2023年7月31日 10:00
【インタビュー】川口春奈×玉森裕太が語る、新たな可能性を広げてくれた出会い、扉を開いてくれた存在
という思いの間の葛藤も描かれています。こうした部分に共感を抱いたり、周囲の期待に押しつぶされそうになったり、そこから解き放たれた経験はありますか?
玉森:僕は逆にというか、事務所に入った時は、自分が入りたいと思ったわけではなく、それこそ親の夢というか「やってみたら?」という感じで、勝手に(書類を)送られてたんですが、知れば知るほど向上心というか「もっともっと」という気持ちになりました。
最初は部活感覚で「何でもいいや」という思いもあったんですけど、仲間ができて、夢を語り合って、そこに向けて頑張ろうという気持ちになったりという、気持ちの切り替えはありました。
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――逆に親御さんが、新たな可能性、扉を開いてくださったんですね。
玉森:そうですね。最初は「ふざけんな」くらいの気持ちだったんですけど(笑)、いまとなっては感謝していますね。
川口:私はあんまり親に厳しく怒られたこともなくて、三姉妹の末っ子で、みんなに甘やかされながら、放任されながら「どうぞ好きなことをやってください」という環境でのびのびとやらせてもらってきたので、(周囲の期待に応えなきゃと葛藤するような)そういう経験はないんですけど…。