「10月18日、歌手のもんたよしのりさん(享年72)が、大動脈解離のため急逝しました。過去には大瀧詠一さん、最近では笑福亭笑瓶さんも、同じ病気で亡くなり、大杉漣さんの死因も大動脈解離の可能性があったと報じられています」(芸能記者)突然にして命を奪う大動脈解離について、東京医科大学名誉教授の高沢謙二さんが解説する。「心臓から全身に血液を運ぶ太い大動脈が、裂けたり破れたりする病気です。こうした解離が起こる場所が心臓に近いほど、致死率が高い。しかも、何の前触れもなく、突然死となるケースが多いです」主要因は、心筋梗塞や脳梗塞と同じように、高血圧や動脈硬化、糖尿病、喫煙などによって、血管がダメージを受けることにある。「大動脈解離は男性のほうが多い傾向があります。しかし、女性でも要注意。なかでも更年期や閉経後は、コレステロールの代謝を促し、血管を広げる女性ホルモンのエストロゲンが減少するため、高血圧になりやすいのです」(高沢さん)実際、女性の著名人で大動脈解離により亡くなった方もいる。声優の鶴ひろみさんは’17年、高速道路を運転中に死亡。女優の鹿沼絵里さんも同年に大動脈解離になり一命をとりとめたものの、後遺症があることをテレビ番組で明かしている。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、女性の高血圧は中高年以降急増する(下図参照)。40代から増え続け、50代で約半数、60代では7割に上るという。血管の劣化が原因で引き起こされる大動脈解離は、決して男性だけの問題ではないのだ。大動脈解離による突然死を防ぐために大事なのは、血管年齢を若く、健康に保つこと。今回、ふだんの生活で、注意すべきポイントを挙げてもらった。【1】家事+「血管若返り体操」のべ10万kmの長さになる血管を健康に保つには、血液の循環をよくすること。そのために適度な運動は欠かせない。ところが1日20分のウオーキングといっても、なかなか続けることは難しい。「主婦の方は家事を億劫がらず、こまめに体を動かすことを意識するところから始めましょう。洗濯をするときに、1階の洗濯機から2階のベランダまで洗濯物を運んで、物干しざおに干すだけでも、血管を若返らせる運動になります」(高沢さん)さらに、高沢さんが考案した「血管若返り体操」を朝晩10回ずつ取り入れてみよう。やり方は簡単。まず軽く足を開き、楽な姿勢で立とう。次に、両足でつま先立ちをするようにかかとを上げ下げする。この基本の体操のほか、腕を組んで、かかとの上げ下げと同時に肩も上げ下げする応用版もおすすめだ。【2】塩8分目食生活高血圧予防では、塩分を控えめにするのは常識。「塩8分目を心がけましょう。しょうゆは上から“かける”より小皿に入れて“つける”。塩分を抑えた分、レモン汁などで味の満足度を上げましょう。塩分を排出するカリウムや食物繊維が豊富な野菜を先に食べる“ベジファースト”も効果的。血糖値の上昇を抑制できるため、血管をケアできます」(高沢さん)愛媛大学抗加齢医学講座教授の伊賀瀬道也さんも、こう語る。「血液をさらさらにするEPAが豊富な青魚、血管をしなやかにする一酸化窒素の分泌を促すにんにく、抗酸化作用のあるイソフラボンを含んだ大豆食品などを、意識的に取り入れましょう」■毎日の血圧測定で大事に至る前に対策を【3】朝日を浴びて良質な睡眠「睡眠中は成長ホルモンが分泌され、免疫力を高めます。また自律神経では副交感神経が優位になるために、血管が広がり、心拍数も下がります。十分に眠ることで、心臓を休ませることができるのです」(高沢さん)良質な睡眠をとるためには、朝日を浴びることだ。「朝日を浴びて14〜15時間後に、メラトニンというホルモンが分泌され、自然に眠ることができます」(伊賀瀬さん)【4】41度以下で入浴心臓や血管を健康に保つには、副交感神経を優位にして、リラックスすること。「そのため入浴は有意。シャワーだけで済まさず、湯船につかってください。私たちと京都大学の共同研究では、週5回以上入浴する人は、4回以下の人に比べて血管年齢が若いという結果でした。ただ、お湯の温度は42度以上になると交感神経が刺激されることがあるので、41度以下にするのがおすすめです」(伊賀瀬さん)【5】「吐く」を意識した呼吸イライラしたりストレスを抱えると血圧が上がり、血管や心臓に負担をかけてしまう。「深呼吸をすることで副交感神経の働きを強め、リラックスモードに切り替えられることが期待できます。腹式呼吸を意識して、1・2・3・4と鼻から息を吸い、5・6・7・8・9・10と口からゆっくり息を出す。吸う時間より吐く時間を長くして呼吸するのがコツです」(伊賀瀬さん)【6】血圧測定+健康診断なにより、日常の血圧を把握しておくのは大前提。「5千円ほどなので、血圧計を1台買っておきましょう。上腕で測定するタイプが無難です。また1年に一度は健康診断を受けましょう。血圧の上が140以上、悪玉コレステロール値(LDL)が140以上、血糖値の指標となるHbA1cの値が6.5%以上、喫煙者の4項目で1つでも当てはまれば心臓病のリスクが高まるので、要注意です」(高沢さん)大動脈解離は、更年期を迎えた女性こそ気をつけなくてはならない病気。突然死を防ぐためにも、健康な血管を維持する生活習慣を身につけよう。
2023年11月02日生田斗真主演の新感覚&衝撃のピカレスク・サスペンスドラマ「警部補ダイマジン」に、桐山漣、成海璃子、藤澤恵麻が出演することが分かった。本作は、正義感の強い警視庁捜査一課のエース警部補“ダイマジン”こと台場陣(生田さん)が、ある弱みを握られたことで、未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班に異動。自分を召使いのようにこき使う特命捜査対策班の室長で警視正・平安才門(向井理)や、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らと共に、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪を持って悪を制す、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。『曇天に笑う』「テッパチ!」にも出演した桐山さんが演じるのは、元警察キャリアで、現在は政界に進出、デジタル担当大臣として名を馳せる清家真吾。警察官時代には、駆け出しの七夕の捜査に協力したこともあるようだ。先日放送終了した「かしましめし」にメインキャストとして出演した成海さんは、弁護士で台場の元妻・高田美和子を演じる。弁護士として事件に関わるうちに、台場を殺人犯だと疑い始め、苦悩する複雑な役柄だ。そして、連続テレビ小説「天花」のヒロイン役で女優デビューした藤澤さんが、交通事故に遭い、昏睡状態で入院中の平安の母・綾子を演じる。幼少期に綾子から告げられた言葉が原因で、平安は警察官となったいまもなお、“ある人物”を捜し続けている。物語のカギを握る3人の運命に注目だ。「警部補ダイマジン」は7月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定(※一部地域で放送時間が異なる)。※桐山漣の「漣」は、正しくは「さんずいに連」(cinemacafe.net)
2023年06月06日女優の天海祐希が15日、都内で行われた劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇。故・大杉漣さんへの思いを明かした。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。舞台挨拶では、シーズン2までキントリのメンバー・中田善次郎役で『緊急取調室』に出演していた大杉さんの話題に。天海は「(劇場版の完成)いちばん喜んでくださっているんじゃないかなと思います」と切り出し、「常に私たちも『キントリ』をやっているときは善さん、そして大杉漣さんが必ずそばにいてくれてると思っているので、離れている感じはしないですね。もちろん寂しい気持ちはあるんですが、『キントリ』の世界には善さんがいてくださっている」と大杉さんへの思いを語る。また、大倉孝二が「きょう、でんでんさんがお持ちのハンカチ……」と促すと、でんでんが「タキシードを着るのでハンカチが必要だなと思って、ハンカチ入れを見たら漣さんからいただいたハンカチがあったんです。それでさっきから鼻拭いてます(笑)」とポケットから濃紺のハンカチを披露する場面も。でんでんのハンカチを見て、感慨深げな表情を見せた天海は、「ずっと一緒にいてくださっていると思います。漣さんに恥ずかしくないように最後まで映画を務めなければいけなかったので、ありがたい存在です」と話した。
2023年05月15日「草彅くんが『みんなのおかげで戻ってこれました』と言っていて嬉しかったです。放送が待ち遠しいですね」こう話すのは、草彅剛(48)のファンの女性。草彅、稲垣吾郎(49)、香取慎吾(45)による「新しい地図」が12月15日に行ったファンミーティングで、来年1月から放送される草彅の主演ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)について言及した一幕があったという。『銭の戦争』(15年)『嘘の戦争』(17年)に続く『戦争シリーズ』の第3弾。ホームページでは「愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント」とストーリーが紹介されており、共演には井川遥(46)、小澤征悦(48)ら豪華俳優陣が名を連ねる。本誌は11月上旬、撮影に臨む草彅の姿を目撃。早朝にもかかわらず、送迎車を降りると出迎えたスタッフにニコニコとご機嫌な様子で挨拶をしていた。「草彅さんにとって民放ドラマの主演は6年ぶり。撮影現場で草彅さんは『久しぶりだな~』と感慨深げに話していました」(制作関係者)本作の制作を手掛ける関西テレビにとって、草彅のドラマ主演は悲願だったという。「関テレはこれまでにも何度も草彅さんとタッグを組んできました。草彅さんが初めて主演を務めた『いいひと。』(97年)や、03年から06年にかけて放送された『僕シリーズ』も制作は関テレ。特に『僕と彼女の生きる道』(04年)は平均視聴率20.8%、最高視聴率27.1%を記録した大ヒット作です」(テレビ局関係者)今回『罠の戦争』の制作に至った背景には、これまでの草彅の“評判の良さ”があるという。「『僕シリーズ』などで当時制作に携わっていた若手スタッフは、草彅さんの人当たりの良さに感激。彼らは今やディレクターやプロデューサーとして活躍しており、『また草彅さんと仕事したい!』と、今回のドラマを企画したと聞いています」(前出・テレビ局関係者)前出の制作関係者によると、草彅の妻や香取は草彅の“民放復帰”を自分のことのように喜んでいるという。そして、草彅にとっても格別な思いがあるようだ。12月4日に配信された草彅、稲垣、香取による生放送特番『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)で草彅はこうコメントしている。「漣さんはいないんですけど…大杉漣さんね。でも漣さんのことも本当に毎日考えながら撮影してるんで。ぜひとも楽しみにしておいてください」『戦争シリーズ』の過去2作で草彅で共演した大杉漣さん(享年66)。公私にわたって親交を重ねた2人だったが、『嘘の戦争』から1年あまりの18年2月に大杉さんはこの世を去ってしまった。大杉さんへの思いも糧に、パワーアップした『戦争』シリーズが見られそうだ。
2022年12月17日2022年11月23日、中東のカタールで開催中の『FIFAワールドカップカタール2022』で、日本対ドイツ戦が行われました。同大会の優勝候補といわれるドイツに勝利し、日本中が歓喜の声で包まれています。今後もさまざまなドラマが予想される同大会を生で観戦するため、多くの日本人が現地のカタールへ足を運んでいるようです。俳優の勝村政信さんも、現地に日本代表チームを応援しに行った1人。勝村さんは、心強い味方とともに現地入りしていました。入ったぞぉ〜! pic.twitter.com/DcQozt2TjJ — 勝村政信 (@footbrainMC) November 23, 2022 心強いサポーターは、2018年に逝去した、俳優の大杉漣さんの遺影です。勝村さんと大杉さんは、親友であり、サッカー好きの仲間でもあったのだとか。れんくん、日本ベンチに座る。いつでも交代出来ます❣️ pic.twitter.com/BzXll4Wv4P — 勝村政信 (@footbrainMC) November 23, 2022 「いつでも交代できます」と、大杉さんとともに、試合に出て戦うつもりで応援する意気込みをTwitterに投稿した、勝村さん。勝村さんと大杉さんによる応援もあってか、日本は見事、ドイツに勝利することができました!勝村さんは、試合結果を表示した画面と、大杉さんのツーショットを撮影。 pic.twitter.com/tkavXBwvpp — 勝村政信 (@footbrainMC) November 23, 2022 こな歴史的な瞬間に立ち会えるなんて、サッカーが大好きで大好きで、本当によかた❣️— 勝村政信 (@footbrainMC) November 23, 2022 興奮冷めやらぬ様子で、「こんな歴史的な瞬間に立ち会えるなんて、サッカーが大好きで大好きで、本当によかった!」とコメントしていました。勝村さんと一緒に応援していたであろう大杉さんも、同様の感想を抱いたかもしれません。一連の勝村さんの投稿に、さまざまな人たちから感謝の声が寄せられています。・漣さんを現地に連れて行ってくれてありがとうございます。泣きました。・大杉漣大明神のおかげで、勝利できたんだと思います!ありがとう!今後の試合も見守ってください!・勝村さん、こんな歴史的な試合に連れて行ってくれたこと、大杉さんはめちゃくちゃ喜んでいると思います。・勝ちましたねー!!勝利の瞬間、漣さんの弾ける笑顔が思い浮かびました!やったね!!!次回の日本対コスタリカ戦は、同月27日。