くらし情報『『大いなる自由』オルタナティブポスター入手「観客も投獄されているような感覚」に』

2023年6月14日 16:00

『大いなる自由』オルタナティブポスター入手「観客も投獄されているような感覚」に

Photo by cinemacafe.net


6月16日よりオープンとなるBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて、7月7日(金)より公開される映画『大いなる自由』。この度、「愛する自由」を渇望し続けた主人公ハンスのオルタナティブポスターが到着した。

2021年・第74回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞受賞、2022年・第94回アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品、Bunkamura初の配給作品となる本作は、戦後ドイツで男性同性愛を禁ずる「刑法175条」のもと、「愛する自由」を求め続けた男の20余年にもわたる闘いを描いた静かな衝撃作。


『大いなる自由』オルタナティブポスター入手「観客も投獄されているような感覚」に

オルタナティブポスターに切り取られたシーンは、第2次大戦後の1945年、自身の性的指向により強制収容所から直接投獄され、薄い光が差し込むだけの暗い居室に初めて腰をおろした主人公ハンスが、わずかな荷物を手にしたまま窓の外を見上げる姿を捉えたもの。物語を通じて「愛する自由」を渇望し続けるハンスの姿を象徴するかのような印象的な場面だ。

『大いなる自由』オルタナティブポスター入手「観客も投獄されているような感覚」に

刑務所の壁と窓を思わせ、物語の世界観を表現したデザインとなっており、刑務所の通路とそのものを思わせるデザインだったティザービジュアルとも通じるものになっている。

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