2023年10月9日 15:00
【ネタバレあり】「ロキ」S2・1話、おかえりロキ!ユーモアもタイムミステリーもスケールアップ
ロキの別の変異体・シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)によって、タイムキーパーは実はロボットにすぎず、神聖時間軸を守るために働いてきたメビウス(オーウェン・ウィルソン)やハンターB-15(ウンミ・モサク)らTVAの職員たちはみな、元の人生と自由意思を奪われ記憶を消されてきた変異体たちだった…という事実が明かされた。神聖時間軸を守るための“剪定”は、いわば虐殺行為だったのだ。
ロキとシルヴィは、その筋書きを作った“在り続ける者”の後を継ぎ、神聖時間軸を司るTVAの支配者となるか、彼を倒し無数の彼の変異体=悪魔を出現させるか、究極の選択を迫られるが、シルヴィは在り続ける者に刃を向けた。在り続ける者が殺されたことで神聖時間軸はもはや意味をなさず、時間の分岐は広がり続け、TVAは大混乱に陥っているーー。
おなじみMARVELのタイトルクレジットには、これまでのMCU作品の名場面が散りばめられているが、“在り続ける者”をはじめ、ムーンナイトやミズ・マーベル、新ブラックパンサー、新キャプテン・アメリカ、そしてアントマンらの姿もある。フェーズ5まで紡がれてきたMCUの新しい主人公たちだ。
こうしたキャラクターたちとどう関わっていくのか、そもそも関わるのか否かも不明だが、今シーズン第1話のロキはTVAで謎のタイムスリップ(時間移動)