天国の大杉さんも、試合を楽しみにしているでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年11月24日明石海峡大橋を望むビーチサイドリゾート施設「MOON JELLY」の屋上に、日本初のルーフトップ・ドーム型グランピング施設「淡路島グランピングビーチヴィラ漣(AWAJI GLAMPING BEACH VILLA SAZANAMI)」が2021年8月にオープンします。明石海峡大橋の絶景を独り占め!ルーフトップ・ドーム型グランピング施設「淡路島グランピングビーチヴィラ漣」は、淡路島の青い海と空にかかる明石海峡大橋を目の前にしたビーチサイドリゾート施設「MOON JELLY」の屋上に位置する、日本初のルーフトップ・ドーム型グランピング施設。屋上には1棟のみのドーム型テントが配置されており、宿泊できるのは1日1組限定です。1日1組限定、圧倒的プライベート空間本施設の魅力は、何といっても“プライベート感”。昼には淡路島の青い海と空、夜には明石海峡大橋の幻想的なライトアップと海峡越しに広がる神戸の夜景が目の前に広がり、絶景を独占しながら、ラグジュアリーなプライベート空間を楽しむことができます。ドームテントのある3階屋上入口にはスマートロックが設置されており、施錠スペース内には専用のシャワールームやトイレなどの水回りの設備も充実しています。なお、無人チェックイン・アウトシステムを取り入れているので、チェックインからチェックアウトまで非対面で安心して過ごすことができます。ホテルと比較しても遜色がないほどの充実したアメニティが揃っているのも嬉しいポイントです。「MOON JELLY」内には予約制でバーベキューも食事は、同一施設の「MOON JELLY」の利用をおすすめ。2階には江戸前寿司、1階にはイタリアンレストランがあり、さらにグランピングの王道ともいえるバーベキューも予約制で受け付け。なお、淡路島の食材を楽しめる近隣飲食店や道の駅の利用ももちろんOK。バナナボートやジェットスキーなどマリンアクティビティさらに、「淡路島グランピングビーチヴィラ漣」に来るとマリンアクティビティも楽しめます。ジェットスキーやバナナボート、ウェイクボードなど多彩なラインナップを用意。【詳細】淡路島グランピングビーチヴィラ漣(AWAJI GLAMPING BEACH VILLA SAZANAMI)オープン時期:2021年8月住所:兵庫県淡路市岩屋1871番地MOON JELLY AWAJI RESORT ROOFTOP宿泊棟数:1室テント室内面積:50㎡・総面積 158㎡価格:ルーフトップドーム 1~8名 116,000円~アクセス:新神戸から車で40分車の場合:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから淡路サンセットライン 経由で約5分公共交通機関の場合:三宮(神戸三宮BT)から五色バスセンター行乗車、「淡路IC」で下車 約60分■無料アメニティ・設備・KOSE シャンプー/リンス/ボディソープ・MOIS クレンジング/洗顔/高保湿ジェル・歯ブラシ、レザー、ヘアブラシ、コットンパフ、綿棒、ヘアゴム、コンタクトレンズ保存液・使い捨てフェイスタオル(3枚)、使い捨てバスタオル(2枚)、ボディタオル、スリッパ・除菌ウエットシート、マスク、専用アニメティバッグ上記アメニティセットを専用のアニメティバッグに入れてお1人様につき1セットご用意しております。アメニティバッグとバッグ内のアメニティはすべてお持ち帰りいただけます。■客室設備・ヘアドライヤー(Bioprogramming レプロナイザー 7D Plus)・スピーカー(BALMUDA The Speaker)・プロジェクター・冷蔵庫、コーヒーメーカー・エアコン、 Wi-Fi・専用トイレ(2カ所)、洗面、専用シャワールーム■家具・寝具・馬毛枕、ブレスエアー(R)マットレス・屋内家具:ACTUS・屋外家具:DEDON
2021年06月28日明石海峡大橋を望むビーチサイドリゾート施設「MOON JELLY」の屋上に、日本初のルーフトップ・ドーム型グランピング施設「淡路島グランピングビーチヴィラ漣(AWAJI GLAMPING BEACH VILLA SAZANAMI)」が2021年8月にオープンする。明石海峡大橋の絶景を独り占め!ルーフトップ・ドーム型グランピング施設「淡路島グランピングビーチヴィラ漣」は、淡路島の青い海と空にかかる明石海峡大橋を目の前にしたビーチサイドリゾート施設「MOON JELLY」の屋上に位置する、日本初のルーフトップ・ドーム型グランピング施設。屋上には1棟のみのドーム型テントが配置されており、宿泊できるのは1日1組限定だ。1日1組限定、圧倒的プライベート空間本施設の魅力は、何といっても“プライベート感”。昼には淡路島の青い海と空、夜には明石海峡大橋の幻想的なライトアップと海峡越しに広がる神戸の夜景が目の前に広がり、絶景を独占しながら、ラグジュアリーなプライベート空間を楽しむことができる。ドームテントのある3階屋上入口にはスマートロックが設置されており、施錠スペース内には専用のシャワールームやトイレなどの水回りの設備も充実している。なお、無人チェックイン・アウトシステムを取り入れているので、チェックインからチェックアウトまで非対面で安心して過ごすことができる。ホテルと比較しても遜色がないほどの充実したアメニティが揃っているのも嬉しい。「MOON JELLY」内には予約制でバーベキューも食事は、同一施設の「MOON JELLY」の利用をおすすめしたい。2階には江戸前寿司、1階にはイタリアンレストランがあり、さらにグランピングの王道ともいえるバーベキューも予約制で受け付けている。なお、淡路島の食材を楽しめる近隣飲食店や道の駅の利用ももちろんOKだ。バナナボートやジェットスキーなどマリンアクティビティさらに、「淡路島グランピングビーチヴィラ漣」に来たならマリンアクティビティも楽しんでみては。ジェットスキーやバナナボート、ウェイクボードなど多彩なラインナップを用意している。【詳細】淡路島グランピングビーチヴィラ漣(AWAJI GLAMPING BEACH VILLA SAZANAMI)オープン時期:2021年8月住所:兵庫県淡路市岩屋1871番地MOON JELLY AWAJI RESORT ROOFTOP宿泊棟数:1室テント室内面積:50㎡・総面積 158㎡価格:ルーフトップドーム 1~8名116,000円~アクセス:新神戸から車で40分車の場合:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから淡路サンセットライン 経由で約5分公共交通機関の場合:三宮(神戸三宮BT)から五色バスセンター行乗車、「淡路IC」で下車 約60分■無料アメニティ・設備・KOSE シャンプー/リンス/ボディソープ・MOIS クレンジング/洗顔/高保湿ジェル・歯ブラシ、レザー、ヘアブラシ、コットンパフ、綿棒、ヘアゴム、コンタクトレンズ保存液・使い捨てフェイスタオル(3枚)、使い捨てバスタオル(2枚)、ボディタオル、スリッパ・除菌ウエットシート、マスク、専用アニメティバッグ上記アメニティセットを専用のアニメティバッグに入れてお1人様につき1セットご用意しております。アメニティバッグとバッグ内のアメニティはすべてお持ち帰りいただけます。■客室設備・ヘアドライヤー(Bioprogramming レプロナイザー 7D Plus)・スピーカー(BALMUDA The Speaker)・プロジェクター・冷蔵庫、コーヒーメーカー・エアコン、 Wi-Fi・専用トイレ(2カ所)、洗面、専用シャワールーム■家具・寝具・馬毛枕、ブレスエアー(R)マットレス・屋内家具:ACTUS・屋外家具:DEDON
2021年06月10日キスシーンはスポーツ感覚でやっていました(笑)年齢を重ねるほど、艶が増し、深みをたたえていくのが、“いい男”の条件だとしたら、俳優・桐山漣もまた“いい男”のひとりだろう。2006年の俳優デビュー以降、着々と経験を積み上げ、気づけばいろんなドラマでその顔を見る存在に。今年に入ってからも『青きヴァンパイアの悩み』『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』と出演作が続き、5月13日より放送開始のMBSドラマ特区『ラブファントム』では、容姿端麗のエリートホテルマン・長谷慧役で主演を務める。「毎回極甘Kiss満載の溺愛ラブストーリー!」というキャッチコピーに違わず、作中ではさまざまなキスシーンが登場する。「台本を開くと、1話につき2~3回くらいはキスシーンが出てきます。このソーシャルディスタンスの時代に攻めたドラマだなと思いました(笑)。特に印象的だったのはお姫様抱っこをしながらのキスシーン。あとは、冷蔵庫ドンなんていうのもありましたね」横顔の美しさ、危うげなまなざし、指先の角度など、男の色気がたっぷり堪能できるキスシーン。その裏側には、監督の並々ならぬこだわりがあった。見た目のケアにはそれほどこだわりはありません「はじめは僕の方でもどんなふうにしようかなと考えていたんですけど、現場に入ったら監督の中でしっかりイメージが固まっていて。首から上だけのマネキンを持ってきて、ここのキスはこういうふうにやってくださいと細かく指導をしてもらいました。なので、どっちかと言うと、ダンスの振りに近い感じですね。僕もスポーツ的な感覚でやっていました(笑)」その完璧さから「怪人」とも呼ばれる長谷。“完璧彼氏”の長谷を体現することは、桐山にとっても容易ではなかった。「僕自身は隙だらけの人間なので、演じるにはハードルが高いなと。特に今回の作品は原作があるので、原作ファンの方からするといろんなイメージがあると思うんですね。その中でも誠心誠意を尽くして役と向き合いたいというのが僕の想い。なので、まずは所作を美しくしたいなと思って。ホテルマンの所作を勉強するためにいろんな動画をチェックして、お辞儀の角度とか、立っているときの姿勢とか、そんなところに気を配りながら演じていました」ちなみに、長谷は38歳という年齢を感じさせない“美魔男”キャラ。桐山漣も36歳には見えない容姿だが、意外にも見た目のケアに関してはそれほどこだわりがないのだそう。「美容液と乳液の違いがよくわからないレベルです(笑)。だから、ずっと化粧水と乳液だけ塗って寝るという感じだったんですけど、別の作品の役づくりのために念入りにケアをするようになりました。毎日パックをしたり、見たこともないクリームを塗ったり(笑)」クールに見えて、わりと庶民的。その親しみやすさも、桐山漣の魅力のひとつだ。「パックは大容量のものを買って。ついてるピンセットでつまんで貼るんですけど、余ったのは手に塗っています(笑)。そういうことをやっている自分はなんだかちょっと新鮮ですね。はじめは面倒くさいなと思っていたんですけど、やればやっただけ効果があるんだっていうことがわかって、ちょっと楽しくなったり。これを毎日きちんとされている女性はすごいなと改めて尊敬するようにもなりました」キャリアを重ねるにつれて感謝の気持ちがより大きくなった『仮面ライダーW』で知名度を高め、以降、数々のドラマや映画に出演してきた桐山。近年は『これは経費で落ちません!』『いいね!光源氏くん』『おじさんはカワイイものがお好き。』など良作での好演が目立ち、俳優としてネクストフェーズへ突入しつつある。だが、本人の胸にあるのは、満足や慢心ではなく、感謝の気持ちだ。「たくさんの俳優がいる中から選んでいただいて初めて成立するのが役者という仕事です。そう実感しているからこそ、選んでいただけることへの感謝は強いし、選んでいただいたからにはきちんと結果を出さなきゃという気持ちがありますね」特に「キャリアを重ねるにつれて、感謝の気持ちがより大きくなった」と言う。「デビューしたての頃はまだ20代前半で正直ツンツンしているときもありました。そういう時期を経て今の僕がいる。たとえばこんなふうに取材をしていただくことも含めて、仕事は人との出会いで成り立っているもの。だから、1回1回の出会いに対し、ちゃんとありがとうございますという気持ちを伝えたいと考えるようになりましたし、100の期待に対し120、130、あるいはそれ以上の結果でお返しするというスタンスで、ひとつひとつの仕事と向き合うようにしています」よく友達から「その話、前も聞いた」って言われています(笑)ここ数年は特にコメディでの演技が光っている。転機は、『俺のスカート、どこ行った?』。主演の古田新太からは大きな影響を受けた。「新太さんから言われて覚えているのが、『練習をするな』という言葉です。最初に聞いたときは、どういうことだろうと思ったんです。練習をしないって、それだけ聞いたらダメなことじゃないですか。でも改めてその言葉を噛み砕くうちに、きっと真新しい気持ちでやることが大事なんだって意味じゃないかなと考えるようになりました」真新しい気持ちでやる。それは、俳優としていくつもの現場に立つ中で感じたことだ。「たとえば本番前のテストが良かったりすると、どうしても本番でもテストでやったことをなぞってしまいそうになるんですね。だけど、そうやってテストをなぞったときほど、テストの方が面白かったのにということになる。どんなにテストが良くても、本番でまた新鮮な気持ちで臨まないと、いいものは生まれない。そういうことを新太さんはおっしゃっていたんじゃないかなと思います。だから、コメディにしても、そうじゃない作品にしても、常に本番では真新しい気持ちでやる。特にコメディなら隙あらばアドリブを入れるチャンスをうかがったり。そこは貪欲にやっています」目指すのは、振り幅の広さ。どんな役でも硬軟自在に演じる俳優像を思い描いている。「僕自身、クールだったり、冷たそうというイメージを持たれることが多いので、コメディをやることで役者としての幅を広げられたのかなと。だから、『俺のスカート、どこ行った?』しかり、『探偵が早すぎる』しかり、あの時期の僕をコメディに引っ張ってくださった方たちには感謝の気持ちがあります。今回の長谷という役も、今までにやったことのないようなキャラクター。新しいタイプの役を任せてもらえることがありがたいですね」そう何度も感謝の言葉を口にする姿に、今、桐山漣が多くの作品で求められる理由の一端を見た気がした。大人の色気と、謙虚で誠実な姿勢。その両方を内包しているから、桐山漣は “いい男”なのだ。最後に、「僕自身は隙だらけ」と言う桐山の「隙」はどこか聞いてみた。「物忘れが激しいところですね(笑)。仕事に行くときも、よく携帯を忘れて家を出ちゃうし。あ、やばい忘れたと思って取りに帰ったら、今度は手に持っていた車のキーを置いて出ることも(笑)。そのたびに、『俺はいったい何をやってるんだ…』ってなるんですけど、なかなか治らないんですよね。友達に同じ話をして、『その話、前も聞いた』って言われることもしょっちゅうだし。仕事に関しては違うスイッチが入るのか、台詞を覚えるのも全然平気なんですけど、プライベートはまったくダメ。脳トレが必要だなと思っているので、何かいい方法があったら教えてください(笑)」そう恥ずかしそうに頬をかくところもギャップ満載。その魅力にまた多くの人が心を掴まれていくことだろう。30代半ばを迎え、ここからが桐山漣の黄金期。あらゆる経験を糧に、桐山漣はますます“いい男”に進化していく。※桐山漣の「漣」はさんずいへんに連が正式表記桐山漣さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=7408aa27-e7e4-46ac-852f-1b39a0746903&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/岩田えり、取材・文/横川良明
