2023年2月23日 13:00
グザヴィエ・ドラン「全身全霊を捧げた」渾身の挑戦作「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」を語る
「スターチャンネルEX」では、グザヴィエ・ドランが初めて手掛けるTVドラマ「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」を2月24日(金)より独占日本初配信。それに合わせて、ドランが製作秘話を語る貴重なディレクターズ・ノートが初公開、また、大島依提亜デザインによる日本版キーアートが解禁となった。
キャストには、ドランと同じくケベック州出身の実力派俳優が集結し、ドラン作品では母親役で常連のカナダを代表する名優アンヌ・ドルヴァルが、本作でも4兄妹の母親役で出演。主要キャストの4人は、原作となった2019年の舞台劇のオリジナルキャストがそのまま同じ役を演じている点も見どころ。ほかにも『レ・ミゼラブル』(2019)でセザール賞の有望若手男優賞を受賞したジブリル・ゾンガが、ジュリアンの大学の教員役で出演するなど、脇を固める実力派俳優陣にも注目。
今回初解禁のディレクターズ・ノートでは、これまで母と息子の親子関係や家族間の確執、疎外された人々といったテーマを中心に物語を描いてきたドランが10年の月日を経て心境に変化があったことを語る。
子どもの頃からホラーやスリラーといったジャンル映画に夢中になりながらも、新人時代はなかなか踏み出せなかったというドランは、2011年、ミシェル・マルク・ブシャールの舞台「トム・アット・ザ・ファーム」