くらし情報『上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る』

上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る

自ら手掛けた脚本は18稿目でようやく完成した。「最初はコロンビア大学院にいて、パキスタンから距離があったのがよかったのです。その距離があったから、キャラクターをより真実味を帯びて、書くことが出来たと思います」と言い、さらに「故郷に戻って新しい洞察が生まれました、当初の子供っぽい怒りに、共感や新たな理解を織り交ぜ、書き直せました」と監督。

上映禁止命令から支援、公開へ「インクルーシブな映画が作りたかった」『ジョイランド』監督語る

だが、パキスタンでは公開1週間前になって上映禁止命令が下されてしまう。映画完成後にエグゼクティブプロデューサーとして参加したマララ・ユスフザイが声を上げてくれた。

「上映禁止になった後、記事を書いてくれたりSNSへの投稿をしてくれ、他のアクティビストといっしょに声を上げてくれました。それ以前には、パキスタンのアクティビストが上映禁止に声を上げてくれ、何週間にもわたるキャンペーンによって、禁止は解かれました」とふり返る。

そうして無事上映された映画の反応は、「インド、パキスタンは自分たちのことが描かれているということで、個人的なレベルで共感度が高かった」という。
「驚いたのはフランス。100万ドルの売り上げがあり商業的に成功しました、キャストも無名で、文化も全く違うのに、それだけ成功して驚きました。

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