親友3人組のやりとり、「ちょっとした違和感」に共感『HOW TO HAVE SEX』トーク付き特別試写会
それからついつい辛辣なことを言ってしまうスカイは誰にでもちょっとずついるタイプ」と小谷さんは分析。
すると、スカイについて「でも彼女のようなタイプのよかれと思ってやってくるおせっかいのおかげで一歩踏み出せることも確かにある」とYUUKIさん。「そこに(タラと)価値観の似ている優しいエムが出てきて救われる。3人の絶妙なバランス」と話した。
同調圧力の「描き方がめちゃくちゃリアル」
一方で、彼女たちの視点から映る男性の描かれ方について、小谷さんが「男性側も描くのは必要なこと。全編を通して気まずくなりたくない、楽しい場に水を差したくないと(男女問わず)みんなが思っていてリアルだなと思いました。それが空気に流されるというか同調圧力につながることにもなるのかな」と指摘すれば、YUUKIさんは「劇中に出てくる男性は自分の悪くないほうにスルスルと逃げていくけど、男性は男性で自信がないからなんだと思う。でも女性も自信のないところがあるから、流れを全員で作ってしまう。
その描き方がめちゃくちゃリアルでした」と、その現実味を指摘する。
ほかにも印象的な音楽について「絶え間なく重低音の音楽が流れていると深く考えられなくなっちゃうのかなって。