕のスリラー。第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞の候補となったが、その内容から上映時は物議を醸し、喝采とブーイングが入り乱れる結果となった。監督は多くは語らず、映画で描かれる様々な“不可解な事柄”について「何の予備知識もなく見てほしい」と語り、賛否両論が起こったことについては「ローラーコースターみたいな映画だから、勇気がある人だけ乗ってくれれば」とコメントしていた。キャストには、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー主演女優賞受賞のジェニファー・ローレンスと、『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムの2人が不穏な家庭の夫婦役を怪演するほか、『アポロ13』のエド・ハリスと『オリエント急行殺人事件』のミシェル・ファイファーといった名優も競演。本作の撮影がきっかけでアロノフスキー監督と主演のジェニファーが恋仲になる(のちに破局)など、本編内容以外でも様々な反響が起こっている超問題作を、ついに目にすることができそうだ。『マザー!』Blu-ray&DVDは3月23日(金)よりTSUTAYAにて先行レンタル開始、4月25日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日2018年公開される映画の中からシネマカフェライターが期待している作品No.1をご紹介!黒豆直樹:『マザー!』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督×ジェニファー・ローレンス&ハビエル・バルデムによるサイコスリラーと聞いただけで、ゾクゾク! …が、まさかの日本公開中止!?理由も不明?何とかならないんでしょうか…?『マザー!』(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.内田涼:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』スピルバーグの新作2本、ピクサーの新作2本、パシリム2、ジュラ2、インフィニティ・ウォー、SWハン・ソロ…。洋画は超豪華ラインナップで盛り上がり必至!特に前作が傑作すぎた「ファンタビ」第2章はいまから楽しみ。作品の成否はジョニデ次第か?『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(C) 2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights(C) JKR.赤山恭子:『キングスマン:ゴールデン・サークル』マスコミ試写で拝見、試写なのに最高すぎて半分お尻を浮かして叫んでしまった。マシュー・ヴォーンのファンタスティックな演出は無論冴えわたり、新キャラのジュリアン・ムーア&エルトン・ジョン(!)が、あの癖のあるキャスト勢を食わんばかり。期待値、上げに上げても裏切られない。『キングスマン:ゴールデン・サークル』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation新谷里映:『グレイテスト・ショーマン』ヒュー・ジャックマンの『レ・ミゼラブル』超えなるかという期待はもちろん、久々にミュージカル作品出演のザック・エフロンの歌声も楽しみ。サントラを買って映画に登場する全9曲のミュージカル・ナンバーはすでにチェック済み。待ち遠しい!『グレイテスト・ショーマン』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation渡邉ひかる:『犬ヶ島』敬愛するウェス・アンダーソンの新作である上に、舞台は日本。メガ崎市?コバヤシ少年?学校牛乳?和太鼓がドンドコ鳴り響くファニーなアンダーソン・ワールドに身悶えながら、グサッとくる物語に出会える予感。可愛い(気がする)犬たちに、すでに夢中。ウェス・アンダーソン監督/『Isle of Dogs』(原題)明美トスト:『A Star Is Born』(原題)新年もとにかく大作目白押しで色々迷った挙句、王道の『アベンジャーズ』とかはやめまして、ブラッドリー・クーパーとレディガガの豪華コラボによる往年大ヒット作リメイクの『A Star Is Born(原題:スター誕生)』に期待度イチバン決定!ブラッドリー・クーパー&レディー・ガガ(C) Getty Images牧口じゅん:『女は二度決断する』大好きな『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督が描く社会派スリラー。テロにより愛する家族を失った女性が主人公。