2023年11月10日 23:15
ブリー・ラーソン「計り知れない価値がある」Apple TV+主演ドラマ「レッスン in ケミストリー」への思い語る
サンタモニカまで延長されるというフリーウェイ(高速道路)の工事を、そこに住む人々のために反対運動をしているハリエットとの友情を通して、エリザベスはやがて社会活動家になっていく。
ハリエットを演じるアヤは「ハリエットは物事のあらゆる面を大切にする、豊かな人間性を持った人物」といい、さらに「ハリエットが自分の子どもたちと一緒にダンスをしたり、バーベキューをしたり、人生を形作る大小様々なことをやっている姿を見ることは、エリザベスにとって大切なこと」と述べている。
料理番組で売れっ子になることも、そして親になることも当初は“あり得ないこと”だったエリザベスは、カルヴィンやハリエットとの関係によって変わっていき、いつしか女性たちに料理を教え、思い切って現状を変えようと呼びかけたことで人気を博し、そして母になる。ブリーが演じるエリザベスの生き様、そして料理番組から、レシピ以上のものを得られるはずだ。
【ストーリー】
1950年代、女性は家庭に入るべきという社会風潮の中、科学者になる夢を阻まれたエリザベス・ゾット(ブリー・ラーソン)。研究室を解雇されたエリザベスはテレビの料理番組の司会者のオファーを受け、化学を駆使したレシピを通して、専業主婦を軽んじる国民にレシピ以上のものを伝え始める。