A24の注目作『aftersun/アフターサン』のシャーロット・ウェルズ監督が初来日。4月10日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた来日記念舞台挨拶に登壇し、さらに本作の大ファンだという映画を愛する俳優・岸井ゆきのが特別ゲストとして駆けつけた。
この日は、昨年主演した『ケイコ 目を澄ませて』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝き、映画愛にあふれる感動のスピーチも記憶に新しい岸井さんがこれからの活躍にも期待が高まるシャーロット・ウェルズの才能に注目、今後の映画界を担う若き2人の貴重な対面の場となった。
映画上映前、会場に集まった大勢の日本の観客の前に立ったウェルズ監督は「来日するのは初めてですが、日本に来られたこと、皆さんとこの映画を分かち合うことができて、最高の気持ちです」と挨拶。また、奇しくもこの舞台挨拶の会場となったヒューマントラストシネマ渋谷では、ウェルズ監督が敬愛する伝説の映画監督の特集上映「シャンタル・アケルマン映画祭2023」が行われており、「実はこの作品でもインスピレーションを受けているんですよ」と明かした。

続けて、「この映画のプレミアが(昨年5月の)