対立が激化する世界をどう描いているのかが気になるところ。また、各国の賞レースでも絶賛されたダイアン・クルーガーの演技に注目したい。『女は二度決断する』(C) 2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production,corazon international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH賀来比呂美:ディズニー実写版『くるみ割り人形』(『The Nutcracker and the Four Realms』)『トワイライト』のレネズミ役少女が美しく成長し、クララ役で主演。名門バレエ団のソリストやキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマンなど錚々たるキャストに監督はラッセ・ハルストレム。ディズニーならではの幻想的な世界観溢れる予告編からも期待が高まるばかり!冨永由紀:『犬ヶ島』ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメ。近未来の日本でその名も犬ヶ島に隔離された犬たちと、飼い犬を探しに島にやって来た少年の物語。見事に構築された世界、ブライアン・クランストンから野田洋次郎まで、豪華な声のキャスト陣も楽しみ。『犬ヶ島』石井隼人:『ミッドナイト・バス』名匠のもとで助監督経験を積んできた竹下昌男監督による、約14年ぶり2作目となる長編映画監督作。加藤正人の重厚な脚色と竹下監督の尋常ならざる演出力によって、原田泰造、山本未來、小西真奈美、葵わかなが魅せる!大人の鑑賞に堪えうる稀有な邦画と断言!『ミッドナイト・バス』(C) 2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社編集部:『リメンバー・ミー』ここ数年で、唯一泣いてしまった映画。少年ミゲルの冒険を、壮大で美しくカラフルな情景とともにドラマティックに描く「家族の絆」がテーマのディズニー/ピクサー作品。卒業や就職などライフステージの変化がなにかと多い3月、劇場できっとあなたの大切な人たちの意味を気付かせてくれるだろう。『リメンバー・ミー』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2018年01月03日2018年1月19日(金)に日本での公開が予定されていた映画『マザー!』(原題:MOTHER!)が、この度日本公開中止になることが発表された。今回の中止は、米スタジオ:パラマウント・ピクチャーズの意向とのこと。本作は、『ブラック・スワン』で全世界を震撼させた監督・脚本のダーレン・アロノフスキーが仕掛ける衝撃と戦慄の最新作。郊外の一軒家で幸せに暮らす夫婦が、ある夜現れた不審な訪問者を家にあげたことから、常軌を逸した事件に襲われるという衝撃と戦慄のサイコ・ミステリー作品だ。また、本作には『世界にひとつのプレイブック』や『ハンガー・ゲーム』『X-MEN』シリーズのジェニファー・ローレンスと、『ノー・カントリー』『007 スカイフォール』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のハビエル・バルデムが初共演を果たしているほか、名優エド・ハリスやミシェル・ファイファーが出演している。(cinemacafe.net)
2017年11月01日米BOX OFFICE MOJOは9月15日~9月17日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が首位を堅守。累計興行収入も2億1,871万619ドルと、公開から2週間で早くも2億ドルの大台を突破した。2位は初登場の『American Assassin(原題)』。ヴィンス・フリン著のベストセラー小説『アメリカン・アサシン』を映画化した作品で、監督をテレビドラマ『HOMELAND』のマイケル・クエスタ、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンが主演を務め、テロリストを追い詰めるCIA捜査官の奮闘を描く。3位『レスラー』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督の最新作『マザー!』も今週初登場。ジェニファー・ローレンスとハビエル・バルデム演じる夫婦のもとを訪ねてきた不審な訪問者たちにより、それまでの穏やかな夫婦生活が崩壊していくサイコ・ミステリーだ。前週2位の『Home Again(原題)』は4位に。5位『The Hitman’s Bodyguard(原題)』、6位『アナベル 死霊人形の誕生』、7位『Wind River(原題)』など以下のラインナップはそれぞれ2ランクずつ順位を下げた。