2021年05月13日「今は正面を切って人と会うことが難しく、ふれあう機会が少なくなっていますが、やはり最後に残るのは“人と人とのつながり”や“人を思う気持ち”だと思うんです。それはキントリ・チームが何よりも大切にしてきたものでもあります」ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の第4シリーズが、7月から放送されると決定。発表に際し、主人公・真壁有希子を演じる天海祐希(53)は冒頭のようにコメントした。“キントリ”の愛称で知られる『緊急取調室』。取調室という“密室の戦場”で繰り広げられる、取調官と容疑者との心理戦で知られる人気ドラマだ。「キントリの第1シーズンが放送されたのは14年1月期のこと。19年の3シリーズ目でも、常に二桁台の視聴率を叩き出す人気ぶりでした。今回は2年ぶりの新シリーズ。さらに『キントリが9月末で解散する』とのストーリーが明かされており、ファンの間で早くも話題を呼んでいます」(テレビ局関係者)共演陣には田中哲司(55)や小日向文世(67)、でんでん(71)といった名優たち。そして、数多くのスタッフが携わっている『キントリ』。天海は現場を取りまとめるため、座長として奔走してきたという。「天海さんはこれまでクランクイン前から飲み会を開催するなど、積極的に“飲みニケーション”を取ってきました。3ヵ月の撮影期間で、飲み会が5回行われたこともあります。天海さんはそこで悩みを聞いてくれたり、明るく鼓舞してくれるんです。スタッフもキャストも『本当にいいチームだよ』と話していましたね」(番組スタッフ)さらに天海は、撮影中も気遣いを欠かさないという。「カレーのケータリングを頼んだ際には、自らお皿によそったり。さらに出演者の健康を気遣い、ヘルシーな差し入れをしてくれたり。天海さんの思いやりに、みんな『ついていこう!』と毎度チーム一丸となるんです」(前出・番組スタッフ)■大杉漣さんの訃報をキッカケに現場を結束させた天海が“座長魂”を燃やし、引っ張っていく『キントリ』の現場。そこに突然、悲劇が訪れた。18年2月、ベテラン刑事・中田善次郎を演じていた大杉漣さん(享年66)が亡くなったのだ。「キントリの出演者は人気俳優ばかりなので、なかなか全員で集まる機会はありませんでした。それでも天海さんはみんなとスケジュールを合わせて、年に数回は食事をしていたそうです。それだけに大杉さんの訃報を聞いたとき、天海さんは相当なショックを受けたと聞いています。あまりに落ち込んでいて、周囲も声をかけられないほどだったそうです」(ドラマ関係者)第3シリーズが始まる前に亡くなった大杉さん。しかし同シリーズでも「善さん今頃何しているかねえ」というセリフがあったり、中田善次郎の写真が登場したりと引き続き“出演”していた。そんなサプライズは天海の提案だったという。「大杉さんが亡くなる前から、第3シリーズの計画は決定していました。大杉さんが撮影を心待ちにしていたと知っていた天海さんは、『もう一度、漣さんと“共演”したい!』とスタッフに直談判。そうして大杉さんの“出演”が実現しました。当時、天海さんはクランクイン前にスタッフ全員を集めて『大杉漣さんとの共演です。しっかりやりましょう!』とお願いしていました。1人の座長として、真剣な表情で呼びかける姿に思わず涙ぐむスタッフも。いっそう現場の結束は強くなりましたね」(前出・ドラマ関係者)今シリーズも天海は“人とのつながり”を大切にし、現場を牽引していくことだろう。
2021年05月11日2017年1月クールに、テレビ東京ドラマ24枠で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』。ドラマシリーズ1、2を経て、2021年1月クールには『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』が放送され、4月9日より映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が公開されている。ハウス、島と舞台を移してきた同作が今回描くのは、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”の物語。各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動には100人の俳優が集結し、パロディネタや業界ネタも満載となっている。今回は、パート1から出演し続ける田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一にインタビュー。シリーズが始まった時からまさかの「かわいい」といった反応も多かった同作について、話を聞いた。○■故・大杉漣さん不在に不安も、4人の安心感——これまでの作品でも絆が深まっている皆さんですが、今回改めて映画・ドラマを撮影されて、『バイプレイヤーズ』の現場ならではの楽しさはどんなところにあると思いましたか?田口:シーズン1、2を共に作り上げてきた大杉漣さんがリーダーとして存在していたので、漣さんの不在は大きいんです。これまでと同じようなことはできないという気持ちでやらせていただいたんですけど、4人で会うと楽しいから、はしゃいじゃう。時間が空いても、メンバーがそろった瞬間に積み上げた安心感、培われたものが再生される感じで、すごく楽しかったです。松重:『バイプレイヤーズ』という作品の特殊性は、実名でやっているところ。観てるお客さんも個人と役の境目を知りたいんだろうし、僕らも「これ芝居なの? 本物なの?」というギリギリのところを見せるのが究極の目的で、そこに大前提があります。虚実を面白く見せればいいんじゃないかというところなので、普段から関係性が出来てるんです。カメラが回った瞬間から作品が始まるんじゃなくて、僕らがいるところからすでに何かが始まってる。僕らも、外に出していい部分と放送できない部分は使い分けているし。田口:僕の下ネタね(笑)松重:そこは、確実にカットラインだなとわかる(笑)。その辺の虚実ない交ぜ感は、やっていてすごく楽しいところです。光石:たぶん最初の6人がもっと若い時に揃ってやろうとしていたら、色んなことがあったんだろうけど、みんな50歳過ぎて集まったのがすごく良かったんじゃないかな。皆、節度を持って品良く芝居できてるんじゃないかと、僕は勝手に思ってるんですけど。松重:品、良いですか? トモロヲさんの下ネタは……?光石:そういうところも、品が良いじゃないですか(笑)遠藤:本当に、楽しかった。バカ騒ぎしているうちに終わっちゃった、という感じだったけど、俺はフィリピンの場面が多かったので、もうちょっと出してもらったら良かった(笑)。雑談と芝居の狭間でバーンといけるので、「何かをしよう」といったこともないし、日常会話のように思いついたことをやりとりしていて。これはすぐに出来るようなことじゃないので、良い感じの仲間になったなと思いました。——役者さんが100人出演するというところでもすごい映画ですが、誰か印象に残ってる方はいますか?田口:意外と、他の方と会ってないんです。ブルーバック撮影の時はおじさんばっかりだったので、おじさんの同窓会みたいな状態で、昔話や健康と介護の話ばかり。芝居、見てなかったなあ。芝居を気にするような集まりじゃなかったです(笑)全員:(笑)松重:『バイプレイヤーズ』は役じゃなくて自分の名前を背負ってやっているので、「演じてるな」と言われた瞬間に、恥ずかしい人になっちゃう。「役割を演じてるんだ」というところが見えちゃうと、その人自体が浮いちゃう感じがあると思うんです。皆「演じてる」というところをうまく消して映像の中に入り込んでる感覚があります。誰の演技が良かったというより、皆元気で良かったなと思ったくらい。控えの場所からシチュエーションのシーンに入っていく瞬間も、すべて作品として捉えられる感じで、そこも逆に面白かったりする。光石:若い人たちがすごい。僕がたぶん濱田(岳)君くらいの年齢の時に、60歳前後の人たちの中に入ったらガチガチだったろうけど、全然彼らは遜色なく出てきて楽しくして帰っていく。今の人たちはすごいなと思いました。皆、すごかったです。遠藤:俺だけ異質な話になっちゃいますけど、フィリピンの場面で出てきた女性は、初めて出た三池崇史さんの映画(『天国から来た男たち』)に出ていた子だったんです。フィリピンを舞台にした作品だったんだけど、そこに出ていた方が東京に来ていてオーディション受けて選ばれたそうで、再会した時にはびっくりしました。すっかりベテランの域になって、演技に対してもすごくこだわりのある人になってたから、ハグするシーンで「え~んどう、ちょっと早いよ。もうちょっとゆっくりしたとこで、私が涙出すから」と。もう、彼女から言われる通りに(笑)全員:(笑)光石:素敵な話ですね(笑)○■「かわいい」を意識しはじめた!?——『バイプレイヤーズ』は始まった当初から女性人気も大きくて、「かわいい」「萌える」といった声もありましたが、そういった反応についてはどうとらえられてましたか?遠藤:シーズン1の時に、「かわいい」って言われはじめたんだっけ? たぶんシーズン2からみんなちょっとずつ変わってきて、衣装にこだわるようになったのか、おしゃれになっていった(笑)全員:(笑)光石:そうだっけ!?(笑) ずっと千葉で撮っていたので、あんまりそういうのは漏れ聞こえてこなかったかな。松重:でも、シーズン2で千葉の海に入ってタイトルバックを撮っているときに、割とギャラリーがいて、地元の人たちがキャーキャー言ってたんです。光石:意識してる!松重:僕らはスーツで海から上がって来て、5人でしょう? 嵐と間違えられてるんじゃないかと(笑)。「俺ら、嵐と間違えられてるんじゃないの!?」という話をしたら、光石さん、「俺が二ノかな」と言ったんですよ。そのときに、「意識する」とはこういうことなんだと……。光石:冗談で言ったんだよ!(笑)松重:「かわいい」と思われることを、自分の中に二ノとして落とし込んでるんです!遠藤:そういえば、今回(有村)架純ちゃんが出てるから、父親みたいな気持ちで「架純ちゃん、かわいいよね」と光石さんに言ったら、「うん、タイプかな」って。全員:(笑)光石:冗談で言ってみただけだよ!(笑)松重:かわいい担当を1番意識されてるのは光石さんです(笑)光石:してない、してない!(笑)田口:僕にはそういった評判は全く聞こえてこなかったんですが、そんなに入ってたんだ、光石さんの耳には!(笑) 意外でしたけど、街で偶然女性に「観てます!」と言われたことはあります。——ちなみに今の流れで、松重さん、田口さん、遠藤さんの担当はいかがですか?松重:僕は、世話係です。大杉さんの腹心ですから。田口:僕は下ネタ担当です。遠藤:俺は幼稚だから、おはしゃぎ担当!(笑)——では、このメンバーで、「今だから言っておきたいこと」はありますか?松重:僕ら、けっこう言っているんです。腹に溜めることができないので、ずっとしゃべって、口に出てるから、腹に据えかねるということもない関係です。ただ、光石さんが二ノをとっちゃったので、「誰が松潤なんだ」というところは……。光石:ないよ!(笑)遠藤:俺は、怒られたことがある。1回皆で待ち合わせた時に、前日に松ちゃん(松重)に「ここだよ」と言われてたのに、違うところで待ってて。光石:あった! 僕と松重さんは2人で待っていたんですよ。で、遠藤さんと田口さんが来ない、と。段取りしてたのは松重さんですから、「おかしいな」とちょっとイライラしはじめ、「光石さん、ここで待ってて」と、パッと別の場所を見てすぐ帰ってきて「いた、2人いた!」って。田口:車に乗ってたの。遠藤:「(待ち合わせは)下って言ったでしょ!? 言いましたよね!?」って、すげー怒られた(笑)松重:俺、そういうことだったら本書けるよ! 皆の暴露をしていいんだったら、だらしなさとか、聞いてなさ加減とか(笑)光石:あれ、怒られてたね。でも全然ヘラヘラしてるの(笑)田口:もう撮影現場の話でもない。日常生活だから(笑)■田口トモロヲ1957年11月30日生まれ、東京都出身。俳優・監督として様々な作品に関わり、NHK総合のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(00〜05年)ではナレーションも好評となる。近年の出演作に映画『パラレルワールド・ラブストーリー』『見えない目撃者』(19年)、『ミッドナイトスワン』(20年)など。公開待機作に『夏への扉-キミのいる未来へ-』(6月25日公開)がある。■松重豊1963年1月19日生まれ、福岡県出身。舞台・映画・ドラマと活躍し、12年にドラマ『孤独のグルメ』で連続テレビドラマ初主演を果たした。近年の出演作に大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『悪党~加害者追跡調査~』(19年)、映画『検察側の罪人』『コーヒーが冷めないうちに』(18年)、『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(19年)、『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』『罪の声』(20年)など。公開待機作に『老後の資金がありません!』(21年公開)などがある。■光石研1961年9月26日生まれ、福岡県出身。1978年、16歳の時に映画『博多っ子純情』のオーディションを受け、主役に抜擢される。以降、様々な作品に出演し、大河ドラマやNHK 連続テレビ小説でも名バイプレイヤーとして活躍。2011年には第3回TAMA映画賞最優秀男優賞、2016年には第37回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞する。2019年には『デザイナー 渋井直人の休日』で主演を務めた。公開待機作に『由宇子の天秤』(2021年公開)がある。■遠藤憲一1961年6月28日生まれ、東京都出身。Vシネマ、映画、ドラマなどで幅広く活躍し、2009年にはドラマ『湯けむりスナイパー』での連ドラ初主演も話題に。近年の出演作にドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』『それぞれの断崖』『私のおじさん〜WATAOJI〜』(19年)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(20年)など。公開待機作に映画『地獄の花園』(5月21日公開)がある。
