恩師との再会で青春をふり返る…台湾映画『台北アフタースクール』7月公開
青春時代に誰もが悩みを抱えていたであろう恋愛や家族、友情といったテーマについて探求しながらも、高校生らしい悪ふざけや日本文化の影響を感じさせる演出、レスリー・チャンの「Monica」に合わせて踊るシーンなど楽しめる要素も多々あり、見どころ満載の一作となっている。
ラン・ジェンロンは、ドラマ「アウトサイダー~闘魚~」や「僕らのメヌエット」などで、俳優としてよく知られており、監督を務めるのは世界の批評家から高い評価を得た初監督作『ぼくの人魚姫』に続き、今作で2作目となる。
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主演を務めるのは、台北映画祭の期待の新星を選ぶ「非常新人(SUPERNOVA)」プロジェクトに選ばれた、ジャン・ファイユン、チウ・イータイ、そして映画『ひとつの太陽』で金馬奨の主演男優賞にノミネートされたウー・ジエンハー。ほかシャーリーズ・ラムやホウ・イエンシーなど、新進気鋭の俳優から実力派俳優まで多彩な俳優陣が集結。
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第36回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門に出品、台北映画祭2023のクロージング作品としても上映され、注目を集めた。観客の多くが自身の青春時代の記憶とリンクさせながら楽しめると同時に、登場人物らと一緒に、忘れかけていた“大切な何か”を思い出すことができる一作となっている。