『ノー・アザー・ランド』パレスチナの現実と連帯する青年たちの場面写真一挙解禁
ベルリン国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞と観客賞W受賞の『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』から、破壊されるパレスチナの村や、連帯するパレスチナとイスラエルの青年の姿をとらえた場面写真12点が一挙に解禁となった。
本作の舞台となるのは、ヨルダン川西岸のパレスチナ人居住地区<マサーフェル・ヤッタ>。
解禁となった写真では、イスラエル軍や入植者による破壊と占領が続くマサーフェル・ヤッタの村の様々な光景、監督のひとりであるバゼル・エイドラが軍の兵士に襲われる緊迫の場面。
彼が村人たちとデモを行う様子などとともに、同じく監督のひとりであるユーバール・アブラハムと車で笑顔を向け合う様子も。
また、イスラエル人として当初は疑念の目も向けられていたユーバール・アブラハムが、村人たちと村の今後について語り合う様子も切り取られた。
併せて、マサーフェル・ヤッタで撮影された監督4人の写真も公開に。
(左から)バゼル・エイドラ、ユーバール・アブラハム、ハムダーン・バラール、ラケル・ゾール
バゼル・エイドラ、ユーバール・アブラハム、そしてハムダーン・バラールはバゼルと同じくマサーフェル・ヤッタ在住の写真家・映画監督・農家で、本作に出演。