2021年04月10日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、松居大悟監督が登場した。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。待望の初日に、田口は「おっさん4人のリーダーは大杉漣さんでして、きっとこの日を大杉漣さんも喜んでいると思います」としみじみし、光石も「数年前にテレビ東京の深夜から始まりまして、その時から大杉さんが『映画になったらいいね』とずっとおっしゃってました」と振り返る。さらに遠藤は「ここに来る前に、支度部屋から車で行くと言うので、どこなのかなと思ったら目の前の建物でした。俺達はパート2の時、現場でお弁当を渡されて5分ぐらい道をぞろぞろ歩いてた。『これ、同じバイプレーヤーズなの』という感じになっちゃって」と、待遇の進化に驚いていた。このイベントには、本作のキーキャラクターである犬の風(ふう)も登場。松居監督は「大杉さんに風とトラという愛犬と愛猫がいまして、そこからふうという名前を取りました。なので、風と撮影所を愛している風が、漣さんの存在として見せたいなと思ってました」と明かす。作中では実際の大杉さんと風の写真も登場するが、「実際の風はチワワなんですよね。ちょっとよく見ると、チワワから段々と今の風に変わっていくっていうスタイル」と、まさかの犬種を超えた成長を遂げたことに。さらに、田口は風について「そんなに絡みがなかったんですけれども、僕の印象ではその、下半身がお元気。現場では何も指摘できなくて、もう見て見ぬ振り作戦を取ってた」と暴露し、キャスト陣も苦笑していた。最後に松重は「テレビシリーズの最中に、大杉漣さんという人が僕らの前から突然いなくなって信じられなかったし、もう3年経つんですけどまだちょっと信じられない。お葬式の時ですら祭壇の裏から出てくるんじゃないかとずっと思ってて、実は今日もなんかスクリーンの裏で待機しててみんなを驚かせてやろうと思ってる、お茶目な大杉さんがいる感覚が抜けない」と心境を吐露。「日本中、204館の映画館で公開されるということで、そこに204の大杉さんがスクリーンの裏で待機してる。204の風に乗って大杉さんが皆さんが喜ぶ姿を見ているんじゃないか」と想像し、「その魂が届けばいいなと思います」と語った。しかしその後、松重はカンペを見て「206館でした! 206の大杉さんが風に乗って現れるということで、2つ増えました。よろしく願いします」と訂正し、館内にも笑顔が。また、遠藤は「30歳の時に、光石さんも一緒に出ましたけれど、低予算の単館系映画で公開初日、お客さんがたったの4人。バイプレイヤーと言われている人間たちは、過去に何かしら傷を持ちながら育ってきているので、それを考えるとこんな綺麗な劇場でこれだけの皆様が来てくださって本当に幸せを感じます」と喜びを表す。「漣さんも傷つきながら頑張って生きてきた人なんで、今これを見ると『バイプレイヤーズ』がこうなったというのは本当にびっくりしていると思って、ありがたいことです」と感謝していた。
2021年04月09日吉川愛、板垣李光人の共演で人気漫画をドラマ化した「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」の2話が4月8日深夜オンエア。桐山漣演じるキラ様の“暴走”ぶりに「かわいすぎ」「めっちゃヒロイン」などの声が殺到中だ。一生懸命働くあまり自分自身には手を抜きがちな新米漫画編集者と、メイクもファッションも完璧な美しすぎる男子が、お互いのありのままを受け入れ合いふたりで一緒に成長していく、新時代の理想のカップル像を描く本作。高校時代、あまりに美しすぎる2年後輩の周と出会い、その後上京。現在は出版社で女性漫画誌の編集部に配属され、新米漫画編集者として奮闘する日々を送る町田和子に吉川さん。和子との出会いが大きな人生の転機となり“自分が好きな自分になろう”と、自らの美貌を生かしたメイク、ファッションをまとう相馬周に板垣さん。天上天下唯我独尊なワガママな性格で、自分以外の人間には全く関心がないはずだが、自らの企画を実施するあさひとの出会いで変わっていくキラに桐山さん。ぶれなさと仕事の完璧さから“鉄の女”と言われている和子の上司で編集長の鉄本あさひに水野美紀。おいでやす小田、五島百花、中川大輔、寒川綾奈らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では「僕の全部、絶対好きにさせるから」と宣言する周と和子がお試しで付き合うことに。一緒にカフェで朝食を食べたり、少しずつ恋人らしいことをしていく一方、自分に落とせない女性はいないと思い込んでいたキラは、あさひに「俺の女にしてやるよ」と言い放つも相手にされず戸惑う。そんななか、キラのグラビアと彼を主役にした漫画の連載が決定。和子が連載の担当を任されるが、気分がなんとなく優れず…というストーリーが展開。冒頭で自分のもとから立ち去るあさひに「待ーてー」と叫びながら“羽ばたく”など、今回も初っ端から“暴走”するキラに「キラが主役を喰う勢いで強キャラ」「めっちゃ面白い動きして笑ってしまった」「よっ!今日も面白いよ!キラ様w」などの声が殺到。自分を相手にしないあさひが気になるキラだが、あさひと手が触れると「あ、あ、あ!」と謎の動揺を見せその場から走り去ってみたり、あさひを見ると「胸が痛くて体が震える」と明かし、周から「それって恋じゃない?」と指摘され、またもや「うわぁぁぁ」と叫びながら“逃走”…そんなキラの姿に「恋愛経験なさすぎキラwww」「キラ様ピュアピュアか!くそかわいいな!」「指先触れてパニック!?かわいすぎないか!?」などの反応が続々。「本当に申し訳ないんだが、キラあさが強すぎてめぐわこが入って来ない」「キラ様めっちゃヒロインしてる」など桐山さん演じるキラが多くの視聴者を虜にしている様子だ。(笠緒)
2021年04月09日吉川愛、板垣李光人が主演し桐山漣、水野美紀らが共演する「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」が4月1日深夜スタート。放送後のSNSには板垣さんの“美貌”と桐山さんの“ネタキャラ”ぶりに触れた投稿が数多く寄せられている。本作は祥伝社「FEEL YOUNG」連載中のためこう氏による人気漫画「ジェンダーレス男子に愛されています。」をドラマ化。一生懸命働くあまり自分自身には手を抜きがちな新米漫画編集者が、高校時代に出会った美しすぎる後輩男子と再会、2人で共に成長していく“新時代の理想のカップル像”を描く物語となる。女性漫画誌の編集部に配属された新米漫画編集者で、高校時代、あまりに美しすぎる2年後輩のめぐるをいじめから救った町田和子に吉川さん。わこの高校の後輩で、わことの出会いをきっかけに誰からも縛られることなく生きようと決意。圧倒的に美しさを持ち、自分の見た目を気に入って“自分が好きな自分になるため”のメイクとファッションを楽しむ、ショップスタッフでスタイリストの相馬周に板垣さん。天上天下唯我独尊な性格で人への気遣いは皆無、自分以外の人間には全く関心がなくワガママモデルとしてスタッフや同業者から嫌われているが、めぐるの可愛さと自己プロデュース力を見抜き、友人兼自分のスタイリストとして一緒に行動するキラに桐山さん。わこの上司で豊富なアイデアを持ち、いつも微笑みを絶やさず気持ちにも波がなく、完璧な仕事ぶりから鉄の女と呼ばれる女性漫画誌編集長の鉄本あさひに水野さん。漫画誌でデスクを担当している境正美においでやす小田、わこの同期で同じ女性漫画誌編集部員の渡辺春奈に五島百花、同じく同期でファッション誌でキラの現場を任される三輪玲に中川大輔、わこの1年後輩の甘地大和に遠藤健慎、ネイリストの山崎愛に寒川綾奈といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では玲からファッション誌のヘルプを頼まれた和子が、キラの撮影現場で周と再会。周に「僕のずっと好きな人です」と言われいきなり抱きしめられたことで和子は動揺する。その後周とお茶することになった和子は、周が自分を追いかけて東京に出てきたことを知る。和子は再びキラの取材を手伝うことになるが、玲がキラが着るはずのジャケットを破ってしまう。玲のミスをかばいジャケットを縫おうとする和子のもとに周が現れ…というストーリーが展開。放送開始直後から周を演じる板垣さんに魅了される視聴者が続出。「板垣李光人くん美少年すぎた!きれい」といった声が続々とSNSに上がる。また吉川さん演じる和子との“カップル”にも「もうなんなんだ、この美しすぎて尊い世界は、、可愛すぎるわこめぐコンビ」「吉川愛さんと板垣李光人くんが可愛い過ぎて尊過ぎて眩し過ぎる」といった反応多数。またワガママモデルのキラを演じた桐山さんには「良い!コメディっぽいところとか上手い」「キラのキャラおもろすぎる」などの反応とともに「桐山漣さん探偵が早すぎるとかおじカワとか青ヴァンで見てるけど毎回別人…ああ演技力天才」と、様々なキャラを演じ分ける実力を評価する声も。さらに終盤であさひに対し発する「おもしれぇ女」というセリフにも「リアルで「おもしれぇ女」って聞いたのはじめて」「「おもしろいオンナ」はもう恋始まるやつ」と、キラとあさひの“ラブストーリー”に注目したコメントも寄せられている。(笠緒)
2021年04月02日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の完成披露イベントが29日に都内で行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、有村架純、松居大悟監督が登場した。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。テレビシリーズから同作をひっぱり"元祖バイプレイヤーズ"と呼ばれていた4人だが、田口は「大杉漣さんがリーダー。シーズン2の終盤に漣さんが突然いなくなってしまいまして、その時点で『我々のバイプレイヤーズの旅は終了した』と思っていた」と、撮影途中の大杉さんの死について振り返る。「その後2年くらいかけて、プロデューサー、監督、スタッフの皆さんが熱心にいろいろ模索してくれまして、最終的に今回のような『ネクストバイプレイヤーズにバトンを渡す的な役割だったら可能なんじゃないかな』ということになり、元祖として参加させてもらいました」と明かし、「本当に漣さんがここにいないのが残念でならないんですけど、漣さんとともに大きくて広い場所に着けたなという思いでいっぱいです」と心境を吐露した。松重は「実名をさらして役をやるというフォーマットを作り上げたのは大杉漣さんで、元祖と呼ばれる人たちが前面に出るのは最後。次からはもっと若い人たちがこういうフォーマットで遊ぶ機会があれば、大杉さんの魂が生き続ける」と今後の展開にも言及。光石は「まさか映画になるとは思ってませんでしたが、熱望してたのは大杉さんだったので、実現したことが本当に嬉しいです。次は皆さんが前列に来て、僕らがいつものように後ろに下がるとそれがいいんじゃないですか」と後進に道を譲る姿勢を見せた。改めて作品について、田口は「映画化はやはり大杉漣さんなくしてはなかったと思います。まだ世の中大変な状況ですけれど、今日観てくださる方がちょっとでも癒やされたりほっとしたり楽しい思いになってくれれば、漣さんもきっと喜んでくれると思います」と熱い思い。松重は「去年のコロナ期に撮影がなくなるんじゃないかと思ってたら不死鳥のようによみがえってきて。僕らの仕事もどうなるんだろうというときに救われて、こういうことがあってもまだまだ続けることが出来るかもしれないというきっかけにもなったかもしれないですし、大杉さんが生み出した面白いフォーマットですので、100人200人膨らんで、外国版が出来ても面白いんじゃないかな」と意欲を見せる。光石は「どうぞ観てやってください。そして、宣伝してやってください。そうすると大杉さんも喜ぶと思います」と観客にメッセージを贈り、遠藤は「通常一つの作品に大体2人くらいで、この4人が出てくる作品はありません。普通一つの作品で共演しないような人たちがごっそり出てきます。お祭りみたいな作品ですのできっと漣さんも満足していると思います」と語った。なおイベントには、ドラマで「テレビ東京の社長賞はバナナ1本」と言われていたことから、映画への社長賞として100人分のバナナが登場。取材終了後には報道陣にも配布された。
