『カラーパープル』ファンテイジア・バリーノが魂の叫びを熱唱「アイム・ヒア」本編映像

今回解禁された本編映像は、映画のクライマックスとなる圧巻の歌唱シーン。セリーが全身を震わせながら魂の叫びを熱唱する場面だ。
“私の中にはあると信じてる豊かな人生を送るためのすべてが私の中に愛が息づいてる限り最も高い木ほど高くそびえよう。
日々与えられるすべてに感謝を、苦もあれば楽もあるけど、私は生きてる。でも何より感謝してるのは、ありのままの自分を
愛せたこと。私は美しい。そうよ。私は美しい。
そして私はこうして生きてる!そうよ 生きてる。”
父や夫、社会の制約に縛られていたセリーが、未来を切り開く一歩を踏み出し、高らかに内なる思いを歌い上げる内容だ。この曲「I’m Here」は、自分が生まれ育った場所で、ありのままの自分を貫き、自由に表現する喜びを発見したひとりの女性が、全身に輝きを取り戻す奇跡の瞬間をとらえた心震わせる名場面となっている。
グラミー賞受賞歴のあるファンテイジアが歌う「I’m Here」は、ブロードウェイミュージカル版でも愛された、まさに『カラーパープル』を象徴する1曲。
2007年にブロードウェイで演じたセリーを再びスクリーンで体現することになったファンテイジアは本作の撮影時も生歌にこだわり、録音された演奏のプレイバックに合わせるのではなく、ピアニストの生の演奏をイヤホンで聴きながら圧巻のパフォーマンスを披露している。