永山瑛太、可笑しくも妖しい稀有な魅力が炸裂 『ミステリと言う勿れ』「時をかけるな、恋人たち」ほか
と永山さんは語っているだけに、至るところに伏線が張り巡らされていそう。さらに今作はラブストーリーでもあり、実は廻と翔は時をかけて恋に落ちた恋人同士で、2人の恋は許されない運命であるため、タイムトラベル取り締まりのルールに従って廻はその記憶を消されている、という設定にも注目だ。
<第1話あらすじ>
令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉岡里帆)。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では辻褄合わせが大得意。しかし、恋となると、いつもあらゆる一線を超えられない。ほんのり恋心を抱いていた会社の後輩・広瀬航(西垣匠)にも思いを告げられない。そんな廻が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることに。
タイムパトロール基地では、オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)、メカニック担当の八丁堀惣介(じろう)、隊長の和井内秀峰(石田剛太)が目を光らせ、任務にあたっている。
歴史を変える恐れがあるため、違法トラベルは重大な罪。それでも、恋の事情を抱えて、時空を超えて、時をかけてでも、未来から令和の時代にやってきて“恋に生きようとする恋人たち”に心動かされ、時には辻褄を合わせて、彼らの悲恋を実らせていく廻。