2021年03月29日「小松さんは、子供のころから僕のアイドルでした。それで、僕が初めて映画を撮ることになったとき、どうしても出演していただきたくてお手紙を出しました。ほどなくして小松さんから『舞台出演が続いているので難しいです』と丁寧な断りのお返事がきました。でも諦めきれなくて、小松さんが出演している舞台を立て続けに見に行き、そのたびに楽屋へ押しかけて。『何年でも待ちます』と言い続けました。すると、あるとき『わかった!君には負けたよ!出るよ』と言ってくださって。本当に嬉しかったですね」こう語るのは、映画「モルエラニの霧の中」で監督を務めた坪川拓史さん(49)だ。7話で構成されたオムニバス映画である同作には香川京子(89)や大塚寧々(52)、さらに18年2月に急逝した大杉漣さん(享年66)といった名優たちが数多く出演。そして第3話・夏の章「しずかな空」で主演を務めているのが、昨年12月に亡くなった小松政夫さん(享年78)だ。00年、初めて監督を務めた映画『美式天然』で小松さんとの縁が生まれた坪川さん。以降、制作した全ての作品に小松さんが出演することに。「20年もの間、本当に良くしてくださいました」として、こう明かす。「この20年、小松さんとの連絡が半年以上空いたことはありません。僕はいま北海道に住んでいますが、上京するたびに食事をご一緒してくださいました。昔の芸人さん達の話もたくさんしてくれましたね。いつも話は尽きず、とても貴重な話ばかりで、全部録音しておきたかったです」坪川さんは「小松さんが吹き込んでくれた留守電を20年分保存しています」という。そしてスマホの留守電フォルダを再生すると、「いやぁ、どうも。小松でございます」と“小松節”の数々が。何気ない記録だが、坪川さんにとって愛おしい財産だ。「モルエラニの霧の中」は14年5月から撮影が始まり、18年10月に撮影終了。その制作期間は、5年に及んだ。やっと日の目をみるというタイミングでコロナ禍となり、公開が一年延期に。その際、小松さんはこんな留守電を残してくれた。「しばらくでした~、お元気ですか?いやいやいや、えらいことでしたね。どんなふうにしてるのかなって思って。何の用もないんですが、ちょっと電話してみました。また電話しまーす。よろしく」■小松さんが残してくれた言葉20年の年始にも留守電が残っていた。折り返して電話をしたところ、小松さんは「なんだ、監督見てたの?いま、病院から出てきて車に乗ったとこだよ」と話したという。「『どこか悪いんですか?』と聞いたんですが、詳しくは教えてくれなくて。最後に話したのは、亡くなる3ヵ月ほど前。ちょっと声が細くなったかな、とは思ってたんですけど。その一年前には舞台もやっていたので、まだまだお元気だろうと思ってました」坪川さんは、小松さんのある言葉が胸に残っているという。「『芸人とは人様が呼んでくれるもの。自分で“芸人です”って名乗るのはおかしい』と常々言ってました。小松さんはいろんな芸を観てきているから、芸の引き出しが無数にある。小唄、長唄、義太夫、都々逸、たくさんのお座敷歌も教えてくれました。“バナナの叩き売り”の口上、“泣き売”など、今は見ることが出来ない香具師の口上の真似も。かと思うと、ふとモップを手にしてフレッド・アステアみたいに踊り出したこともありました。小松さんこそ、本当の意味での芸人だと思います」そんな小松さんの“芸人ぶり”に助けられたこともあった。坪川さんが続ける。「1作目には、廃館になった映画館で撮影するシーンがありました。でも、撮影の準備がなかなか進まなくて。しかも、記録的猛暑の日だったんです。電気が通ってないので、エアコンも何もない。照明も焚いているので、館内はサウナ状態に。さらに冬の日という設定だったので、100人近くいたエキストラの皆さんは冬服を着て待っていました」過酷な現場の様子を舞台の袖で見ていた小松さんは「みんな大丈夫かな?」と言いながら、ふと舞台へと出て行ったという。「小松さんは、『いやぁ、どうも。小松でございます。撮影ってのは待ち時間が長いんですよ?』と和ませてくれて。それで『私も昔、こういう舞台に立って歌手やってたんですよ』と言いながら、『デンセンマンの電線音頭』を披露してくれたんです。『皆さんお手拍子!』と言いながらフルコーラス、汗だくで歌って踊って。そのお陰で、みんなに笑顔が戻ったんです。『じゃあ皆さん、帰らないでね~!』と言って、袖に戻ってきて。僕がお礼を言うと、『ちょっとは気が紛れたでしょ?』って気遣ってくれました」■「もはや、僕にとって“映画の育ての親”です」「小松さんには感謝の気持ちしかありません」と語る坪川さん。「モルエラニの霧の中」には、恩返しの思いも込められていたようだ。「小松さんがあるとき、『次は、ホロリとさせる真面目な役をやりたいな』と言ったんです。たしかに、これまでは楽しい役柄の方が多かったんですよね。その言葉に応えようと、何度も話し合いながら脚本を書いて……。だから、今回の作品は一緒に作りあげたものです」坪川さんは最後に、こんな思いを語った。「20年前のあの日、いきなり押しかけた若僧の僕の話を聞いてくれて、そして出演もしてくれた。その後もすべての作品に出てくれた。小松さんはもはや、僕にとって“映画の育ての親”です。亡くなってしまわれたのは残念でとても淋しいですが、僕はある役割を担ったんだと思っています。それは“小松さんがいかに素晴らしい本物の喜劇人だったかを伝えていく”ということ。その芸の素晴らしさを広めていくのが、これからの使命のように感じています」坪川さんの歩む道を、小松さんは天国から見守っているだろう。
2021年03月06日「漣さんは撮影後に『これからいろいろなことが起こると思うけど、絶対いつか素敵な港に着くよ』と言ってくれました。撮影開始したのが’14年5月ですからね。約7年を経て、日の目を見た形です。『漣さん、やっと港に着きましたよ』と伝えたいです」名優・大杉漣さん(享年66)との思い出を語るのは、映画監督の坪川拓史さん(49)だ。大杉さんが急逝したのは’18年2月21日だった。あれから3年。2月24日には「第63回ブルーリボン賞」で主演男優賞に輝いた草なぎ剛(46)が「漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と感謝の言葉を語ったことからも、改めて偉大さに注目が集まっていた。そんな大杉さんの“遺作”が現在、公開されている。坪川さんが監督を手掛けた映画『モルエラニの霧の中』だ。同作は7話で構成されているオムニバス映画。大杉さんは、第2話・春の章「名残りの花」を中心に出演。この映画以降は出演作品が公表されていないことから、大杉さんの“最後の映画”と言われている。坪川さんが続ける。「『モルエラニ』とは、アイヌの言葉で“小さな坂道を下りたところ”という意味。北海道・室蘭の語源のひとつともいわれています。実際、この映画は全編室蘭市で撮影しています。大杉さんはバイプレーヤーとして大忙しでしたが、それでも合間を縫って3日間のロケに参加してくれたんです」漣さんについて「気遣いの人でした」と振り返った坪川さん。こんな撮影秘話も語ってくれた。■「おお、生き返ったか!」とうれしそうに……「タイトなスケジュールだったこともあり、撮影現場はとても混乱していました。それでも漣さんは『監督がやろうとしていることは全部やるから。何でも言ってね』と声をかけてくれて。その言葉が本当にありがたかったです。漣さんは、誰にでも分け隔てなく気さくに接してくれる方でした。現場近くにある喫茶店のママが漣さんのファンで、サインをお願いしたそうです。そしたら『もちろん!』と快諾。お店には画用紙しかなかったのですが、漣さんは嫌な顔一つせずサインしたそうです。しかも翌朝になると漣さんは『書き直したよ!』と言って、再びそのお店に出向いたんです。色紙を自分で買って、改めてサインもしていたと聞きました」同作で初タッグを組んだ大杉さんと坪川さん。以降、大杉さんが亡くなるまで交流は続いた。大杉さんが亡くなった後、息子で写真家の大杉隼平さん(38)は坪川さんにこう明かしたという。「亡くなる少し前に一緒にごはんを食べたときも室蘭の話をしてくれました。だから、本当に撮影が楽しかったんだと思いますよ」室蘭での撮影を思い続けていた大杉さん。実は、坪川さんは“ある約束”を交わしていたという。「漣さんは作中、生死をさまよう役柄を演じていました。しかし室蘭を離れるときに『おそらく死んでしまう役だろうね。でも、また室蘭に来たい。だから生き返らせてよ』と言ってきたんです。僕は『じゃあ生き返らせます』と約束して。それでエピローグの章を書き足すことになりました。脚本ができてから漣さんに『生き返らせました』とメールしたら、『おお、生き返ったか!』とうれしそうで。それが亡くなる半年くらい前のことでした。漣さん側はスケジュール調整もしてくれていたのですが、『2日続けて室蘭に滞在するのは難しいかも』と悩んでいて。そんなやり取りをしている間に亡くなってしまったんです。訃報を知って愕然としました」■夢の中に現れた漣さんは脚本を読んでいた同作は、大杉さんが亡くなった8カ月後となる’18年10月に撮影終了。大杉さんが完成を見届けることはかなわなかった。「7年かけてやっと公開されるというときに、漣さんの奥さんからメールが来ました。そこにはお祝いの言葉とともに、『多くの方に見ていただけるように願っております』と書かれていて。漣さんと同じような優しい気遣いが感じられて、温かい気持ちになりました」今年の初夢には、大杉さんが現れたという。坪川さんは最後に、こう明かしてくれた。「夢の中で、漣さんは作品の追加撮影をしていました。新しく付け加えられたシナリオをずっと真剣に読んでくれていてね……。僕がいったん現場を離れることになったのですが、慌てて戻ると漣さんはまだ脚本を読んでいるんです。僕に気づくと、漣さんは『坪川くん、ここのここはさ……』と質問してくれて。漣さんは、永遠に役者なのかもしれません。僕もいつか漣さんのもとに行くと思います。そのときは、幻となったエピローグを撮影したい。そして天国で、完成版の上映会を漣さんと一緒にやりたいですね」7年の月日を経て公開された“最後の映画”。大杉さんも天国で喜んでいることだろう。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月04日草なぎ剛(46)が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』で、「第63回ブルーリボン賞」の主演男優賞を受賞した。「第44回日本アカデミー賞」で受賞した優秀主演男優賞に続く快挙だ。昨年9月25日に全国公開され、現在もおよそ20カ所の劇場で上映が続いている同作。観賞をリピートする“追いスワン”の影響もあり、公開10周目を記録した昨年11月には草なぎが異例の舞台挨拶を行ったほどだ。各メディアによると、草なぎは「何回も劇場の足を運んでくれたファンのみなさんの力が大きいです」と感謝。続けて高倉健さん(享年83)と大杉漣さん(享年66)の名前をあげ、「『立派な賞をいただきました』と報告したい。健さん、漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と語ったという。今回、受賞が決定したのは2月23日。大杉さんの命日を21日に迎えたばかりでもあり、草なぎにとって感慨深い受賞となったようだ。大杉さんとは『僕の生きる道』、『任侠ヘルパー』、『嘘の戦争』(全てフジテレビ系)、『スペシャリスト』(テレビ朝日系)など多数の作品で共演した草なぎ。いっぽう「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)でギターセッションを披露するなど、その仲良しぶりは有名だった。「草なぎさんはお別れ会で、『また一緒にお芝居がしたい』『海にギターを持っていって一緒に歌いたい』などと声を震わせていました。あまりに突然のことで、何カ月も心の整理がつけられなかったといいます。草なぎさんがギターを始めたきっかけも大杉さんでした。大杉さんが楽屋でギターを弾く姿に憧れ、斉藤和義さん(54)のコンサートにも連れていってもらったといいます。ソロコンサートには斎藤さんも出演し、草なぎさんは大杉さんが繋げてくれた縁を大切にしているのです」(芸能関係者)■「常に進化している」大杉さんから多大なる影響を受けた草なぎ。そんな大杉さんは生前、役者としての草なぎを絶賛していた。「17年1月から放送された『嘘の戦争』では、大杉さんと草なぎさんの“演技合戦”が話題でした。大杉さんは、草なぎさん演じる復讐心に取り憑かれた主人公から標的にされてしまう役。ですが主人公が復讐を思いとどまる展開に、視聴者から『感動した』との声が殺到しました。大杉さんはこのドラマで、真摯に作品と向き合う草なぎさんに刺激を受けたといいます。余分なものを省いて仕上げていく姿勢に、『常に進化している』と評価していました」(ドラマ関係者)現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』でも、好演ぶりが話題の草なぎ。役者として進化し続ける姿に、大杉さんも天国から応援していることだろう。
