2024年2月8日 16:00
『梟ーフクロウー』“盲目の目撃者”を演じたリュ・ジュンヨル「感情を表現することが難しかった」
と心境を語る。
「目で演技をすることができないという大きな壁があったように思います。目が見えない演技をしている間は、感情を表現することが難しかったですね。視覚以外の感覚全てを使うことで、ギョンスの感情を伝えようと努力しました」と、これまでとは違ったアプローチで盲目の役に挑んだという。
そんなリュ・ジュンヨルの演技についてユ・ヘジンは、「より繊細になっています。これは表現が容易な役ではありませんでしたが、彼は全ての細かいディテールにまで細心の注意を払っていました」と絶賛、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『The Battle:Roar to Victory』(英題)に続き、本作で3度目の共演となるリュ・ジュンヨルとユ・ヘジンのコラボレーションに期待が高まる。
さらに、『王の男』以来17年ぶりにアン・テジン監督と再びタッグを組んだユ・ヘジンは、「デビューを果たす監督とは違って、注意深い目で映画全体を見ていました」と監督の印象を語り、「この作品は、昼夜に隠された謎を巡る、スリルに満ちた映画です」とコメント。斬新さをもって誕生した新しいスタイルのスリラー映画であることをアピールした。