『Ryuichi Sakamoto | Opus』監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』公開
短編映画『The Chicken』、コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』で世界中の映画祭から注目を集めた新鋭、空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』が公開決定。
いたずら好きで常に楽しいことだけをしていたいユウタとコウは、幼なじみで大親友。毎日が楽しければいい、そう思っていた。しかし高校卒業と進学を控え、身の回りに起きている出来事がきっかけで、コウは社会における自分の立ち位置について考えるようになる。
そんなある晩、いつものように学校に忍び込んだ2人。そこでユウタはあるとんでもないいたずらを思いつく。翌日いたずらを発見した校長は大激怒、学校に四六時中生徒を監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展してしまう。それに対する生徒たちの反発運動も巻き起こる中、ユウタとコウの関係もぎくしゃくし始め――。
空監督は、東京とニューヨークの2拠点を活動軸とし、短編映画、ドキュメンタリー、PV、アート作品、コンサートフィルムなどジャンルレスに多くの作品を手掛けてきた。
本作は、幼なじみで大親友の2人が、高校卒業を控え、自分自身と向き合うようになり、なんとなく一緒だった関係から少しずつ変化していく、友情の揺れ動きや葛藤をエモーショナルに描いた青春映画。