2021年02月24日ドラマ「バイプレイヤーズ」が映画化。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が、2021年4月9日(金)に全国公開される。「バイプレイヤーズ」とは?テレビ東京系列で2017年に放送されたドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」は、豪華なバイプレイヤー(=名脇役)たちが実名で出演する深夜の“わちゃわちゃ・ゆるシブドラマ”として話題を呼び、ATP賞のドラマ部門優秀賞や、東京ドラマアウォード 2017の作品賞(連続ドラマ部門)で優秀賞を受賞するなど、好評を博したドラマ作品だ。その後、2018年のシーズン2「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」では無人島生活&劇中劇の朝ドラという設定で、“わちゃわちゃ”ぶりもさらにパワーアップ。撮影本番が始まるまで誰か分からない、シークレットゲストも反響を呼んだ。さらに、2021年1月にはドラマ新シリーズとして「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」がスタートした。「バイプレイヤーズ」ドラマシリーズをおさらいシーズン1「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」放送時期:2017年主演:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研ストーリー:中国の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。監督からの「役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間共同生活を送る」という要望を受けて、おじさんたちの強制的共同生活が始まる。シーズン2「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」放送時期:2018年主演:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研ストーリー:テレビ東京がスタートさせる朝ドラ『しまっこさん』で共演することになった5人。ところが、なぜかロケ地を間違い、無人島に漂流してしまった。南の島でおじさんたちのサバイバル生活がスタートする。一方、業界は5人の失踪劇で、深刻なバイプレイヤー不足になるのではという騒動に。シーズン3「バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜」放送時期:2021年主演:遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研ストーリー:舞台は、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。民放各局の連続ドラマや映画作品の撮影が、一箇所で行われている。スタジオ同士の視聴率バトルや若手・中堅・大御所間のぶつかりあい、そしてほろっとさせる友情と絆の物語など、“大騒動の100日間”を描く。出演者は、これまでの「バイプレイヤーズ」の規模を大きく越え、若手ベテラン含めた総勢100人以上。待望の映画化には総勢100人以上が集結待望の映画化となる『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は、2021年3月に放送終了したドラマシーズン3の続編。民放各局のドラマ撮影がおこなわれているのどかな撮影所「バイプレウッド」を舞台に、「バイプレイヤーズ」特有のパロディ、笑い、友情を交えたストーリーが展開される。若手俳優たちが”犬”を主役にした映画を撮影すべく奮闘する中、ベテラン俳優たちをも巻き込んだ様々なトラブルが発生するのだが...ドタバタコメディながらホロリと心にしみる物語が展開され、“100人”だからこそ成し遂げられる未体験の温かな感動が描かれている。「~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」キャスト&ストーリー出演者は、ドラマシーズン3にも出演した若手・ベテラン含む総勢100人以上。全員“本人役”で出演している。舞台は、富士山の麓にあるのどかな撮影所バイプレウッド。民放各局の連ドラや映画など沢山の組が撮影していて100人を越える役者たちで大賑わい。田口トモロヲ・松重豊・光石研・遠藤憲一ら元祖バイプレイヤーズもネット連ドラを撮影中。主演は有村架純だ。楽しく撮影が始まろうとした時、有村が共演している犬の風(ふう)がいないことに気づく。風は行方不明になっていた。心配する有村に、田口、松重、光石は風に何があったのか語り始める。一ヶ月前、濱田岳・柄本時生・菜々緒・高杉真宙・芳根京子ら若手の役者たちが「月のない夜の銀河鉄道」という自主映画の撮影を始めていた。監督は濱田、主人公は小さなチワワだがラストに100人の役者がSLで祝杯をあげるという壮大なストーリー。車掌役で参加してくれた役所広司もそのシーンの撮影を心待ちにしている。だが…実は役者は全く集まっていない。しかも超低予算でスタッフを役者が兼務する有り様。やがて主役のチワワは逃げ出し、SLも撮影目前でロケを断られ路頭に迷う始末。そのくせ濱田は監督風を吹かせるので菜々緒、高杉、芳根も呆れて濱田組を降りてしまう。落ち込む濱田、時生を見かねた田口ら元祖バイプレは自分たちのスタジオのSLセットを貸してあげることに。一方、菜々緒は敬愛する天海祐希と出くわす。天海はバイプレウッドに買収話が上がっていることを憂いていた。そこでバイプレウッドを愛する天海と菜々緒は一念発起、撮影所の存続をかけ署名を集めるためにバイプレウッド中の役者に声をかけはじめる。かたや濱田と時生は再び100 人の役者を集めるべく撮影を再開するが、同じスタジオには勝村政信や渡辺いっけいなど厄介な名脇役おじさんたちが大勢いて、ことあるごとに邪魔されストレスが膨らむ。そんな若い彼らを陰ながら見守る田口、松重、光石は何か秘密を隠しているようで…。主題歌はCreepy Nuts「Who am I」主題歌は、Creepy Nutsの「Who am I」。Creepy Nutsにとって自身初となる映画主題歌として書き下ろされた楽曲には、「バイプレイヤーズ」の仲間たちと、その絆にインスパイアされた前向きな思いが込められている。尚、Creepy Nutsはドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」第10話にも出演が決定している。作品詳細バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~公開日:2021年4月9日(金)出演:田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、有村架純、天海祐希、役所広司、木村多江、岸井ゆきの、北村一輝、でんでん監督:松居大悟脚本:ふじきみつ彦、宮本武史主題歌:Creepy Nuts「Who am I」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
2021年02月07日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の新キャスト、最新予告映像、本ビジュアルが4日に明らかになった。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。予告編では、元祖バイプレイヤーズたちのお馴染みの掛け合いはもちろんのこと、随所に日本を代表する"バイプレイヤーズ“達が若手からベテランまで勢ぞろい。菜々緒、有村架純、天海祐希、木村多江、岸井ゆきの、北村一輝、でんでん、役所広司といった、映画版でしか見られない超豪華なキャスト陣も出演する。映像の最後には「役所ッ! 役所ッ!!」と若手俳優陣がかけ声を出すなど、本作でしか見ることのできない夢の共演シーンが満載となっている。主題歌はラッパーのR-指定とDJ松永によるユニットCreepy Nutsの「Who am I」に決定。初の映画主題歌書き下ろしとなり、バイプレイヤーズの仲間たちとその絆にインスパイアされたという。Creepy Nutsの2人は、映画主題歌だけではなくTVドラマ『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』第10話への出演も決定した。1月29日からは『バイプレイヤーズ』公式TikTokアカウントが開設され、ドラマと連動した裏側映像や情報を配信している。現在公式YouTubeで毎週更新中の『撮影所の犬と100人の小さいおじさん』も、完全版+aとなって「ひかりTV」での配信が決定。配信は4月以降を予定している。○岸井ゆきの コメントこの度はバイプレイヤーズの仲間に入れていただき光栄です。ありがとうございます!自分の役を演じるのは難しくも楽しかったです。短い時間でしたがバイプレイヤーズの現場を堪能し、はしゃぎました。○北村一輝 コメント「何か楽しいことしたいよねー」と会うたびに言っていた漣さんに「楽しいことしましたよ」と答えたいです。漣さんの大好きだったバイプレイヤーズに出演できて嬉しく思います。○木村多江 コメント素敵な役者さんの中に入れていただけた、というだけで幸せの極み。しかし、、、木村多江役、難しい〜っ!○でんでん コメント炎天下の元大変な撮影でしたが、素敵な面々にお会いできて楽しい現場でした。○菜々緒 コメント豪華なキャストの一員になれてすごく光栄です!!○役所広司 コメントバイプレイヤーズは……、不滅です!○R-指定 コメント名作の初映画化、しかも100人の名バイプレイヤーズ、、、面白くないはずがない(笑)主題歌として参加させていただけてとても嬉しいです。一生懸命つくった曲なので、映画とともに楽曲も楽しんでもらえたらです。公開されたら僕も映画館に観に行こうと思います。○DJ松永コメント初の映画化、おめでとうございます!そしてこの作品に主題歌として参加させていただき、大変光栄です。Creepy Nutsにとっても初めての映画主題歌で、少しでも作品に寄り添えてたらいいなと思います。○松居大悟監督 コメントリーダーが願って願って、ちょっとうるさかったぐらいで。そこまで言うならって、100人以上の役者に集まっていただき、映画バイプレイヤーズ、ようやく形にできました。「それは集めすぎだよ」って言われても知らないです。足りないぐらいです!現在放送中の撮影所シリーズでは、元祖メンバーがバイプレイヤーズのバイプレイヤーポジションですが、映画は、それはもう、みんなしっかり出ています。さらに映画オリジナルキャストとして、とんでもなく素敵な方々が映画を彩ってくれました。ドラマOPの10-FEETさんやEDの竹原ピストルさんの音楽も流れる中、ドラマの向こう側の主題歌として Creepy Nutsさんに、名曲を書き下ろしていただきました。ワチャワチャした世界に優しく響く「Who am I」。今までと雰囲気が違ってびっくりしてます!映画は、ゆるいです。ゆるくて、楽しいです。ちょっとだけ、ぐっとくるかもしれません。100人の役者による100分間のお祭り。劇場でお待ちしております。大杉漣率いるバイプレイヤーズ一同のスタッフを代表して、監督・松居大悟でした。
2021年02月04日「初回から大杉漣さん(享年66)の元マネージャー役として、北香那さん(23)が登場しました。さらに作中で彼女が働く食堂の名前は、『さざなみ庵』。『さざなみ』は『漣』の訓読みでもあります。こうした大杉さんの面影を残した演出に、胸を打たれた視聴者も多かったようです」(テレビ誌ライター)1月8日からスタートした、『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)。富士山の麓にある撮影所“バイプレウッド”を舞台に、各局の連続ドラマ撮影が集中してしまったことから巻き起こる波乱ストーリーだ。視聴率争いや若手、中堅、ベテラン俳優たちの対抗や友情、また本人役だからこその“自虐ネタ”も飛び出す。シリーズ第3弾となる本作は、100名を超える個性派俳優が本人役で登場。“元祖バイプレイヤーズ”の田口トモロヲ(63)、松重豊(58)、光石研(59)、遠藤憲一(59)はもちろん、濱田岳(32)や観月ありさ(44)、MEGUMI(39)、向井理(38)など多岐にわたる役者陣が名を連ねている。大杉さんが亡くなったのは、18年2月21日。まもなく三回忌を迎えようとしている。最年長かつリーダーだった大杉さんは、シリーズ当初から共演者やスタッフたちから全幅の信頼を寄せられていたという。「大杉さんは偉ぶることなく、若いスタッフにも敬語で接する人。大杉さんを中心に、のびのびとした撮影現場だったといいます。セリフはあっても細かい決まりはなく、ゲスト参加したどの役者も『本当に楽しかった』と喜んでいました。そんな大杉さんはアイデアマンでもありました。例えば前作のオープニングで、海から登場するシーンは大杉さん発案。『どんなことでもやってみよう』と、いつも“遊び心”を大切にしていたそうです。そのような寛大さは、共演者たちの魅力を何倍にも引き出したのです」(制作関係者)■続編に意欲、「いつか映画を…」今春には、映画の全国公開も予定されている本作。シリーズ初となる映画化だが、大杉さんたっての希望でもあったという。「大杉さんは撮影中に『次作はどうする?』と聞くなど、意欲に満ちていました。また “おじさん”だけにとらわれず、様々なアプローチを考えていたそうです。100人以上も役者が登場する今作は、まさに大杉さんの思いを汲み取った作品といえるでしょう。そんな大杉さんは、『いつか映画を撮りたいね』と望んでいました。今回映画化が実現したのも、『大杉さんの願いを形にしよう』という動きから始まったといいます」(テレビ局関係者)今シリーズの決定に際して、盟友の1人である光石はこうコメントを寄せている。「バイプレイヤーズは、漣さん抜きでは考えられません。漣さん抜きでは成立しないと思ってました。 でも漣さんなら『俺出ないけど、やってよ研ちゃん』って仰るんじゃないかと思いました」愛する仲間たちがその遺志を受け継ぎ、大杉さんも喜んでいることだろうーー。
