【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」4話 “緑の魔女”オーブリー・プラザが最高!
正体を隠す呪文「シジルをかけた?」と不安げな少年に、「名無しでも人柄は伝わる」と励ます。
そんなとき「彼は息子じゃない」とバッサリ言い捨てるのが緑の魔女/リオ・ヴィダルだ。
リオはどうやら死体を求めているよう。彼女が降臨するために、シャロンは利用されたのかもしれない。アガサの息子と禁断の魔法書ダークホールドを引き換える役目をリオが担ったかのように匂わす発言もあった。
何より、明らかにアガサとただならぬ関係である。ジェンも思わず電話番号が知りたくなってしまう魅惑的で、危険なリオ。がぜん今後の旅路が楽しみになってきた。
残るは土と風の試練だろう。『オズの魔法使』のように、巨大な竜巻にでも乗ってどこかへ連れて行くのだろうか。思えば、アリスは臆病なライオンのようにも見えるし、ハートのないブリキはドライなところがあるジェニか?ならば、知性がほしいカカシはリリアなのか。
母娘の愛が鍵になった火の家でリリアが扮したライザ・ミネリは、『オズの魔法使』でドロシーを演じたジュディ・ガーランドの娘だ。「魔女って損。世間には誤解やデマがあふれている」と何度もこぼすリリアは、特異な女性への偏見や差別、迫害を嫌というほど見聞きし、自身も体験してきたことだろう。