『ムーンライト』の製作会社A24が見出した新鋭監督の半生を描いた実話『インスペクション ここで生きる』が8月4日(金)より公開。監督自身の実体験に基づく本作から、海兵隊入りを目指す新兵たちがブートキャンプに到着するや「重罪歴はあるか? 共産主義者か? 同性愛者か?」と怒涛の詰問をされるシーンの本編映像が解禁となった。
この度、2005年のアメリカ、監督自身の実体験に基づく本作から、新兵たちがブートキャンプに到着するやいなや“インスペクション=点検・検閲”される、タイトルに紐づく象徴的なシーンの本編映像。
ゆっくりと停車するバスの中から走って飛び出してくる青年たち。両サイドから「降りろ!」「さっさと並べ!」と教官たちが大袈裟な身振り手振りとともにがなり立てている。複数の指導者を取りまとめるロウズ上官は、新兵たちに正しい足の揃え方を指示しながら、「3か月でお前らを最強の兵にして戦闘に送り出す」と宣言する。

彼らはまだ制服に袖を通すことを許されていない海兵隊の卵たち。そんな彼らに最初に待ち受けている試練は、徹底的に行われる“インスペクション”。点検・検査といった意味を持つ言葉だが、「重罪歴はあるか? 最近大麻を吸ったか? テロ組織に所属していたことは? 共産主義者か? 同性愛者か?」