2023年12月3日 12:30
圧倒的存在感を放ち続ける上野樹里、7年ぶり『隣人X -疑惑の彼女-』ほか主演映画5選
今回はその主演映画・傑作5選を紹介する。
1. ビッグバンドでジャズに挑戦『スウィングガールズ』2004年
男子のシンクロナイズドスイミングを取り上げた『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督が、上野さん主演で、東北の片田舎を舞台にひょんなことからビッグバンドを組んでスウィング・ジャズの演奏にハマっていく高校生たちを描いた青春映画。
バンドのメンバー全員が4か月にわたる猛特訓の末、劇中で演奏される楽曲全てを吹き替えなしでこなしたことも話題に。本作は大ヒットを記録し、全国各地でロングラン上映。楽器店での管楽器の売り上げが数割伸びる、という社会現象を巻き起こした。
上野さんは、今年5月に自宅の物置に置いてあったという『スウィングガールズ』時のテナーサックスを20年ぶりに吹いている様子を自身のSNSで披露したことも。
2. 三浦春馬と共演 実写映画化『奈緒子』2008年
小学館発行の「ビッグコミックスピリッツ」にて1994年から2003年まで連載された坂田信弘原作・中原裕作画による同名漫画を、青春映画の名手・古厩智之監督により、上野さんと三浦春馬共演で実写映画化。
病気療養のために長崎県波切島を家族と訪れた小学生の奈緒子は、海に落ちてしまい、彼女を助けた雄介の父親は命を落としてしまう。