2023年9月1日 16:00
青年は矯正施設へ、詩人は罪に問われる…『蟻の王』予告編
本作は、すでに日本のイタリア映画ファンからも注目を集めており、5月に開催されたイタリア映画祭でのプレミア上映では「エットレ役のレオナルド・マルテーゼの迫真の演技に心が震えた」「エットレの純粋な心と、表情の表現が本当に素晴らしかった」といった賛辞の声が多数寄せられた。
レオナルドは本年度のカンヌ国際映画祭に正式出品されたマルコ・ベロッキオ監督の最新作『RAPITO』(原題)にも重要な役で出演しており、今後ますますの活躍が期待されている。
解禁となった予告編は、詩人のアルドとエットレが互いに惹かれ愛し合いながらも、家族や法によって引き裂かれ、アルドが“教唆罪”に問われ法廷に立つ様子、エットレが“治療”と称した電気ショックを受ける姿が映し出された。2人が愛を貫き、不当に抗う強い意志を感じられるものになっている。
また、法廷での2人の姿や、裁判を取材する記者エンニオの姿を切り取った計10点の場面写真も解禁。愛と人間の尊厳の物語を問いかける。
なお、オリジナルポストカード3枚セット付前売券が1,500円(税込)で、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、メイジャー・ネット通販にて販売中となっている。