くらし情報『高良健吾インタビュー 「格好つけた台詞も、普通に向き合いたい」』

2010年9月16日 19:54

高良健吾インタビュー 「格好つけた台詞も、普通に向き合いたい」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

今年だけでも出演作が6本。いま最も活躍する実力派俳優の一人、高良健吾。高良さんの言葉からは“演技しない演技派”とも言える、自然体で役へ真っ直ぐ向きあう姿勢が浮かび上がります。

――ストーリーに関して、どのような印象を持たれましたか?

「最初、本当に大まかな物語の流れだけを聞いたときは『何だかケータイ小説みたいだなあ…』と思いました。でも、その後台本を読んだら僕の印象とは全然違い、『とてもいい話だな』と思えましたね」。

――太郎は共感する役でしたか?

「共感できる部分は多かったですね。育ってきた環境が僕自身と似ていましたから。僕も転勤族の家庭だったので、転校だらけで引きこもりになる気持ちがよく理解できたんです。
引きこもる時間の長さは太郎と違いますが、引きこもりになりそうなこともありましたし、気持ちは分かります」。

――演じやすい役ではありましたか?

「そこが複雑なところで、共感できるからと言って演じやすいわけではないんです。今回の場合は、現場に入る前にいろいろと難しく考えてしまうことがありました。それは主演という立場に向き合ったり、台本を字だけで捉えた段階での問題なんですけど。

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