宮沢りえ&尾野真千子&蒼井優&広瀬すず、“四姉妹”の葛藤あらわに「阿修羅のごとく」場面写真
の主人・貞治とのうしろめたい関係を切るに切れず、密会を重ねる間柄を続けている。
■次女・里見巻子(尾野真千子)
「どこで誰といるか、うすうす知ってるのよ。
でもね、あたし、黙ってるの」
次女・巻子は、会社員の夫・鷹男と、長男・宏男、長女・洋子の4人で暮らす専業主婦。一見幸せそうに見えるが、鷹男の浮気を疑いながらも何事もないように日々振舞っている。
■三女・竹沢滝子(蒼井優)
「キレイじゃないわ、あたし」
三女・滝子は、都立図書館に勤める司書。四女・咲子(広瀬すず)とは顔を合わせれば口喧嘩ばかりで犬猿の仲。父の不倫調査のため依頼した興信所の勝又に惚れられるも、恋愛経験に乏しく、素直に気持ちを受け入れられないでいる。
■四女・竹沢咲子(広瀬すず)
「そりゃ、あたしは子供ン時から、ずっとミソッカスだったわよ」
四女・咲子は、喫茶店でウエイトレスとして働きながらチャンピオンを目指すボクサー・陣内を献身的に支えている。そして、幼い頃からみそっかす扱いされてきた、自身の“周囲の人間を見返したい”という望みを彼に託している節もある。
初解禁となった場面写真からも、彼女たち四姉妹が織りなす、現代の新たな「阿修羅のごとく」