インターナショナル部門が25年目、アジア部門が20年目という節目を迎えた米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」のアワードセレモニーが6月26日に行われ、8つのアワードの受賞発表・授与が行われた。
今年の「SSFF & ASIA」では、既存概念からの解放「UNLOCK」をテーマに、これまで培ってきたフィルムメイカーやサポーターとのネットワーク、コミュニティ、映画祭としての歴史と知見を重んじながら、アフターコロナの新時代の世界を描くプログラム「UNLOCK -飛び込め 新しい世界へ‐」の上映・配信、参加者がNFTで投票できる映像コンテスト、VR映像におけるストーリーテリングを研究するセミナーのほか、世界のクリエイターのアイディアや作品をアセットマネジメントしサポーターやオーディエンスとつなぐプラットフォームのローンチを行った。
国内外から集まった5,000本以上の中から選ばれた、世界で唯一のジョージ・ルーカスの名を冠したグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」受賞は、ポーランド在住の日本人女性監督・吉田和泉によるアニメーション作品『希望のかけ橋/The Bridge』が獲得。