くらし情報『長澤樹×窪塚愛流『愛のゆくえ』「脚本制作に3年費やした」監督・宮嶋風花に迫る』

長澤樹×窪塚愛流『愛のゆくえ』「脚本制作に3年費やした」監督・宮嶋風花に迫る

今後の活躍が楽しみな映画作家が登場した。

印象に残るカエルのシーンでは何を表現?

長澤樹×窪塚愛流『愛のゆくえ』「脚本制作に3年費やした」監督・宮嶋風花に迫る

この映画では至るところに、絵、マスコット、アニメーションほか、本物のカエルが登場する。そのカエルについて宮嶋監督は、「なぜカエルなのかというと、単純にインスピレーションで、『カエルの歌』って、ゲロゲロゲロゲロと繰り返す感じが怖いなと思ったのがきっかけです。それもあって、『カエルの歌』が気持ち悪さの連鎖というこの映画の題材にどこか似ているなと感じました。とはいえ、実際のカエルが鳴く理由は求愛行動なので、愛の連鎖でありながら、気持ち悪さの連鎖でもある」と語る。


長澤樹×窪塚愛流『愛のゆくえ』「脚本制作に3年費やした」監督・宮嶋風花に迫る
また、呼吸方法がエラ呼吸から肺呼吸に切り替わる時期で溺れやすいというオタマジャクシは、子どもと大人の間にいる愛と重なる。そして愛の描く絵は、母の由美を理解したいと思う愛の気持ちを表現している。劇中に登場する愛が持っているカエルのマスコットも、親からのお守りであり、かつ親から受け継がれていく呪縛のようなイメージとして使われている。

『愛のゆくえ』は3月1日(金)より全国にて順次公開。

(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
愛のゆくえ 2024年3月1日より全国順次公開
© 吉本興業

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