ソン・ガンホ&ピョン・ヨハンが日本のファンに語る「サムシクおじさん」の見どころと魅力
同じ演技をする、また、俳優同士、共演者同士で、「アンサンブル」をするという部分は同じだと思います。
ですが映画は2時間という目安があって、その時間内に物語を凝縮して作る一方、ドラマは長いストーリーで長い息を持って視聴者のみなさんに作品を届けることになります。ですから映画よりは、ドラマの方がより繊細な表現ができる側面はあるんじゃないかなと思うんです。
――新たな発見という点では、繊細な表現ができる、ということでしょうか?
ソン・ガンホ:そうですね。映画は、インパクトが強く圧縮された表現をする一方で、ドラマは視聴者のみなさまにもう少し「繊細に長い息を持って伝える」という面では、やっぱり効果的に伝えやすかったりします。ですので、映画とドラマはもともとの“特性”が違うんじゃないかなと感じました。
また、ソン・ガンホが演じた“サムシクおじさん”パク・ドゥチルとともに、自国を豊かにするため奮闘する、アメリカ帰りのエリート青年キム・サンを演じたピョン・ヨハン。ドラマの中でも2人の絆や関係性も見どころとなっており、ソン・ガンホと共演シーンも多かった撮影についてピョン・ヨハンがふり返っている。
――ピョン・ヨハンさん、ソン・ガンホさんとの共演シーンで一番記憶に残るシーンはありますか?
ピョン・ヨハン:サムシクとキム・サンは、壮大な計画の元で手を組むことになるんですね。