くらし情報『上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る』

上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る

上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る

監督は本作が生まれたきっかけを、「周囲から期待される男性らしさ」に違和感を持ち、それについて語りたかったからだという。「人生に求めているものが周りから求められているものと違うという経験をずっとしてきました。それについて語りたいと思いました。家父長制、それぞれの欲望、そして欲望を抑圧することの代償について、映画を作りたいと思いました」と語る。


上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る

「クイアな人々が出てくる物語を語りたかったのです。ストレート、クイア、トランスジェンダー、みんなが共存しているストーリー、インクルーシブ(多様性を認め合う)な映画が作りたいと思いました。お互い影響しあっているのが真実、自分とあの人は違うと思っていても、理解して受け入れるというアイデアが大切なことだと感じたのです」と本作に込めた思いを明かす。

上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る
「家父長制が人々から欲望や幸せ、喜びを奪い取っていると思いました」という監督は、「父と未亡人とのエピソードは、実際に親戚の中で起こったことです。パートナーをなくして何年もたち、宗教的にはどんな年齢でも結婚したほうがいいと推奨しているにもかかわらず、70代にもなると社会的に嫌がられる」と話し、感情に影響を与えたエピソードを映画に盛り込んでいったという。

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