【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」7話、“西の魔女”や“マレフィセント”姿で次の試練へ…ある魔女が死と手をつなぐ
が直面しているタロットの試練、ジェン(サシーア・ザメイタ)との地下道、そして第3話の試練で幻覚に現れた恩師・マエストラと話した若き日…とリリアの最後の精神の旅が主軸に描かれた。
彼女が目にした“未来”はいずれ今後のエピソードで明かされ、鍵になるだろうとは踏んでいたが、見事にパズルの断片が1つずつ収まっていく。
テンポよく紡がれ、絡まりが次第にほどかれて1本の糸になっていくタイムラインとキャラクターの成長、なにより巧みな場面の切り替えは映像作品として見応えがある。大ベテランといえるリリア役のパティ・ルポーンの熱演は特筆すべきものだ。
今回は、圧倒的なセットの中世風の城の中で『オズの魔法使』の「西の魔女のモデルは私」と嘯くアガサをはじめ、コスプレも見どころとなった。
ビリー・マキシモフは「頬骨が出ているから似合う」と満足げなマレフィセント。そういえば、アンジェリーナ・ジョリーがマレフィセントを演じた際も角張った頬骨を特殊メイクで作りあげていた。
また、ジェンは毒リンゴを作った「白雪姫」の魔女。魔女だらけの本作のエンドロールにも姿があった。
そして、リリアが扮したのは『オズの魔法使』エメラルドシティの南の魔女、よい魔女として知られるグリンダ。