2021年01月26日桐山漣主演のドラマ「ラブファントム」がこの春、MBSドラマ特区枠にて放送決定。コメントも到着した。ホテルカフェ店員の平沢百々子は、ある夜ホテルの空中展望台で見知らぬ男と出会う。吸い寄せられるようにキスを繰り返すふたり。恋愛経験ゼロのはずなのに、その男を何度も求めてしまう百々子。ほどなくして彼が同じホテル勤務の“完璧”すぎるほどのエリートホテルマン長谷慧だと知る。その夜のキスが忘れられない百々子だったが、何もなかったようにクールで冷たい態度の長谷に戸惑う百々子。あのキスは夢か、幻だったのか――。原作は、累計300万部突破(電子版含む)のみつきかこの同名漫画。怪人と呼ばれるほど優秀で、容姿端麗、冷静でスマートなエリートホテルマン長谷慧と、不器用だが裏表のないホテルカフェ店員の平沢百々子との、キスから始まる“秘密の恋”を描いたラブストーリー。極上に甘い“溺愛系”ラブ作品の原作の魅力を凝縮して詰め込み、毎回様々な甘いラブシーンが満載。回を追うごとに甘さが増していく長谷と百々子の多様なキスシーンにも注目。そんな何事にも動じないクールな一面と、彼女には甘々な姿を見せる完璧彼氏、長谷慧を演じるのは、「おじさんはカワイイものがお好き。」への出演も話題となった桐山漣。役柄について「自分はゆったりした性格なので隙もたくさんありますし、自分とは真逆な印象でした」と語るも、「共感できるのは仕事人間なところ、僕も仕事は休むことなくずっとしていたい人なのでそこは寝れなかったり忙しかったりしても100以上を出そうとするマインドはとても共感できました」と話す。また「安全を保ちながらスタッフ、演者のみなさんと持てる力を合わせて取り組みました。百々子と出会ってからの長谷の変化や周りからは見えにくい繊細な心にもそっと寄り添ってもらえたら嬉しいです」とコメントしている。不器用だが裏表のないヒロイン平沢百々子を演じるのは、『初恋』「映像研には手を出すな!」の小西桜子。「私が演じる百々子が長谷さんと出会い、人を真っ直ぐに好きになって成長していく姿はとても魅力的」と語り、「日常を忘れさせるような甘くて刺激的なドラマを、今だからこそ楽しんでいただけると嬉しいです」とメッセージを寄せている。そして、原作者のみつきさんは「映像となり音や色、動くキャラたちに演者さんの魅力が相まって、漫画よりパワーアップした甘々さに悶えてどうにかなりそうでした笑」と感想を明かしている。ドラマ特区「ラブファントム」は春、MBSドラマ特区枠にて放送、放送後Huluにて定額見放題サービス独占配信。(cinemacafe.net)
2021年01月08日映画化&TVドラマ新シリーズの公開・放送が発表された「バイプレイヤーズ」より、第2弾出演キャストが明らかになった。元祖バイプレイヤーズの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめ、「民放連ドラ群雄割拠編」に登場する41名の出演者がすでに明らかになっている本作。今回発表されたのは、「妖怪シェアハウス」の座敷童子役が記憶に新しい池谷のぶえ、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「美食探偵 明智五郎」の富田望生、「ディアスポリス」「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の浜野謙太、主演を務める「コールドケース」の最新作が放送中の吉田羊、「あのコの夢を見たんです。」の本人役での出演も話題となった芳根京子。さらに、宇梶剛士、岡田浩暉、小木茂光、菅田俊、高畑淳子、波岡一喜、西村まさ彦、本田博太郎、本田望結、升毅、利重剛と、物語をさらに盛り上げる16名が決定。ドラマと映画合わせて、超主演級キャストから超曲者役者まで老若男女総勢100名以上が出演する本作。現在、57名のキャストが発表されたが、まだ半分。キャスト発表はまだまだ続く。<キャストコメント>池谷のぶえ憧れの作品に呼んでいただき、嬉しいです。宇梶剛士撮影現場で、知らず青年になっている自分に気づきました。岡田浩暉参加させて頂き、ありがとうございました。自分の名前の役というのも新鮮でしたが、何よりこのお話が映像としてどんな風に仕上がるのかが楽しみで仕方がありません。小木茂光沢山の学びがありました。沢山の悩みが増えました。沢山の希望が見えました。菅田俊バイプレイヤーズに光を当ててくれたのは確かに大杉漣と言う1人の怪優だった。高畑淳子バイプレイヤーズの一人として作品に参加できてすごく嬉しいです。富田望生富田望生役の富田望生さんです。と、紹介された時、あああ…バイプレイヤーズの一員になれたあああ…!と、とても興奮しました!お楽しみに!波岡一喜念願の、待ちに待った出演。漣さんとの約束がやっと果たせました!西村まさ彦ちょっと不思議な設定ドラマで、やっている方も面白かったけど、観ている方はもっと面白いと思います。浜野謙太念願のバイプレイヤーズに出られて嬉しかったです。動物園の動物になった感じで燃えました。本田博太郎好きな作品に参加させていただき嬉しいです。本田望結再び登場…やりたい放題舞台裏 お楽しみに~升毅バイプレイヤーズの世界に入れて頂き光栄に思います!今後も精進してまいります!吉田羊壮大な"お祭り"に参加させて頂き、終始楽しかったです。わっしょい!芳根京子やったー!!家族も大喜びでした!ありがとうございました!利重剛みんなとおしゃべりしに行くような毎日ですっごい楽しかったなあ。ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」は2021年1月8日(金)深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は2021年春公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月09日2018年2月21日にこの世を去った、俳優の大杉漣さん。当時、『300の顔を持つ男』という異名で知られる名バイプレイヤーとの突然の別れは、日本中に衝撃を与えました。所属事務所は、大杉漣さんの死因について急性心不全であることを公表しています。大杉隼平「どうか死を予測したり、憶測で決めつけるのはやめて」2020年10月15日、大杉漣さんの息子であり、写真家の大杉隼平(@shumpeiohsugi)さんがTwitterを更新。ネット上で大杉漣さんの死因に関して「他殺ではないか」という憶測がささやかれていることについて、きっぱりと否定しました。ネットの世界の話しからなのですが真相はと聞いてくる方がいるので書きます。父、大杉漣の死は他殺ではありません。またyahoo知恵袋で死亡日が当たったとあるようですが、人の死を予想するなんて絶対にあってはいけません。それを聞かれて家族はどう感じるかを考えてみて下さい。1人の命は重いものです— 大杉隼平photographer (@shumpeiohsugi) October 15, 2020 大杉隼平さんは、父親の死亡日を予測するコメントがネット上に書き込まれていたことから、死因を疑う声が上がっている件について「人の死を予測するなんてあってはいけない。1人の命は重いもの」と苦言を呈しました。さらに、ネット上に存在するそういった風潮について、憶測で語ることの危険性をつづります。これがいつかまた起きると考えると言わずにはいれません。それがまた誰かを叩くことに繋がることもしないで欲しいと思います。父、大杉漣は生きたくても生きれませんでした。まだまだやりたいこともあったと思います。どうか死を予想したり、憶測で決めつけるのはやめて下さい。— 大杉隼平photographer (@shumpeiohsugi) October 15, 2020 投稿に対し、ネット上では共感の声が多数寄せられました。・本当にその通り。人の死を憶測で語るなんてあってはならないことだと思います。・信じられないですね。残されたご家族の気持ちを考えると、悲しくてやりきれません。・つらい…。そういった憶測で傷付く人が減ってほしいと願わずにはいられないです。当然ですが、人の生死にまつわる過度な憶測は控えるべきです。残された遺族はもちろん、亡くなった本人の尊厳をも深く傷付ける行為といえるでしょう。必要最低限のマナーを守った上で、SNSやインターネットは使いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月16日眞島秀和主演、今井翼、桐山漣、藤原大祐の共演で贈る「おじさんはカワイイものがお好き。」の最終回が9月10日深夜オンエア。小路とケンタ、鳴戸と真純、それぞれの“友情”を讃えるともに続編を希望する声がSNSにあふれている。原作は「COMICポラリス」連載中のツトムによる同名コミック。渋く紳士的、容姿端麗、仕事もデキるイケオジだが実は「カワイイものが好きすぎる」というヒミツを抱える43歳の小路三貴を眞島さんが演じる。また小路が初めて出会ったカワイイもの好きという気持ちを共有できる相手、デザイナーの河合ケンタには今井さん。小路の同僚で会社では“ワンレンメガネ”と言われ嫌われているが、実は大の猫好きで小路の甥・真純と親交を深めていく鳴戸渡には桐山さん。少女漫画家になるという夢を抱いて日本に帰ってきた大学生で、小路の家に居候している仁井真純役に藤原さん。また小路の部下として富田望生、愛加あゆ、水間ロン。小路と鳴戸の上司・古宇東二に佐藤正和といったキャストも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では小路とケンタが一緒に進めていたオフィスリニューアルが施工を迎えようとするなか、ケンタから「しばらく小路さんと会えないです」と告げられた小路は心が晴れず、ケンタと行こうと考えていた“パグ太郎ドリームショー”のことを考えて悩む日々を過ごしていた。一方、真純のもとには出版社から漫画家デビューの話が舞い込む。鳴戸に嬉しくも不安な胸の内を明かすと、鳴戸は「俺は君の漫画をとても面白いと思った」と真純を勇気づける。会社でも鳴戸は変わりつつあった。施工当日、突如ケンタが現場に現れる。驚く小路はケンタについ意地を張ってしまい、そんな2人の様子を見て鳴戸も調子が狂う。意気消沈した小路はケンタからもらったパグ太郎のメガネ拭きをオフィスで落とし、清掃員に拾われたことから再び“ヲタバレ”のピンチに陥るが、危機を救ったのは鳴戸だった…というのが今回のストーリー。ケンタから「いつもの場所で待ってます」と連絡を受け、自らの“想い”を伝えるために走る小路。グッズショップで再会した2人は公園へ。「小路さんに嫌われたくなくて…」と自らの内に秘めた想いを明かすケンタに、「嫌いになったりしない!俺はケンタ君が好きだから」と返す小路。そんな小路にケンタも「俺も、小路さんが好きです」と答え、2人は固く握手を交わすとパグ太郎ドリームショーへ向かう…。2人の熱い“友情”に「私もあんな風な同じ熱量持った同志が欲しすぎる…」「価値観が一緒ってやっぱり良いな。俺もそんな人に出逢いたい」「小路課長とケンタ君の友情に涙だよー私もこんな素晴らしい友達がほしい」とSNSには感動の声が続々と上がる。一方、鳴戸と真純の“友情”には「桐山漣、可愛すぎる………wwwそれを見守るますみちゃんも可愛かった」「鳴戸さんと真純ほわほわでかわいいよ」など“かわいい”という反応が多数。「是非またおじかわ続編製作して欲しい」「あと30話位やって欲しい」といった続編を希望する投稿とともに、カワイイもの好きなおじさんたちの友情を讃える声がネットに満ち溢れていた。(笠緒)
2020年09月11日眞島秀和主演、今井翼、桐山漣、藤原大祐らの共演で贈る「おじさんはカワイイものがお好き。」の4話が9月3日放送。小路とケンタの切ない“別れ”と鳴戸の“短パン”コーデに視聴者の反応が集まっている。本作は渋くて紳士的、容姿端麗、仕事もデキる…けど「カワイイものが好きすぎる!!」主人公の小路三貴を眞島さんが、小路の“同志”となるデザイナーの河合ケンタを今井さんが、小路にライバル心を抱いているネコ好きの鳴戸渡を桐山さんが、密かに少女漫画家になることを夢見る小路の甥・仁井真純を藤原さんがそれぞれ演じ、「カワイイものが好きすぎる」というヒミツを抱える“おじさん”たちの交流を描くおじカワコメディドラマ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ケンタは小路が元妻の武林(山本未來)のことを隠していたことにモヤモヤした感情を抱いていた。そんななか小路はケンタから「来月一緒にコラボカフェに行こう」と誘われ、出張先でケンタが購入してくれていた“仙台限定政宗公パグ太郎”のリストバンドをもらい喜ぶ。小路はお返しにと“パグ太郎ドリームショー先行体験”に応募することを思い立ち、ケンタに誘いのLINEを送るが、部下たちの会話で知った“送信取り消し”機能を思い出し、当選したら“サプライズ”で驚かせようとするが、ケンタの方は “送信取り消し”の表示を見て不思議に思っていた。一方、鳴戸は公園で猫と戯れる真純と出会う。真純と打ち解けた鳴戸は2人で原宿に買い物に行くことに…というのが今回のおはなし。小路とケンタのすれ違いと真純と出会って変化する鳴戸の姿に注目が集まった今回。自らの“好きなもの”を隠すための嘘を小路に聞かれたことで、少しづつギクシャクしていた関係が加速。ラストで小路に「当分会えない」と伝えるケンタの姿に「私の心に穴が空いてしまった…切ないつらい…別れ」「今生の別れみたい」「短い間だっけど楽しかったです、って、別れの言葉??」など、視聴者からも切ない想いがSNSに投稿されていく。小路とケンタに距離が生まれる一方、真純との出会いでこれまでの性格から一変、笑顔と優しさが芽生えだした鳴戸には「鳴戸さんすごい笑顔……」「なるとさん可愛すぎん?」「ただのイケメンやんワンレン眼鏡」などの声が。特に真純と共に原宿に行き“ネコが寄ってきそうな短パン”を購入するシーンには「鳴戸さんの短パンコレクションwith真純くんが見ていて凄く楽しかった」「原宿の短パンコレクションは爆笑」などの反応も多数寄せられている。(笠緒)
