ソン・ガンホ、役所広司と対談実現「今日の衣装は『孤狼の血』をイメージ」『PERFECT DAYS』が韓国公開
と話す。
役所さんは「俳優人生のなかで、あれほど自分の顔がスクリーンに大写しになったのは初めてで、目線をそらすこともできず、カメラを見つめなければいけないというのが少し照れ臭かったですね」と吐露。
「ト書きには“バックミラーに平山の目に涙が見える、でも悲しそうではない。これから自分が選んだ仕事に向かう”というような詩的な文章が書かれていました。撮影の前に監督に『涙を見せたほうがいいのですよね?』と聞いたら、『泣かなくてもいい。でも泣いた方がいいかな』と言われて、『じゃ、頑張ります』と言って、やりました。本編と同じように『Feeling Good』を流しながらの撮影だったので、歌っているニーナ・シモンの魂が影響していると思いました」と撮影時をふり返った。
ちなみに『殺人の追憶』の伝説的なラストシーンでのポン・ジュノ監督からの指示について、ソン・ガンホは「もっと歳月を経てからでないと言えないです。
役所さんにだけ、裏でお話しします」と2人の秘密にしていた。
役所広司×ソン・ガンホ、お互いの出演作で好きなのは…?
役所さんは悩みながら、「初めてソン・ガンホという俳優をみたのが『シュリ』(1999)