2023年10月16日 18:30
【ネタバレあり】「ロキ」S2・2話 シルヴィを探すロキはやっぱりヴィラン!? あの大人気ドラマをもじったタイトルの妙
という。
ロキとは“時の終わり”で、“在り続ける者”を生かすか殺すか争って以来の再会。2人の間にはピリついた緊張の時間が流れる。この上なく気まずい別れ方をした元恋人同士といった感じ。「自分自身との関係では問題が多い」とメビウスも言うように、自分自身と向き合うことが最も難しい。
ロキはシルヴィに、なぜ未来の崩壊寸前のTVAにいたのかを問うが、シルヴィは「あそこには戻らない」とキッパリ。未来が決められた世界は、シルヴィが終わらせた。いまでは皆が自由意思で人生を選べるようになったのだ(だからこそ、分岐が拡がり続けているのだが)。
そんななか、分岐時間軸の1982年のマクドナルドからすぐにも逃げ出したそうなブラッド。実は彼の上司、ドックス将軍はすべての分岐の剪定=総攻撃を目論んでいた。それぞれの時間軸で、それぞれの自由意志で人生を謳歌している人たちが数えきれないほどいるのに、それをすべて破壊し大量虐殺を行おうとしていた。
ドックス将軍役は、「ゲーム・オブ・スローンズ」で“暴走する”母ライサ・タリーを演じていたことが印象深いケイト・ディッキーだ。
全剪定を防ごうとするロキとシルヴィ、メビウスが組んだアクションは初めて目にする光景。