2023年2月16日 18:15
レア・セドゥ主演『それでも私は生きていく』公開!監督ミア・ハンセン=ラブ絶賛の日本版ポスターも
「Los Angeles Times」が「この映画のレア・セドゥを観なければ、今年最高の演技を観逃すことになるだろう」と称賛を贈った。
また、エリック・ロメール監督作品の常連俳優として知られ、出演作が多数ある名優パスカル・グレゴリーが、主人公の父ゲオルグ役に扮し、教師であるがゆえに大事にしてきた“知識”や“言葉”が病により失われていく様を驚くほど丹念に演じている。
主人公にとって希望の光のような存在として登場する役どころを演じるのが、『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー。信じて良いのか分からない、曖昧ながらもナイーブな魅力に溢れるサンドラの恋人クレマンを好演している。この3人が互いに作用し合うアンサンブルにも注目だ。
今回解禁された日本版オリジナルポスターは本国版からデザインを一新。主人公であるサンドラ(レア・セドゥ)がベッドに寝そべり、空(くう)を見上げる姿を全面に大きく捉え、人生には泣きたくなることもあるけれど、喜びや悲しみと共に生きていくという意思のある女性像を表現している。
このデザインを監督も気に入ったそうで、日本版ポスターが欲しいと熱望するほど絶賛。
同時に解禁する場面写真は、ひとり娘であるリンにぴったりと寄り添い、笑顔を浮かべるサンドラの様子を捉えた写真と、サンドラの恋人クレマンも交えてリンが指差す方向を3人でまっすぐに見つめる写真が解禁となった。