2017年09月18日日本では来年1月に公開される、『ブラック・スワン』の監督が仕掛けるかつてない衝撃と戦慄のサイコ・ミステリー『マザー!』のNYプレミアイベントが、現地時間9月13日(水)に行われ、主演を務めたジェニファー・ローレンスらが登場した。NYプレミアの会場となったのは、ラジオシティ・ミュージックホール。本作は、郊外の一軒家で幸せに暮らす夫婦が、ある夜現れた不審な訪問者を家にあげたことから、常軌を逸した事件に襲われる衝撃と戦慄のサイコ・ミステリーということで、そのスリリングなサイコ・ミステリーのストーリーをイメージし、会場には通常のレッドカーペットではなく、漆黒のブラックカーペットが敷かれた。そして、そのブラックカーペットの上に登場したのは、劇中の衣装をイメージさせるような、「クリスチャン・ディオール」の純白の美しいドレスに身を包んだジェニファーを始め、ハビエル・バルデム、ダーレン・アロノフスキー監督。ジェニファーは、今作への出演を決心した理由について「まず監督が誰かということ。そしてストーリーに共感できるか、チャレンジ精神を刺激されることも大切。演じることに恐れを感じないようならやってもつまらない」と明かし、本作については「重要な深いメッセージがあるわ。私たちが目指していた作品に仕上がっていたと思えた」とその仕上がりに自信を見せた。またアロノフスキー監督は、ジェニファーの起用に関して最初は「いままでの彼女のイメージには無い作品だったし絶対に受けてくれないと思っていた」と明かすも、話をしていくうちに作品を理解し、結果出演を快諾してくれたのだとか。続けて「以来、彼女はこの作品に全てを捧げてくれたんだ」と絶賛していた。映画については、「観た人が色々なテーマや意味合いを見いだして楽しむ作品。頭で考えて、感じて、耳を澄ますことで作品の表情が常に変わってくる」と期待を煽り、「観客をドキドキハラハラさせると同時に楽しませたいと思ったんだ」とコメントしている。『マザー!』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月14日ダーレン・アロノフスキー監督映画『マザー!』。2018年1月19日(金)に日本公開が予定されていたが、2017年11月に公開中止が発表された。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督最新作『レクイエム・フォー・ドリーム』『ブラック・スワン』などで知られるダーレン・アロノフスキーによる最新作で、彼は監督&脚本を担当。アロノフスキー監督ならではの緻密な心理描写とスリリングなタッチで、誰にも予想不可能な展開を描く、サイコ・ミステリーとなっている。『マザー!』ストーリー郊外の一軒家に住む一組の夫婦は、ある夜に突如現れた不審な訪問者によって、穏やかな生活が一転する。翌日も次々と現れる謎の訪問者たち、そんな招かれざる客たちを拒む素振りを見せず次々と招き入れる夫の行動に、妻は不安と恐怖を募らせる。訪問者の行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが、そこで想像もつかない出来事が待ち受ける。すべては現実なのか?それとも彼女の妄想なのか…?主演にジェニファー・ローレンス×ハビエル・バルデム主演を務めるのは、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたジェニファー・ローレンス。彼女は、『マザー!』について次のように話した。「監督が誰かということ。そしてストーリーに共感できるか、チャレンジ精神を刺激されることも大切です。演じることに恐れを感じないようならやってもつまらないですから。マザー!には重要な深いメッセージがあり、私たちが目指していた作品に仕上がったと思います。」また『ノー・カントリー』でアカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムも出演する。ジェニファーが着こなすディオールのドレスジェニファー・ローレンスは、ニューヨークのプレミアでディオール(Dior)を着用。劇中の衣装を思わせる純白のドレスで登場した。作品情報映画『マザー!』※2018年1月19日(金)に日本公開が予定されていたが、2017年11月に公開中止が発表された。監督:監督・脚本:ダーレン・アロノフスキーキャスト:ジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファーほか原題:Mother!(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.
