福士蒼汰、海外進出の夢叶う!「大奥」有功、型破りな「弁護士ソドム」までの進化にも注目
では、400年も地球に暮らす“宇宙人”としてのクールな一面、有功にも通じるような落ち着きや達観と、自由奔放な人気女優・笹原椿(山本美月)とのユニークな掛け合いも見どころ。「スターマン・この星の恋」以来、2度目の宇宙人役をこなした。
“ターニングポイント”になった作品は?
『ちょっと今から仕事やめてくる』初日舞台挨拶より
「ターニングポイントになった作品」と自ら語ったのが、『銀河鉄道の父』『八日目の蝉』の成島出監督のもと、「星から来たあなた」でも共演した工藤阿須加と出演した『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017)。仕事に行き詰まった隆(工藤さん)が出会う、“陽”の雰囲気を放つ関西弁の謎多き青年・ヤマモトは新境地となり、初日舞台挨拶で「今の気持ち、今の役者としての心というものはたぶん一生、忘れない」と語っていたほど。
『ちょっと今から仕事やめてくる』
また、さらなる転機となったのは『ザ・ファブル』(2019)での岡田准一との再会だろう。『図書館戦争』シリーズで共演した2人だが、「(以前は)岡田さんが教官で自分が部下、仲間だったんです。いずれ戦いたいなと思って、今回ついに戦うと。“うわ、ついに俺の夢が叶ったぞ!”と思い即決しました」