くらし情報『中絶を望む女性たちを救った団体に迫る『コール・ジェーン』』

2024年3月11日 17:00

中絶を望む女性たちを救った団体に迫る『コール・ジェーン』

目次

・エリザベス・バンクス&シガニー・ウィーバーらの心を揺さぶる「ジェーン」とは?
・社会運動が活発な時代、アメリカの絶望的な状況が生み出した女性支援の団体
・フィリス・ナジー監督が描くストーリーの本質に実際の「ジェーン」創立メンバーからも絶賛の声
Photo by cinemacafe.net


女性の“選択の権利”としての人工妊娠中絶を描いた実話を基にした映画『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』が3月22日(金)より公開される。

本作に登場する「ジェーン」は実在した団体だ。当時多くの女性の背中を押し、女性として当然の権利を勝ち取った「ジェーン」とは一体どんな組織だったのか。豪華キャストたちの心をも揺さぶった、その知られざる実態に迫った。

エリザベス・バンクス&シガニー・ウィーバーらの心を揺さぶる「ジェーン」とは?

人工妊娠中絶が違法だった1960年代後半から70年代初頭にかけて、シカゴで水面下で実際に活動していた団体「ジェーン」。

1973年に最高裁が中絶の合憲性を認める判断を下した「ロー対ウェイド判決」によって、女性の中絶の権利がついに認められたことにより解散となった「ジェーン」だが、活動開始から解散までの約4年間で、推定12,000人を救ったという。しかしながら、この「ジェーン」に関しては現代においてもその存在はあまり知られていないのが現状だ。


中絶を望む女性たちを救った団体に迫る『コール・ジェーン』

本作で「ジェーン」の創設メンバーであるバージニアを演じているシガニー・ウィーバーは「ロー対ウェイド判決」以前の生活を知る数少ない出演者だが、彼女も本作の脚本を読むまではその存在を知らなかったという。

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