2020年09月04日「気象予報士に決まったときは、この上ない喜びでしたね。もともと亡き父が番組を見ていたので、母もすごく喜んでくれて。僕以上に周りが嬉しかったみたいで、そのことに幸せを感じました」こう語るのは、現在「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系列で月~金あさ8時から放送中)で気象予報士を務めている片岡信和(34)だ。08年に「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオンブルー役でデビューした彼はこの春から、再びテレビ朝日の“朝の顔”を務めている。もともと20歳の頃から俳優として活躍してきた片岡。自然災害で自身の作品がお蔵入りとなり、「芸能の仕事は平和じゃないと成り立たない」と痛感。そして、予報士を志すことになった。「災害が起こるとテレビや新聞で『今できることをみんなで頑張ろう』って言われますよね。でも自分の場合は作品が日の目を見ないと、何もできないで終わるんです。それが悔しくて……。芸能以外でも人の役に立つ仕事がしたいと思い、予報士のテキストを手に取りました」そして2年もの勉強の甲斐あり昨年3月に資格を取得!そんな彼にとって本格的な予報士の仕事は今回が初となる。「モーニングショー」は昨年度の世帯平均視聴率が9.6%、民放のなかでは同時間帯の首位を4年連続で独走している(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。人気番組に起用されたことで、当初は緊張していたと片岡は明かす。「決まった当初から手が震えて、喉が渇くようにもなって。番組スタッフの方と会うようにもなり、ウェザーセンターでテロップに合わせて話す練習もしていきました。すると『知識だけでなく伝える練習も必要だ!』と気づいて、まぁ自信はなくなりましたね(笑)。放送初日は膝が震えたり、指揮棒で丸を書こうとしても菱形になったりしてました」しかし片岡は「今は落ち着いて天気を伝えているので、説得力が増していると自負しています」と話す。成長の陰に新型コロナウイルスでの“修行期間”が影響しているようだ。「番組に参加してから2週目で緊急事態宣言が出ました。気象コーナーは別のスタジオで撮影することになって、1人で予報を伝えることに。共演者の皆さんとも画面越しに会話をしました。それが4月、5月と続いて心細かったのですが、『僕がトチったら誰も助けてくれない』って必死でした。すると、久々にスタジオに戻って予報コーナーをした時に落ち着いて話している自分に気づいたんです。今思えば、その2ヵ月が修行期間になりました」修行で培ったものは、7月初旬に九州や東海地方を襲った豪雨災害の際にも活かされたという。「普段の天気予報とは別に時間を作って、しっかり解説をしました。予報士になって初めての災害なので、『伝えよう』という責任感もすごく強くて。時間内に必要な情報をどれだけ伝えられるかを意識して、本番は舞台に上がるような気持ちでした。するとコーナー終わりに羽鳥慎一さん(49)が『ありがとうございました』って言ってくれて、救われたような気がして……。羽鳥さんは大きな船のような人。隣に立ってくれるだけで安心感を覚える方です」いっぽう片岡は予報士だけでなく、俳優としてもさらなる飛躍を目指している。そこには18年2月に亡くなった大杉漣さん(享年66)の影響があるようだ。片岡と大杉さんは「京都地検の女」や「広域警察9」(ともにテレビ朝日系)といった人気シリーズで共演している。「役者としてはもちろん、漣さんの人柄が大好き」という彼は、こんなエピソードを話してくれた。「演技に悩んだとき、漣さんに『芝居がわからなくなりました』と飲みの席で言ったことがあるんです。漣さんは具体的なアドバイスではなく『僕もね、こういうことがあってね』って自分の失敗談をたくさん話してくれて。すると、胸につかえていたものが自然と取れていったんです。『話してよかった』と思ってたら、お開きの時に漣さんが『でもね、これだけは言えること。僕は、君のお芝居が好きだよ』って言ってくれたんです。その言葉がキッカケで、芝居がさらに好きになりました」片岡は「役者も予報士も伝える仕事」と語る。最後に、こう意気込んだ。「役者は思いを、そして予報士は天気を伝えます。“相手に届ける”という点は一緒だと考えています。漣さんが僕に必要な言葉をかけてくれたように、予報士として視聴者の皆さんに必要な情報を届けたい。仕事のジャンルを問わず一生懸命伝えることが大切だと思います。これからもっと、役者として予報士として頑張りたいです!」
2020年07月29日俳優・三浦春馬さん(享年30)出演の新作ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)がお蔵入りの危機にあると7月19日に報じられた。松岡茉優(25)主演で、三浦さんは松岡演じる主人公と同居するおもちゃメーカーの御曹司を演じていた。今月14日には三浦さん自身もInstagramでクランクインを明かし、《キャスト、スタッフ一同、テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!》とつづっていた。しかし日刊スポーツでは「TBSはスポンサーも決まっているし代役を立ててもやりたい。ただ、現場は状況が状況なだけに、続けるのは難しいのではないか」との関係者コメントとともに、最悪の場合はドラマ自体がお蔵入りになることもありうると伝えていた。そのため、ドラマの公式Twitterアカウントには放送を願う悲痛な声が続々と集まっている。《このドラマは三浦春馬さんが出演すると知ってずっと楽しみにしていました。お願いです、途中まででいいので放送してください》《最後の最後まで撮影に挑んだ三浦春馬さんの勇姿をTVで見たいのでどうかお蔵入りだけにはしないでください!!》《撮影ができてるところまでは春馬くんのままで放送して欲しいです。もう1話の途中で慶太が変わってもいいから。春馬くんの最期のドラマがこれだから。お蔵入りにしないで…》局側の心配とは裏腹に、これまでも多くの芸能人の遺作は「最後の演技を見届けたい」というファンの熱い思いから注目を集めてきた。3月に亡くなった志村けんさん(享年70)は、朝の連続テレビ小説「エール」(NHK総合)に出演していた。5月に初めて登場したところ、平均視聴率は関東地区で21.2%を記録。これは初回放送と同じポイント数であり、注目度の高さがうかがえた。また樹木希林さん(享年75)が亡くなった直後の18年10月に公開された映画「日々是好日」は、公開1ヵ月ほどで興行収入10億円を突破した。当時の動員数は累計で88万人、公開館数も230館にまで拡大。同年11月に行われた「大ヒット御礼舞台挨拶」で大森立嗣監督(49)は、「こんなにお客さんが入った映画を作ったことがない」と漏らしていた。大杉漣さん(享年66)の最後の主演映画である「教誨師」も18年10月に公開されると、規模を拡大していった。大杉さんが亡くなってからちょうど1年目となる19年2月21日時点で、公開館数は82館。興行収入も6,000万円突破というロングランヒットを記録した。《いろいろ事情はあると思うけど、三浦春馬くんが最後までやっていた仕事はすべて見せてほしいなと思う。春馬くんは最後まで頑張っていたのだから。お蔵入りなんて悲しいよ》Twitterでは、こんな声も上がっていた。「おカネの切れ目が恋のはじまり」は、三浦さんの生きた証を視聴者に届けることができるのだろうか。
2020年07月22日今井翼、桐山漣、藤原大祐が、この夏スタート予定の眞島秀和主演ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」に出演することが決定した。ダンディで仕事もデキるイケオジ課長・小路三貴のヒミツは、カワイイものが好きすぎること。本作は、そんなヒミツを致命的な機密のように抱えながら生きる、眞島さん演じる小路の葛藤と同志たちとの交流を描くおじカワコメディドラマ。今回出演が明らかになった今井さんが演じるのは、心の底では誰かと一緒に「好き」な気持ちを共有したいと夢見ていた小路が初めてヒミツを共有する相手、デザイナーの河合ケンタだ。ダンサーのようなチャラい出で立ちながら、小路と同じくカワイイもの好き。推しキャラは「くまのがっこう」のジャッキー。推しキャラに愛を注ぐ2人の微笑ましい姿は必見。「見た目に反して、純粋にかわいいキャラクターを愛しているというギャップを持ったケンタを楽しんで演じたい」と意気込む今井さんは、「自分が好きなものを純粋に好きだと言えることの素晴らしさを、皆さんに楽しく感じていただければと思います」とコメントしている。また、社内で人気者の小路に一方的にライバル心を燃やす鳴戸渡役を桐山さん。アメリカ帰りの大学生で小路の家に居候することになる甥・仁井真純役を、昨年俳優デビューしたばかりの藤原大祐が演じる。陰で“ワンレンメガネ”と言われて嫌われているが、実は大の猫好きという一面を隠し持つ営業課長を演じる桐山さんは「小路さん達に仕事場にかわいいものは必要ないと言い続けるが、本人の裏の顔は猫が大好きで猫カフェに通うほど。小路さんをライバル視するあまり嫌味なやつになってしまうところがあるが、孤独で本心は友達がほしかったり猫に好かれたい願望があったりと憎めない可愛いところもあります」と役どころを明かし、「小路さんやケンタと一緒に仕事をすることになり仕事仲間と助け合うことを学んだり、真純と知り合うことがきっかけで友達の素晴らしさを学んだり鳴戸の成長も見られます」と見どころも語っている。「小路さんはカワイイものが好きであることを隠していますが、実は真純も少女漫画が大好きで漫画家を目指していることを隠しています」と話す藤原さんは、「小路さんとの何気ない会話の中で真純は物語の核心を突くような一言をぽろっと口にするので、是非注目して観て頂きたいです」とコメントした。ドラマでは、小路、ケンタ、鳴戸、そして真純らカワイイもの好きな男たちが時にぶつかり、時にすれ違いながらも少しずつ心の距離が近づいていく。プラチナイト 木曜ドラマF「おじさんはカワイイものがお好き。」は夏、毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送予定(※全5話予定)。(cinemacafe.net)
2020年07月01日5月14日の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で「特別編集版!ゴチ20年分の涙と笑いの名場面大放出!永久保存2時間SP」が放送された。かつてゴチメンバーとして活躍し2018年2月21日に急性心不全のため66歳で亡くなった俳優・大杉漣さんの映像が公開され、大きな反響を呼んでいる。番組では大杉さんがゴチお馴染みの学ラン姿でサンシャイン池崎(38)の自己紹介ギャグを全力で披露する様子や、2週続けてのピタリ賞獲得などのVTRを放送。現ゴチメンバーと共に、大杉さんの名シーンを振り返った。この日の番組にリモート出演し、大杉さん急逝後に後継として「ゴチ」加入した田中圭(35)は「漣さんの後に入ったので、絶対に初年度はクビになっちゃいけないと(思っていた)。遺志を受け継いで、ピタリ賞を取りたいですね」と改めて決意を語っていた。また大杉さんの息子で写真家の大杉隼平氏(37)も、番組終了後にツイッターを更新。「ゴチになりますを見て、久々に父、大杉漣の声を聞いた。番組の出演が決まった時『新しいことは何歳になっても不安だけど、挑戦したい』と言っていた。そして現場でお会いする方々からいつも元気を頂いていたのだと思います。本当にありがとうございます」とコメントし、番組に対しての感謝を綴っていた。久々の大杉さんの姿にネット上でも多くの反響があり、リアルタイムトレンドで“大杉漣”がランクイン。久々の再開を喜ぶコメントが殺到した。《大杉漣さんとの久々の再会…懐かしい姿を見れてたくさん笑って泣きました…》《大杉漣さん、サンシャイン池崎のネタをやってたんだ!全力でやってたのが格好良い!》《ぐるナイでいっぱい漣さん見れた!嬉しかった!!漣さんがいた時のゴチが1番好きだわ!漣さんは伝説のゴチメンバーだ!!》5月19日には大杉さんを特集したムック「文藝別冊『大杉漣 あるがままに』」が発売予定。大杉さんの役者としての活動を紹介するほか、過去親交や共演があった笑福亭鶴瓶(68)や松重豊(57)など豪華著名人のメッセージも収録されている。ネット上では、没後2年経っても色褪せない名バイプレイヤーの大杉さんの存在を惜しむ声も多数上がっていた。《幾つになっても挑戦…人生一生勉強ですね。私にとってお手本となる大杉漣さんの生き方でした…ありがとうございました》《大杉漣さんがTVで映ってとても嬉しくなりました! 優しい漣さん大好きでした…まだまだドラマ映画等々で観ていたかったな…イナクテ寂しいです…いつも明るく一生懸命で遊び心を持ってる大杉漣さん。私の心にずっと残る無二の俳優さんです》
2020年05月15日えすとえむの漫画のドラマ化「いいね!光源氏くん」に中将役でレギュラー出演中の桐山漣からコメントが到着した。「源氏物語」の中で雅の世に生きていた平安貴族・光源氏が、全く世界観の違う現代に出現。こじらせOL・沙織は、そんな光源氏をヒモ同然のように住まわせることになる。最初は違和感を覚えつつも、徐々に光の存在に癒されていく、ゆる~く笑えるいけめん居候コメディ。桐山さんが本作で演じているのは、源氏物語の登場人物で光の義兄・中将。周りからちやほやされる光に対抗心を燃やし、光の恋の競争相手になろうとするが良き親友でもある。そして、都落ちした光を励まそうと須磨へむかう途中、異変に遭遇する。そんな中将は、明日放送の第四絵巻より本格的に登場。千葉雄大演じる光源氏がどこかへ消えてから意気消沈の日々を送る沙織(伊藤沙莉)は、ある日、狩衣姿の男の後ろ姿を発見。光かと思い喜んで抱きつくが、見も知らぬ男(桐山さん)だった。しかし、沙織はもしかしたら光の居場所が分かるかもしれないと思い、しばらく家に居候させることに…というストーリー。桐山さんは「中将はヒカルと同じ平安貴族ですがヒカルより現代に馴染むのが早かったり、相手の心に敏感だったり、豹柄が妙に好きだったりと同じ時代の人間でもこうも違うのかと個性や性格の違いを楽しんでもらえるのではないかと思います」と演じるキャラクターについて説明。また「源氏物語の中の人でも人は人。とにかく人としての葛藤や現代での生き様を丁寧に演じさせてもらいました」と撮影をふり返り、「中将の登場で第四絵巻(四話)から物語がさらに加速していきます、お茶の間の皆さまにもゆったりとした気持ちで笑って楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。「いいね!光源氏くん」第四絵巻「らいばるにご用心?」は4月25日(土)23時30分~NHK総合にて放送。再放送:5月2日(土)午前1時5分~(金曜深夜)。(cinemacafe.net)
2020年04月25日