くらし情報『小堺一機が2010年の映画界を喋り倒す! 「ベスト・オブ・ベスト」特別番組を収録』

2010年11月23日 00:38

小堺一機が2010年の映画界を喋り倒す! 「ベスト・オブ・ベスト」特別番組を収録

そこには興行者としての苦悩も…?

続いては今年の映画界を席巻した“3D映画”が俎上に。『アリス・イン・ワンダーランド』、『トイ・ストーリー3』といった作品が100億円を超えるメガヒットを記録したが、番組では最新の3D技術についての解説。特に、歴史的大ヒット作となった『アバター』におけるジェームズ・キャメロンの、いち早く最新技術を取り入れるセンスに関しては小堺さん、渡辺さん、田部井さんから絶賛の声が寄せられた。

さらに、話題は日本映画へ。寺島しのぶ(『CATERPILLARキャタピラーー』)や深津絵里(『悪人』)といった女優陣が海外の映画祭での受賞するなど、日本映画、日本人俳優の活躍が目立ったが、海外での邦画の受け入れられ方の変化や傾向について鋭い指摘が飛び出す。また、『告白』や『悪人』といった、決して明るく後味がよいとは言えない作品が、見事にヒットを飛ばした背景について“時代の空気”をキーワードに興味深い論考がそれぞれの視点でなされる。

日本映画といえば、今年は時代劇が数多く公開されるが、田部井さんは「映画の興行を支える中高年やシニア層のニーズに応えた結果」と興行的な視点で解析。一方、渡辺さんからは「時代劇(の俳優)

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