【レビュー】待望の日本初配信「ピラミッドゲーム」新鋭俳優たちが織りなすダイナミックな関係性に注目
日本上陸を待ちに待っていた韓国ドラマ「ピラミッドゲーム」(全10話)がABEMAにて日本初・独占配信中。7月24日(水)にはクライマックスを迎える第9話、第10話が配信される。
女子高校のクラス内で行われる<ピラミッドゲーム>による序列化と、“いじめ”という名の陰湿な暴力が描かれる本作。「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」や、学園版「D.P.」といわれた「弱いヒーローClass1」、今年配信された「ヒエラルキー」など、同様のテーマを扱う韓国ドラマは増えているが、「学校は社会の縮図」と繰り返す本作は誰もが当事者にも傍観者にもなる危うさとともに、友情の根源的な強さを映し出している。
韓国国内向けの配信サービス「TVING」で2月29日から3月21日まで配信された本作は、TVING週間有料加入機会数1位を記録するなど大ヒット。アジア地域には香港の「Viu」、欧米圏を中心に「Paramount+」を通じて世界配信もされ注目を集めた話題作だ。
最近では「ソンジェ背負って走れ」をはじめ、「ユミの細胞たち」「酒飲みな都会の女たち」などブームを生んだヒット作を配信してきた「TVING」は、名作を多数世に送り出すCJ ENMやSLL(旧JTBCスタジオ)