ソン・ジュンギ「この映画を選んで良かった」『このろくでもない世界で』インタビュー&メッセージ動画
本当にいい映画を作りたいという気持ち、映画らしい映画が作られているという確信が持てた。満足度をあげるとしたら93点くらい?心の中では89点くらいの感覚だったが、カンヌまで来たから4点追加!!(笑)俳優にとって最高の贈り物はいい作品に出会うことだという当然の事実を改めて実感した作品だ」と自信をのぞかせる。
初めてのカンヌについて話が及ぶと、「正直『まさかカンヌに行けるの?』と思っていた。本当に苦労して撮影した、自分の中でとても大切な作品なので、大きなプレゼントをもらった気分だ。特に未来の巨匠を紹介する、ある視点部門に招待されてとても嬉しい」と喜びを爆発させた。
本作をカンヌで初めて観るためにそれまでは控えていたというソン・ジュンギ。カンヌの熱気に満ちた会場で世界の映画ファン等と共にワールドプレミアを終え、「台本を読んで感じた感情よりも深く表現されていて満足している。特に湖のシーンでヨンギュが後ろからチゴンの耳を見つめる表情を見る時、“この台本を読んだ時に感じた感情が合っていたんだな”と確信し、“この映画を選んで良かった”と思った。
全てのスタッフと俳優たちに感謝し、この映画が沢山愛されることを願っている」