海外ゲストは600人以上、東京国際映画祭ナビゲーター・安藤桃子監督「直接語り合いたい」
と男性の方が多くはなっておりますが、常にジェンダーバランスを意識しながら映画祭としては作品本意で選定を行なっておりますので、割合のバランスを注意を払っていきたいと考えております」と回答。
ちなみに、女性監督の作品は全体219本の中の35本(約20.6%)となり(※同じ監督による作品は作品の本数に関わらず1人としてカウント。ex.小津安二郎監督作品は35本あるが1人としてカウント)、昨年度の女性監督作品は男女共同監督作品を含めて174本中45本(全体の約23.2%)となる。
「映画祭に携わるスタッフについては、意識的にできることが多いので女性の割合を多くする配慮を行っております(今年度の割合は男性37%、女性62%)。また、コンペティション部門審査委員についてはジェンダーバランスが5:5になるように、そのほか各部門に関しても女性に入っていただくように配慮をしております。我々はこういった取り組みを通じて、ジェンダーバランスについてを常に注意を払っていきたいと思っております」とチェアマンは語った。
【コンペティション部門出品作品一覧】
※プレミア表記は下記の通り
WP=ワールド・プレミアAP=アジアン・プレミアIP=インターナショナル・プレミア
『正欲』
『西湖畔に生きる』WP グー・シャオガン 中国
『正欲』WP 岸善幸 日本
『曖昧な楽園』WP 小辻陽平 日本
『エア』WP アレクセイ・ゲルマン・ジュニア ロシア
『ゴンドラ』WP ファイト・ヘルマー ドイツ/ジョージア
『真昼の女』IP バルバラ・アルベルト ドイツ/スイス/ルクセンブルク
『野獣のゴスペル』WP シェロン・ダヨック フィリピン
『ロングショット』WP ガオ・ポン 中国
『開拓者たち』AP フェリペ・ガルベス チリ/アルゼンチン/オランダ
『ペルシアン・バージョン』AP マリアム・ケシャヴァルズ アメリカ
『雪豹』AP ペマ・ツェテン 中国
『ロクサナ』WP パルヴィズ・シャーバズィ イラン
『タタミ』AP ザーラ・アミール・エブラヒミ、 ガイ・ナッティヴ ジョージア/アメリカ
『鳥たちへの説教』WP ヒラル・バイダロフ アゼルバイジャン
『わたくしどもは。