2017年09月07日『ブラック・スワン』で全世界を震撼させた監督・脚本のダーレン・アロノフスキーが仕掛ける衝撃と戦慄の最新作『Mother!』(原題)が、『マザー!』の邦題で来年1月19日(金)より日本公開されることが決定。あわせて場面写真も到着した。郊外の一軒家に住む一組の夫婦、ある夜現れた不審な訪問者によって穏やかな生活が一転する。翌日も次々と現れる謎の訪問者たち、そんな招かれざる客たちを拒む素振りを見せず次々と招き入れる夫の行動に妻は不安と恐怖を募らせる。訪問者の行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが、そこで想像もつかない出来事が待ち受ける。すべては現実なのか?それとも彼女の妄想なのか…!?『ブラック・スワン』『ノア 約束の舟』のダーレン・アロノフスキー監督が手掛ける本作は、未だかつてない衝撃と戦慄のサイコ・ミステリー。監督ならではの緻密な心理描写とスリリングなタッチで、観る者すべてを不安と恐怖のどん底へと突き落し、劇中に散りばめられたパズルのピースが合わさるとき、誰にも予想不可能な展開が待ち受ける…。また本作では、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『ハンガー・ゲーム』『X-MEN』シリーズにも出演するジェニファー・ローレンスと、『ノー・カントリー』で助演男優賞を受賞、『007 スカイフォール』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』など人気作へ出演するハビエル・バルデムが初共演を果たす。さらに、『めぐりあう時間たち』などに出演する名優エド・ハリス、『ヘアスプレー』『ダーク・シャドウ』のミシェル・ファイファーが出演。『マザー!』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日壮大なスケールとアクションで贈るエンターテイメント超大作シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。老若男女を取り込み、日本列島に“パイレーツ旋風”が巻き起こる中、貴重なメイキングやスタッフ・キャストのインタビューを含む本作の特別映像をシネマカフェが独占入手した。公開以来、初週末2日間で77万1,516人を動員、興行収入10億4,827万1,900円と、『美女と野獣』の初週末動員数を超え、2017年洋画No.1の爆発的スタートを記録した本作。2週目も週末動員/興行収入ともに1位となり、2週連続No.1を達成。海の日を含む3連休の劇場も、引き続き『パイレーツ』鑑賞者で大賑わいとなり、公開26日間で動員350万人超え、興行収入50億7,859,2200円(7月27日時点)を突破、また週末の興収ランキングでは初登場から3週連続1位を獲得し、4週目も好成績をキープ。夏休み映画No.1の座を譲らず圧倒的な強さを見せている。これまで数多くの大ヒット映画を手掛け、第1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊』から製作を手掛ける映画プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーのインタビューから始まる本映像では、本編映像はもちろん、本作の代名詞ともいえる派手なアクションシーンの撮影風景、監督やキャストのインタビュー映像など盛りだくさん。なかでも、本編序盤の大きな見せ場の1つとなる処刑台のシーンの撮影風景は圧巻だ!日本版の本予告にも登場する処刑台のシーンは、撮影が行われたオーストラリアのモーズランド郊外にある5エーカー(約2万235平方m)の土地にセント・マーティンの町を作り、数千人ものエキストラが参加。実際の爆薬や、セットが崩れる仕掛けを用いて撮影をするため、現場スタッフからエキストラへ「かけ声でビルが爆発します。チャンスは1回ですよ」と緊張感あふれる指示が飛ぶ模様も、この映像に収録されている。エキサイティングでもあり、本編では笑いを誘う場面でもある処刑広場シーンだけで3日間にもおよぶ撮影が行なわれたという。そのほかにも、このセント・マーティンが舞台となる銀行強盗シーンの撮影風景も収録されている。これら、町で撮影をされたシーンはほとんどのセットや仕掛けが実際に作られたものだという。本作の監督のひとりであるヨアヒム・ローニングは、「おそらくすべての監督が、実際に手で触れられるセットを可能な限り使いたいと思っているはずです。しかし、はるか昔の時代を描く作品を作る場合、それはたいてい不可能です。基本的に、その世界が数百年前であるかのように見せるための助けが必要になってくるものですからね。しかし、今回の映画では、町全体を作っただけでなく、そのセットで繰り広げられる銀行強盗のチェイスシーンは、視覚効果なしのリアルタイムで撮影されたものです。あのシーンをあそこまで本物らしく描けたことは、映画監督として夢のようでしたね」と熱弁。『パイレーツ』だからこそできた、大規模セットを使っての撮影を語った。キャプテン・サラザール役のハビエル・バルデム、ヘンリー・ターナー役を務めたブレントン・スウェイツらキャストたちもこの世界観を絶賛しており、カリーナ・スミス役を務めたカヤ・スコデラリオは、撮影現場を「別世界に来たよう」とふり返っている。まさにリアルさを徹底的に追求した本作。ド派手なセント・マーティンでのアクションシーンをはじめ、その圧倒的スケールはスクリーンでこそ体験してほしい。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年07月31日