2023年7月10日 19:00
ほぼCGなし、ウェス・アンダーソン監督の風景美捉える『アステロイド・シティ』スチール
ウェス・アンダーソン監督最高傑作と名高い『アステロイド・シティ』より、独特の世界観が捉えられたスチール写真が解禁された。
ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作となる本作は、アメリカ南西部に位置する砂漠の街を舞台に、子どもたちとその家族のユニークな物語が繰り広げられる。先日公開となった日本版予告編は、公開から24時間を待たずにSNSでの再生回数が1万回を突破、期待値の高さがうかがえる結果となった。
そんな本作より、監督のこだわりがぎゅっと詰まったスチールが解禁、まさに「ウェス・アンダーソンすぎる」本作の世界観が垣間見える。
1枚目は、ティルダ・スウィントン演じるヒッケンルーパー博士の天体観測所の内部をとらえたもの。研究員たちが座る椅子は神経質なまでに整然と並べられ、窓の配置も完璧なシンメトリー。ウェス監督らしい構図のスチールには、白衣を着た研究員に加え、ジュニア宇宙科学大会で科学賞の栄誉に輝いた5人の子どもたちとその家族たちの姿も見られる。
そしてもう1枚は、ジェイソン・シュワルツマン演じるオーギー・スティーンベックと、スカーレット・ヨハンソン演じるミッジ・キャンベルがモーテルの窓際で見つめ合う1枚。